2008年07月24日
隊員の個性
緑地公園のナンキンハゼが実を付け始めた。
既に日も短くなってきており、秋への準備を着実に進めている。
今、頭の中は諸々の案件が渦を巻いている。
そんな最中に昨日、それに輪をかける衝撃的な活動実績を知ってしまった。
果たして我がビーバー隊で同様のコトが成立するだろうか、と唸ってしまう内容だ。
そして真っ先に気になったのが、どんな隊員たちなのだろうか?ということでもある。
我がビーバー隊には現在5名の隊員がいる。
みんな元気で隊集会が大好きだと言ってくれている。
ビッグ・ビーバー3名が男の子で、学校こそ違うが大変仲がよく、いつも寄り合って悪さや喧嘩をしている。
一方、あとの2名が女の子でこちらも仲良しである。
一見、仲良しばかりで問題は無い。
だが「グループ」を見てみると、激しく偏っている。
男の子=ビッグ・ビーバーとなってしまい、その3名のヤンチャぶりに手を焼いているのが現実なのだ。
この年代で「大人しく、聞き分けが良い」ということは期待していない。しかし、もう少し話を聞いて欲しかったり、考えて欲しい場面が何度もあった。
学校ではどうなんだろう?
もっと人数が多かったらどうなんだろう?
注意の仕方を変えてみようか?
常に気になっていた。
以前、地区の合同集会で同じグループになったビーバーさんは、事前に隊長さんから「暴れん坊で手がつけられない」と聞いていたが、何のことはない。
こちらの3人組の方が数段上であった。
勿論、その3人にも良い所というか可愛い所がそれぞれにある。
常にそこを刺激して注意や誘導をしてきたのだが、それでも思うようには行かないことばかりだったのだ。
ゲームや運動系は何の問題もなく乗ってくる。しかし、考えたり話し合ったりは3分ともたない。
カブ隊に上がるまでに何とか「まじめに考える」ことを気付かせたかったのだが、現状それも危うい。
そこで今回の夏キャンプでは「スカウツ・オウン」を取り入れることにしたのだ。
どんな話が良いのか、どんな話し方が良いのか、そして、どんな状態が良いのか考え続けてきた。
ビーバーにはビーバーなりのパワーがある。
「ビーバーには無理」は大人の早計な考えだとも思ってきた。
しかし、私にはカバーしきれない「隊員の個性」も味わった。だから、我がビーバー隊(の3人)にとって最も難しいであろう「スカウツ・オウン」をやってみたいのだ。
そんな事を頭の端で暖めていた矢先の「衝撃の活動実績」である。
プログラムの内容を真似るだけならば簡単である。しかし、目指すところはそこではない。
隊員の個性とリーダーの接し方、その上での隊員とリーダーの関係。
気になるコトが溢れている。
発見と学びの日々なのだ。
とは言いながらも、目先の案件も迫っている。
気持ちは落ち着かない。
既に日も短くなってきており、秋への準備を着実に進めている。
今、頭の中は諸々の案件が渦を巻いている。
そんな最中に昨日、それに輪をかける衝撃的な活動実績を知ってしまった。
果たして我がビーバー隊で同様のコトが成立するだろうか、と唸ってしまう内容だ。
そして真っ先に気になったのが、どんな隊員たちなのだろうか?ということでもある。
我がビーバー隊には現在5名の隊員がいる。
みんな元気で隊集会が大好きだと言ってくれている。
ビッグ・ビーバー3名が男の子で、学校こそ違うが大変仲がよく、いつも寄り合って悪さや喧嘩をしている。
一方、あとの2名が女の子でこちらも仲良しである。
一見、仲良しばかりで問題は無い。
だが「グループ」を見てみると、激しく偏っている。
男の子=ビッグ・ビーバーとなってしまい、その3名のヤンチャぶりに手を焼いているのが現実なのだ。
この年代で「大人しく、聞き分けが良い」ということは期待していない。しかし、もう少し話を聞いて欲しかったり、考えて欲しい場面が何度もあった。
学校ではどうなんだろう?
もっと人数が多かったらどうなんだろう?
注意の仕方を変えてみようか?
