秋季隊キャンプ終了

blue_serow

2024年11月06日 09:36

表題の件、本部の様子である。

毎度のジャンテンフライに少し張り出しを追加してみた。スペースに余裕ができてナカナカ快適だった。


昨年この場所で友好団のBS隊と合同キャンプをし、今年も同じ場所、同じタイミングでの再会を考えていたのだが、諸般の事情でソレは叶わず。

ならばと我がボーイ隊のみで半ば強行開催に至った次第。

私としてはそれなりに成果も得られたことから「やってよかった」と感じている。

一方、課題も残った。

以前も少し触れたように、今期は年長スカウトの出席が芳しくない。

この活動を避けているのではなく、部活や習い事と尽くぶつかるのだ。

特に中学2年生は部活動では主役となる頃。学外での対抗行事が増えるとそれだけ忙しくなるのである。
塾関連でも中間期の模試だとか何だとかが週末に重なり、残される(当活動に参加できる)のは1年目2年目のスカウト数名のみ。

「先輩が後輩に教える」図式が成立しない、しかし参加したスカウトたちのモチベーションはあると言う何とも歯がゆい状況になるのである。

で、今回はかな~り迷った挙句、禁断の手法とも言うべきスタイルを敢行。

野営生活の多きの場面において、指導者が口も手も出すこととしたのだ。

もちろん、一から十まで手取り足取りではないので念の為。


当キャンプの直前に予定していた班集会がまさかの「全員欠席」と言う事態だったため、班としての準備ができないまま突入したことも私に迷いを与えたのだが、ナンダカンダ、アレヤコレヤと試した結果として、上記の通り「やってよかった」と相成ったのである。


2泊3日でできたプログラムは4つの内2つ。
それも内容を優しくし、スキルに於いては練習時間も設けてとかなので、本来の形式とは大きく乖離したモノ。

ホント、コレが続くのは誠に芳しくない…と言うか危険であることは承知している。

こうなる前にどう手を打つか。

コレが最近急上昇してきた新たな課題なのだが、この件についてはまた後日。


一方、得られた成果は「できることが増えれば楽しくなる」をスカウトたちが実感できたことと、副長たちの活躍である。

班の中での継承が思うように進まない中、半ば強制的に教え込んだ訳だが、ソレは私ではなく副長たちに依頼した。

昨年来、スカウティングにおける教育手法を伝え続け、実際ナカナカ出番をお願いできなかった副長たち。それが満を持して表に立つ形に。
深入りしすぎずスカウトたちが実際に手を動かして覚えられるよう、上手に指導していただけたのはありがたかった。

おかげでスカウトたちは少なからず自信を持っただろうと見ているし、彼らの言を聞いてもその手応えはあった。



次回のキャンプは冬を越して初春の頃だ。

その時まで、今回の経験を噛み締め、熟成させて待っていてくれれば、より楽しく充実したキャンプになるだろう。

覚えていてくれれば、ではあるが…。


さて、来年もこの地へ訪れるか否か。

個人的にはもちろん来たいのだけれど、どうなるかな?





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