年度末に行った隊キャンプのヒトコマである。
前回までは、この森の中にジャンテンを建てるよう指示していたが、この時は逆の構成にした。
結果、2班でこんな配置に。
右のドームテントが建っている位置は決して広いスペースではない。しかし、何とも上手い具合に収まっているではないか。(この際、細かな指摘箇所はネグる)
一方、左のテントが立っている場所はご覧の通り、通路であると同時に水の通り道。雨が降ったらどうなるかは明らかだ。
ココに建てるくらいなら、前回ジャンテンを建てたスペースにすれば良いのに、など思うのは、ただ私の指導不足を棚に上げての物言いとなるだけ。
彼らが自分たちで考え、ココを避けるようになるまでが、本来は私がすべき「指導」なのだ。
緩やかに年度が変わり、週末の上進式を待っている。
年間プログラム骨子は出来ており、あとはスカウトたちの希望・要望を取り入れつつ、学校行事等のスケジュール反映してから仕上げる。
班の体制は変わらず、カブから上進してくる新入スカウトを追加する留める。
私が自団に復帰して10数年。ソレ以前から何とも言いようのない「問題」を抱え続けてきたボーイ隊立て直すべく、昨年度にボーイ隊長となった訳だが、思うような活動が実施できない1年だった。
思い描いたような活動は出来なかったが、振り返ってみれば3回のキャンプと限られた中での活動を通じ、少しだけスカウトたちは「面白さ」を感じ始めてくれているようだ。
今年度は、そんな彼らの勢いを遮らないような展開をコンスタントに実施したい。それが目標のひとつだ。
が、ココ数日の報道を見るにつけ、まだまだ自由な行動が許される感じではない。それどころかまたまた強力な制限が掛かってきそうな感じではないか。
こんな中でどれ程「活発な活動」が実現できるだろう。
行う前から弱気になっていても仕方ないが、そうは言ってもねぇ…。
地元での訓練キャンプを行った上で、今夏は吉川野営場で連泊のキャンプを行いたいなぁ、と構想をしていたところだ。
2年目でソレはまだ早いのかも知れない。
ソンナコンナの思いが渦巻く年度の初め。
一方では団内の諸事情も落ち着かず、予断を許さない。
無事に新体制へと移行できるのだろうかと、不安を抱えつつの金曜日だ。
さあ、今日1日シッカリつとめを果たし、軽快に週末を過ごせるようにしなければ。
などとカラ元気&気合を入れるのであった。