常に気になっていた。
以前、地区の合同集会で同じグループになったビーバーさんは、事前に隊長さんから「暴れん坊で手がつけられない」と聞いていたが、何のことはない。
こちらの3人組の方が数段上であった。
勿論、その3人にも良い所というか可愛い所がそれぞれにある。
常にそこを刺激して注意や誘導をしてきたのだが、それでも思うようには行かないことばかりだったのだ。
ゲームや運動系は何の問題もなく乗ってくる。しかし、考えたり話し合ったりは3分ともたない。
カブ隊に上がるまでに何とか「まじめに考える」ことを気付かせたかったのだが、現状それも危うい。
そこで今回の夏キャンプでは「スカウツ・オウン」を取り入れることにしたのだ。
どんな話が良いのか、どんな話し方が良いのか、そして、どんな状態が良いのか考え続けてきた。
ビーバーにはビーバーなりのパワーがある。
「ビーバーには無理」は大人の早計な考えだとも思ってきた。
しかし、私にはカバーしきれない「隊員の個性」も味わった。だから、我がビーバー隊(の3人)にとって最も難しいであろう「スカウツ・オウン」をやってみたいのだ。
そんな事を頭の端で暖めていた矢先の「衝撃の活動実績」である。
プログラムの内容を真似るだけならば簡単である。しかし、目指すところはそこではない。
隊員の個性とリーダーの接し方、その上での隊員とリーダーの関係。
気になるコトが溢れている。
発見と学びの日々なのだ。
とは言いながらも、目先の案件も迫っている。
気持ちは落ち着かない。
Posted by blue_serow at 09:30│Comments(3)
│BVS
この記事へのコメント
ビーバー隊への「スカウツ・オウン」
私は独特でしたが、行ってきましたよ。
親子で参加して頂く事もありましたし。
きっと体に染み込んで行きます。 難しく無ければね。
私は独特でしたが、行ってきましたよ。
親子で参加して頂く事もありましたし。
きっと体に染み込んで行きます。 難しく無ければね。
Posted by ちずやん at 2008年07月24日 14:07
トラックバック、ありがとうございました。
うちのビーバースカウトも、やんちゃです。
ビッグビーバー6名、ビーバー2名で男の子ばかりです。
年度当初は、「なかよしの輪」も作れない状態でしたが、いつの間にか、メリハリが付いてきました。
私は直接かかわっていないので、どうしてこんな風になったのかは、わかりません。
今度、隊長に聞いてみますね。
「スカウツ・オウン」は気張らずに、心から思ったことをお話しするのがポイントでしょうか?
うちのビーバースカウトも、やんちゃです。
ビッグビーバー6名、ビーバー2名で男の子ばかりです。
年度当初は、「なかよしの輪」も作れない状態でしたが、いつの間にか、メリハリが付いてきました。
私は直接かかわっていないので、どうしてこんな風になったのかは、わかりません。
今度、隊長に聞いてみますね。
「スカウツ・オウン」は気張らずに、心から思ったことをお話しするのがポイントでしょうか?
Posted by ubazakura at 2008年07月24日 18:15
>ちずやん さま
>親子で参加して頂く事もありましたし。
成る程、そう手もありますね。ビーバーも「スカウト」であることが、保護者の方にも分っていただく良い機会になりそうです。
>難しく無ければね
ついつい難しくなってしまいがちですので気を付けます。
ありがとうございます。
>ubazakura さま
>年度当初は、「なかよしの輪」も作れない状態でしたが…
我がビーバー隊も当初はそうでした。今はどうにか「形」になっていますが、まだまだ油断できません。
いつも隊員たちを睨んでいるわけにも行かないので悩むところです。
「秘策」があれば是非あやかりたいのですが、地道に接していくことが重要なんでしょうね。(早く副長を確保しなくては…)
>「スカウツ・オウン」は気張らずに、心から思ったことをお話しするのがポイントでしょうか?
お話の途中で隊員を注意することだけは避けたいので「話し方」や「雰囲気作り」も研究中です。
>親子で参加して頂く事もありましたし。
成る程、そう手もありますね。ビーバーも「スカウト」であることが、保護者の方にも分っていただく良い機会になりそうです。
>難しく無ければね
ついつい難しくなってしまいがちですので気を付けます。
ありがとうございます。
>ubazakura さま
>年度当初は、「なかよしの輪」も作れない状態でしたが…
我がビーバー隊も当初はそうでした。今はどうにか「形」になっていますが、まだまだ油断できません。
いつも隊員たちを睨んでいるわけにも行かないので悩むところです。
「秘策」があれば是非あやかりたいのですが、地道に接していくことが重要なんでしょうね。(早く副長を確保しなくては…)
>「スカウツ・オウン」は気張らずに、心から思ったことをお話しするのがポイントでしょうか?
お話の途中で隊員を注意することだけは避けたいので「話し方」や「雰囲気作り」も研究中です。
Posted by blue_serow at 2008年07月25日 12:57