派手さは求めずコツコツと

blue_serow

2024年10月09日 09:36

ようやく残暑も抜けたようで、日中は「真夏日」が続いているが朝夕は急に冷えてきた印象。
一方、東京はもっと急激な変化のようで、体調管理が追いつかないのではと。


さて、写真は我がボーイ隊の隊キャンプにおける、本部作成の野営工作物である。

かねてより班会議の中で「立派な工作物を作りたい」との意見が出ていた。そこで9月の連休に2泊3日で行った隊キャンプでは、工作物作成の時間を中心としてスケジューリング。

初日に立ちカマドを作り上げ、中日は食器棚作成に挑んだ。

一方、そうなると本部(指導者陣)はワイドなプログラムを組む必要が無くなり、正直手持ちぶたさになる。

スカウトにチャチャを入れるのもアレだし何かやることは… と思案することしばし。

ふと、水場の改善でもやってあげるかと思い立つ。


毎度お借りしている神社では、散水栓にホースをつないでを使わせていただいているのだが、整備された水場ではない。

そのため普段は縁にある石垣にホースを置くだけ。ポリタンクに水を汲むと、漏れた水で地面も濡れ放題。水はけが良いだけに泥濘むことはないものの、ポリタンクの底面は汚れるやっぱり汚れる。

1泊程度なら数回の水汲みで済んでしまうので、気にはなりつつも直ぐに撤営に至っていた。

しかし今回は2泊だ。

野営工作の原点ともいえる「不便を改善するアイデア」をアピールしてみるか。

てな訳で材料を集め、アレヤコレヤと作業をすること1時間ほどだったかな。

まあまあ美しくも便利な水場となったのではないかと自画自賛。

ノズルの始末はあまり限定的にせず自由度を残した設計とした。
(固定方法の答えが見出せなかったとも言う)

で、シンプルながら大切なのはスノコだと思っている。

元々のスタートはコレな訳で、ポリタンクを汚さずに水汲みができるようにするモノ。サイズと強度が要なのだ。

そしてホースノズルも扱いやすくするためチョットしたスタンドを設ける。


派手さはないがコレだけで水汲み時のストレスはかなり解消されたであろう。
(個人の印象)


一方、スカウトたちは当初壮大な食器棚を構想していたが、材料が十分に確保できず徐々にサイズを縮小。また補強が思うように造作できず、結果として「形はできたが使うには…」との結果になった。

なにせ立ちカマド以外作ったことがない顔ぶれなので、立体物の構造がいまいちイメージできていなかったようだ。


いきなり大物にはサスガに無理があったか。しかしそのチャレンジ精神は評価したい。

次なる機会にはシッカリとした成果を期待する、とコメントを伝えたとである。


かような理由から、今回スカウトたちが作った工作物の写真は無し。

彼らが自慢できるモノができたらお見せするので、その時までお待ちあれ、である。


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