2010年02月01日
声のかけ方
今朝の緑地公園である。湿った空気に寒さも和らいでいる。昼頃から再び雨が降るらしい。
1泊2日の団スキー訓育が無地に終わった。
怪我やトラブルもなく全員が帰着できたことに一安心。
副長が着任して最初の宿泊行事だったが、時間をかけての打ち合わせもできないまま突入したことが反省点である。
行動スケジュールに合わせて、やるべき事や注意・留意点を並べたマニュアルは今回も作った。コレが全てではないが私なりの考えや思いを伝え、我がビーバー隊を安全に引率するのには必要だと思っているからだ。
副長はコレをちゃんと理解してくれているし、細かな部分にも応えてくれたことに感謝している。
ただ唯一、どうしても踏み込めなかった部分がある。
今まで隊集会は(募金活動を除いて)ビーバー隊単独での実施を貫いてきた。
だが今回は団全隊での行事であり、スキーのグループ分けは技術レベルで分けられる。
ビーバーは全員が初心者で、一部のカブ隊員もこのグループになる。そしてそこには副長のお子さんが含まれている。
隊員数のバランスから私と副長が初心者グループの担当となり、カブDLさんがサポートについてくれた。
スクールが始まり、アチコチで立ちごけする隊員をリーダー陣とビーバー保護者が補助する。
先生の指示に従い、励ますだけの時もあれば絡まった足下を解くこともする。案外忙しい。
少し時間が経つとそれぞれの隊員につく大人が決まってくる。
その組み合わせの一つでDLさんがビーバー隊員につき、副長は自分のお子さんについていた。
別にどの隊員に誰がつこうと問題はないのだが、私の中では何とも言いようのない感情がくすぶりだしたのだった。
スクールが進むと隊員たちも徐々に動きに慣れてくる。さすがに先生は教え方が上手い。
序盤のコツを掴んだ隊員たちは自分で坂を上りだし、もう一歩の隊員たちは気持ちが焦りだす。ここをコントロールするには、先生と我々の連携が大切になる。
程良く突き放して自分で動き始めるのを待つ時が必要なのだ。
先生は「できるできる。がんばれ!」と声をかけるのだが…。
副長は我が子から離れられなくなっていた。
私も一応は人の親なので副長の気持ちはよく分かる。間近で励ましサポートをしてあげたかったのだろう。
お子さんであるカブ隊員も必死にこらえていたのだろうが、慣れや甘えが顔を出し始めていた。
私は副長に声をかけるべきかさんざん迷い、結局声をかけなかった。
その後もスクールは順調に進み、全員どうにか緩斜面を滑れるようになったところで終了。あとは我々で指導を続けて、2日目には並んでゆっくりターンを決めれるようにまでなった。
その間も途中、少し滑れるグループのリーダーと交代した時を除いて副長はお子さんにつきっきり。
宿では各隊ごとの行動なので気にはならなかったが、ゲレンデにいる時はどうしても離れられずにいた。
私はビーバー隊のリーダーとして全員に声をかけ、励まして欲しかったのだが…。
私のこの気持ちは未だ副長には伝えていない。
上手く伝える言葉が浮かばなかったのがまずあり、私自身、言葉ではなく行動で示せなかったことに悔しさが残っている。
この思いが正しい事なのかどうかの自信もないまま、今後の糧としてココに記しておく。

