個人装備の選び方

blue_serow

2010年05月01日 08:31

今朝の緑地公園である。

結局本日も出勤となり、そのおかげでこの景色を眺めることが出来ている。
何とも複雑な心境。


娘は今日からNJ派遣隊の訓練キャンプ。
早朝から装備を背負って出かけていった。

ここにきて娘の個人装備がそれなりに充実してきている。

ボーイ隊に上がった頃は我が家にあった一昔前の装備品で間に合っていたが、その後私の装備品を(勝手に引っ張り出し)使うようになり、昨年の夏から少しずつ入れ替わるようになった。

上進当初、私が機能性や使い勝手をアドバイスしながら買いに出かけたが、今一つ乗り気ではなかったため手ぶらで帰ってきたほどだった。

当団では残念ながら隊活動での訓練キャンプをコンスタントに行っていないし、夏キャンプの日数も短い。

私が経験したほどの「切羽詰まった状況」は無かったのだ。

だが、昨年の県キャンポリーでしっかりと雨に降られたことがキッカケとなり、装備の機能性を意識するようになりだした。

それまで雨具はポンチョとビニール合羽で間に合っていた。
意外に思われるかも知れないが、本人曰くコレで十分だったらしいのでこれはコレでなかなかのモノ。
だがキャンポリーでは全くと言っていいほど役に立たず、他のスカウトがしっかりとした雨具を着ているのを見てようやく気が付いたとのこと。

遅ればせながらセパレートのレインウェアを買いに行ったのである。


その後、派遣隊の訓練キャンプがそこそこのペースで行われ、少しずつ買い足していく品が出てきた。
いずれも前から私が声をかけて確認していた物ばかりである。

そういえば、以前サンタさんからもらったヘッドランプも久しく机の引出しにしまいこんでいたが、ようやく出番を迎えたようだ。


そして3月末のキャンプから戻ったときに「やっぱりスニーカーでは無理」と言った。

今まで何度も勧めてきたが、頑なに拒み続けていた。年頃と言うこともあってその分の出費を他の物に回したかったのだ。勿論、そちらへ切り替えることは却下したのだが。


ということで今日、彼女は新しいトレッキングシューズで出かけた。
慣らしが十分ではないので靴下の選択と靴擦れの可能性は伝えた。


娘を連れ回して道具選びを楽しもうと思っていた頃は、贅沢品にならない程度の高機能製品を考えていた。

しかしいつの頃からかその目論見は薄れ、今はギリギリ許せる性能のお手ごろ価格品を選んでいる。


まずはその使い心地を体験してもらい、その結果何か感じたのであれば相談に乗ろうと思う。


私自身の道楽を絡めて、娘の貴重な体験を取り上げそうになっていたことを今更ながら反省している次第。


当初は「これも親心」と思いこんでいたが、いらぬお世話だったのだ。


「次はもう少ししっかりしたのが欲しい」

娘がこう言ってくるのを心待ちにしている道楽オヤジなのであった。



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