2016年03月29日
一区切りついて…

一番端からの眺め。
上下の影のせいか、広場がまるで劇場(ステージ)のように見える。
この場所で丸9年。月を含めれば10年目に入ったところで、私の(団における)役務も一区切り。
先日の隊集会にて、我がビーバー隊は今年度の活動を修めた。
色々練って挑んだものの、コレがナカナカ上手く行かないもので、反省することしきり。いつまでたっても成長しない隊長だった。
それでも、隊員たちはそれなりに楽しんでくれたようだし、タイトルのねらいは達成できた。
甘く評価して80点としておこう。
この場所を我がビーバー隊の活動拠点にして以来、それこそ雨の日も風の日もココにこだわり続けて来た。
数年前までは広場の中央に雨避けがあったので、多少の雨なら押し通せたのだが、それが撤去されて以降はお隣の大屋根がある場所を選択するようになった。
隊員数が増えてきたこともあり、収容人数の点からもソレはソレで良い選択だったと思っている。
この広場では時に様々なプログラムを行ってきたし、多くのことを学んだ。
そして、隊員たち、保護者の方々に育ててもらった。
この場所でこの景色を眺めていると、様々な思い出が甦ってくる…。
で、先日の隊集会。
始まる前から何となぁく落ち着かず、普段よりも少し早目に会場着。
既に副長も来られていたため、隊員たちが来るまで軽く打合せをば。
心の中では「ひとまず最後か」なんて思いつつも、いつもと同じように進めなければならないし、隊員や保護者の皆さんにその件は語れない。
少しずつ集まってくるビーバーたちを見ていると、ややジンワリと込み上げてくるモノあり。
そして大きな輪で手を繋いだところ…
グググっと気持ちが昂り目頭が!
歳をとると涙腺がゆるくなるってのは確かな話。
そこを堪えて平静を装うのであった。
プログラム具合は先に記したとおりで、まぁ、ある意味いつもの通り。
木の葉章は年度末のスペシャルも含めて大盤振る舞いとなった。
終わりのセレモニーでも余計なことは語らないよう慎重に。
ビーバー隊の活動は続くのだから、その辺りを意識しつついつも通りのお話を心掛けた(つもり)。
最後の大きな輪では私自身、「泣いちゃうかも」と思っていたのだが、コチラは不思議と大丈夫だった。
これで残すは上進式の送り出しのみ。
ビッグビーバーたちに渡す記念のアイテムを準備し、シッカリと送り出してあげなければ。
次なるお役目でこの広場に来る機会はそんなに多くないだろう。
だが私個人は、今年の秋までここへの立ち寄りを続ける予定。
本当ならもっとジックリシッカリと、この思いを噛み締め、思い出に浸りたい所ながら、哀しいかな次の準備やアレコレがあるためそれどころではない。
いずれこれらが落ち着き、改めてこの風景を見た時、何を思い出すだろう。
その時を少し楽しみにしつつ、目前に迫る諸々を一つひとつ片付けていこう。
いやホント、細かいコトばかり溜まっていくものである。
Posted by blue_serow at 09:23│Comments(0)
│BVS