2008年12月09日
嬉しくもあり寂しくもある
今朝の緑地公園である。
この数日で一気に葉が落ち、この場所も雰囲気が変わった。
すっかり「冬モード」である。
先日の土曜日、当団の団委員会だった。
お仕事諸々でCSリーダーは欠席され、団会議は成立しなかったのだ。
と言うわけで予定よりも随分早くお開きとなり、私とリーダさん3名で「分科会(二次会とも言う)」を行った。
はじめはスキー訓育や進歩状況など、取り留めもなく冗談混じりに話していた。
そして飲み物の濃度が上がるにつれて、話題は「隊員のスキルアップ」へと入り込む。
当団BS隊は上進者がいなかった「空白の年代」があり、2班の班長は中1(我が娘)と小6である。次長も小6が務め、その下が小5の新入りスカウトたち。
隊長さんたちは、今まで3年近くかけて「ボーイスカウト活動」の形に戻るように隊の建て直しを進めてきたが、ここにきて休隊や退団などがあり、隊員の構成が崩れてきてしまっている。
中でもGBは不十分な育成状態のままでの着任なので、その役目自体を理解していない。
正直な感想としては「CS組長」が少し大きくなっただけ。
そこで私はGB集会の実施を提案してみた。
当団ではGB会議の実施回数が少ない。
夏キャンプやスキー訓育など、大きな「イベント」の前にしか行われていないのだ。
これではGBの役目も誇りも隊員には分からない。
それ以前に、BSリーダーも本腰を入れていただきたい時でもある。
現在、班同士の競争意識は皆無である。
ひとまずコレには目を瞑ろう。
しかし、訓育に含まれる技能を隊長自ら初級スカウトに手取り足取り教えていては、班長たちの出る幕はない。
ここを打開しないと、新たなスタートは切れないのでは?と問いかけてみた。
そしてそのためにはGBのみの集会を行い、技能と意識を集中的に伝えることが必要だと思う、と伝えた。
私自身はBS隊の指導プログラムは知らない。随分昔に自分が受けてきた訓育内容の経験だけである。
しかし、その中で根強く思っていることは「GBは憧れの存在であって欲しい」ということである。班長・次長・上班はカッコ良くなければならないのだ。
GBは班員よりも1歩も2歩も前を歩かなければならない。
そのためには当団の場合、やはり個別教育をする必要を感じている。
bskurosanが同じ内容を度々取り上げており私も大きく頷いていただけに、コレを機に当団BS隊でも何とか実現できないかと思っていた。
まくし立てるかのように一気に思いをぶちまけてみたところ、BS隊長はほぼ同意をしてくれた。
同じようなことは(何となく)感じていたらしいのである。
しかし・・・・
あるリーダーさんから気になる発言。
「残された隊員の指導も個別でやらなくては、バランスがとれない。」
GB訓練を個別の集会として行うのであれば、「初級スカウト訓練」も同様に行うべきではないか、とのことなのだ。
3名ともいい加減酔いが回ってきていたとは言え、すんなりと事は進まないようである。
良いタイミングで良い話題に踏み込めたと思っていたのだが、その一言に寂しさを感じた。
「その初級スカウトを教えるために班長たちを鍛えるのですよ」
酔っぱらい同士の会話。皆さんどこまで覚えていてくれるだろうか?
この数日で一気に葉が落ち、この場所も雰囲気が変わった。
すっかり「冬モード」である。
先日の土曜日、当団の団委員会だった。
お仕事諸々でCSリーダーは欠席され、団会議は成立しなかったのだ。
と言うわけで予定よりも随分早くお開きとなり、私とリーダさん3名で「分科会(二次会とも言う)」を行った。
はじめはスキー訓育や進歩状況など、取り留めもなく冗談混じりに話していた。
そして飲み物の濃度が上がるにつれて、話題は「隊員のスキルアップ」へと入り込む。
当団BS隊は上進者がいなかった「空白の年代」があり、2班の班長は中1(我が娘)と小6である。次長も小6が務め、その下が小5の新入りスカウトたち。
隊長さんたちは、今まで3年近くかけて「ボーイスカウト活動」の形に戻るように隊の建て直しを進めてきたが、ここにきて休隊や退団などがあり、隊員の構成が崩れてきてしまっている。
中でもGBは不十分な育成状態のままでの着任なので、その役目自体を理解していない。
正直な感想としては「CS組長」が少し大きくなっただけ。
そこで私はGB集会の実施を提案してみた。
当団ではGB会議の実施回数が少ない。
夏キャンプやスキー訓育など、大きな「イベント」の前にしか行われていないのだ。
これではGBの役目も誇りも隊員には分からない。
それ以前に、BSリーダーも本腰を入れていただきたい時でもある。
現在、班同士の競争意識は皆無である。
ひとまずコレには目を瞑ろう。
しかし、訓育に含まれる技能を隊長自ら初級スカウトに手取り足取り教えていては、班長たちの出る幕はない。
ここを打開しないと、新たなスタートは切れないのでは?と問いかけてみた。
そしてそのためにはGBのみの集会を行い、技能と意識を集中的に伝えることが必要だと思う、と伝えた。
私自身はBS隊の指導プログラムは知らない。随分昔に自分が受けてきた訓育内容の経験だけである。
