白ガスのボトル
SIGGのアルミボトルである。
今でこそ水筒のメーカーとして知られているが、かつて燃料容器を作っていたのを知る方はソレナリの世代だろう。
で、コレがソレ。随分前に団の備品倉庫を移転する際、盛大に処分したモノの中から我が家に来た品だ。
識別の特徴として(写真では分からないが)キャップのスクリュー部に貫通穴が空いており、赤いリングを噛まして給油作業を行う仕様となっている。
ただ本品では本来付属している筈の給油用リングを残念ながら遺失していた。
オマケに油性ペンによる注意書きが全体に施され、好みの点では「うーーむ…」である。
下に並んでいるのはキャップとパッキン。
右下のグレーのモノがオリジナルなのだが、経年でカチカチに硬化して止水性は失われている。
同等品を探すと、純正パーツはまだ入手できそうなものの何だかとても高価。
更に情報を求めたところ、汎用のゴムパッキン(Oリング)が使えるらしい。
材質を間違えなければガソリンにも使えるそうだ。
調べたついででホームセンターへGO!
付け焼刃の知識を頼りに選択して購入。
早速装着したところ、寸法&収まりは問題なし。複数入っていたため試しに白ガスを塗りつけて擦ってみたが(その程度では)溶けている感じもなし。
長い時間が経ってどうなるかは使いながら試してみよう。
後は全体に描かれている注意喚起の文言だ。
コレも白ガスをかけて拭くことで落とせるだろう。
改めて私なりの注意書きを施せば、晴れてフィールドデビューとなる算段。
リングが無いため給油の行い方に工夫が必要かもしれないが、ランタンに入れる程度ならファンネル使用で事足りるのではないか。
元々4Lの角缶からドバドバ入れていたのだし。
何かを感じて我が家へ迎えるも10年近く眠っていたSIGGの燃料ボトル。往年の銘品が復活することはナントモ楽しいではないか。
道具遊びにかまけてばかりおらず、そろそろ次年度の準備も本格的に始めなければ。
そして忘れちゃいけない実修所の第三教程。
諸々をキチンと片付けて、気持ちよく4月を迎えたいものだ。
と、他人事みたいに書いているが、ココロの中ではソレナリに焦り始めている。
だからコーイウコトに逃げちゃうんだよねぇ。
困った性分である。
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