ナタの鞘を簡易に作る

blue_serow

2024年01月16日 09:20

作成中の鞘である。

我がボーイ隊の班備品である両刃のナタ。
永年放置していたため刃はボロボロ、鞘も無くなり新聞紙で包まれていた。

コレでは安全に使えないばかりか、そもそも使う気にもなれないだろう。

ソレナリのコンディションならスカウトたちに手入れを促すのだが、欠けた刃の補修はさすがに簡単ではない。
鞘、或いはシースをどうするかもしかり。

と言う訳で、一旦私の手元に置き、タイミングを図っていた。

先の連休、やらなきゃならないことに手を付けるモチベーションに至らず、ケトルの煤落としと並行して着手。

以前の片刃ナタでの反省の元、今回は刃の研ぎ直しでグライダーは使用せず、砥石と小型のリューターにて実施。

大きく欠けた箇所まで削り込むことは出来なかったが、我々程度の使用なら問題ないレベルまで治すことが出来た(ハズ)。

鞘については腰から下げるわけでもなく、安全に収納できれば良いので適当な板でチャチャっと形作る。

今は箱状に組んだ所までで、今後形状を整えて塗装し、留具の細工をする予定。

鞘上部に切り欠きがあるのは、本体(刀身)に対して口金(輪金)に角度がついており、ソレをシッカリと入れ込むため。
内側のクリアランスはやや緩めにしてある。

留具は革にホックを打ってまかなう予定だが、向きをどうするかは現在思案中。

こういったアレコレどーするかを考えるのがとても楽しく、この先の休日が待ち遠しくなる。

一方では今月末に締切りの案件があり、コチラもさっさと済ませないと自らの首を絞める事態に…。

その辺の兼ね合いと言うか、案件のとりまとめのイメージングと言うか、コイツの工作をしながら考えれば良いなぁ、などと悠長なことをのたまうのであった。

昨年は思ったほど手仕事に勤しめなかったので、今年はもう少し色々と手を動かしていきたいと思っている。

実際はどれくらいのコトが出来るか定かでないし、特にコレ!といった目標があるわけでもない。

諸々の課題に向き合う中で、現実逃避とか気分転換のために良いネタがあれば、てな感じかなと。


まずは春までにコレの慣性を目指す次第。




楽しい工作を目指そう。



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