しかし、その中で根強く思っていることは「GBは憧れの存在であって欲しい」ということである。班長・次長・上班はカッコ良くなければならないのだ。
GBは班員よりも1歩も2歩も前を歩かなければならない。
そのためには当団の場合、やはり個別教育をする必要を感じている。
bskurosanが同じ内容を度々取り上げており私も大きく頷いていただけに、コレを機に当団BS隊でも何とか実現できないかと思っていた。
まくし立てるかのように一気に思いをぶちまけてみたところ、BS隊長はほぼ同意をしてくれた。
同じようなことは(何となく)感じていたらしいのである。
しかし・・・・
あるリーダーさんから気になる発言。
「残された隊員の指導も個別でやらなくては、バランスがとれない。」
GB訓練を個別の集会として行うのであれば、「初級スカウト訓練」も同様に行うべきではないか、とのことなのだ。
3名ともいい加減酔いが回ってきていたとは言え、すんなりと事は進まないようである。
良いタイミングで良い話題に踏み込めたと思っていたのだが、その一言に寂しさを感じた。
「その初級スカウトを教えるために班長たちを鍛えるのですよ」
酔っぱらい同士の会話。皆さんどこまで覚えていてくれるだろうか?
Posted by blue_serow at 09:30│Comments(5)
│Scouting
この記事へのコメント
記事を取り上げていただきありがとうございます。
ただ、残念なことにリンク先アドレスがトラックバックアドレスになっているのでそのままでは「forbidden」になって参照できません。
よろしければ修正いただければありがたく存じます。
あるいはこのコメントの私のHNにアドレスをリンクしてますのでトップページから
ご覧いただき「上班」の記事をご覧いただければ、とおもます。
催促がましくて恐縮です。
ただ、残念なことにリンク先アドレスがトラックバックアドレスになっているのでそのままでは「forbidden」になって参照できません。
よろしければ修正いただければありがたく存じます。
あるいはこのコメントの私のHNにアドレスをリンクしてますのでトップページから
ご覧いただき「上班」の記事をご覧いただければ、とおもます。
催促がましくて恐縮です。
Posted by bskurosan at 2008年12月09日 12:25
コメント本題に・・・
・・・長くなりそうなのでこちらの記事にTBしたうえで私のところで
書きますね。
・・・長くなりそうなのでこちらの記事にTBしたうえで私のところで
書きますね。
Posted by bskurosan at 2008年12月09日 12:26
>bskurosan さま
直リンクに修正しました。
失礼しました。
直リンクに修正しました。
失礼しました。
Posted by blue_serow at 2008年12月09日 18:02
うちの隊でも「空白期間」があり、小6のグリーンバーがいました。
でも、当時のリーダーたちがGBを大切に扱い、彼らは立派な班長・次長と成長し、現在はVS隊で活躍しています。
「GBは特別な存在であり、スカウトはGBに憧れる」というのは、この運動のきもの部分だと思います。
それには、GB訓練や会議は欠かせないものだと思います。
「初級の育成はGBに任せる」のが本来の形であると、私は思っています。
でも、当時のリーダーたちがGBを大切に扱い、彼らは立派な班長・次長と成長し、現在はVS隊で活躍しています。
「GBは特別な存在であり、スカウトはGBに憧れる」というのは、この運動のきもの部分だと思います。
それには、GB訓練や会議は欠かせないものだと思います。
「初級の育成はGBに任せる」のが本来の形であると、私は思っています。
Posted by ubazakura at 2008年12月10日 00:28
>ubazakura さま
>当時のリーダーたちがGBを大切に扱い…
この「大切に扱う」という部分の理解の違いが結果を大きく左右すると思います。
当団の場合、副長の一言がコレを物語っています。
上進直後、新米スカウトに対しての導入をすることが「新米GB」の最初の仕事になるのでしょうが、ここをリーダーがやってしまっていますので既に「ボタンのかけ違い」が始まっている訳です。
あまり時間を置かず早く本来の「班制教育」に至って欲しいのですが、なかなか難しい側面が見えてきてチョットマズイヨナァと感じています。
>当時のリーダーたちがGBを大切に扱い…
この「大切に扱う」という部分の理解の違いが結果を大きく左右すると思います。
当団の場合、副長の一言がコレを物語っています。
上進直後、新米スカウトに対しての導入をすることが「新米GB」の最初の仕事になるのでしょうが、ここをリーダーがやってしまっていますので既に「ボタンのかけ違い」が始まっている訳です。
あまり時間を置かず早く本来の「班制教育」に至って欲しいのですが、なかなか難しい側面が見えてきてチョットマズイヨナァと感じています。
Posted by blue_serow at 2008年12月10日 02:01