秋の隊キャンプ終了
我がボーイ隊、隊キャンプにおける野営本部(夜の様子)である。
オトナは私含め2名ながら、アレヤコレヤの荷物のせいで結構なサイズとなってしまった。
そして場所の都合上外灯が明るく照らしており、焚火のふんいきを楽しむには少々物足りない。
ジワジワ準備を進めて実施に至ったキャンプだが、個人的にはナンダカ上手く行ったのか不安な結果となった。
ま、分かっちゃいたけど、元々の方向性が宜しくなかったのである。
昨年度からのコロナ禍により年間計画通りに進歩進級が進んでおらず、ソレを挽回すべくキャンプに臨んだコトが、その原因だ。
想定を踏まえたストーリーも構築が甘く、どのプログラムをみても「進級課目のクリア」が前面に出すぎていた。
これではスカウトも面白くないだろう。
履修の遅れているスカウトに合わせるため、新たなチャレンジもほとんど無い。
達成感を得ると言うよりは、(履修済みのスカウトは特に)消化試合みたいなカンジだっただろう。
確かに今回を通じていくらかは課目のクリアは出来た。活動の通過点として勿論ソレは必要ではあるが、ソノタメの活動ではない。
習得済みのスキルを活かしつつ、その上で新たなスキルにチャレンジする。
そんな練りに練ったプログラムを構築する必要性を痛感したキャンプであった。
ちなみに、そんな理由からタイムスケジュールはこれまでよりずいぶん緩やかだったため、スカウトたちは比較的ゆったりと過ごせたようだ。
ソレはソレで時には必要なのかも知れない。
キャンプの計画は、誠に奥が深いのである。
精進せねば、だね。
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