飲み物問題

blue_serow

2024年09月06日 09:26

地区キャンポリーでの班サイトの一部である。

ご覧のように拓けた場所のため日陰はワンタッチタープの下のみ。

何故「ワンタッチタープ」なのかの議論は一旦置き、このような環境と今夏(昨今)の気候における暑さは「ハンパねぇ」状況。

で、ナニハサテオキ水分補給!と言うことで、野営本部では日々相当な量の麦茶を作っては冷やし随時配給を続けていた。

おかげでスカウトたちが水分を切らすことはなく、熱中症予防策の第一段階はクリアされた… かに見えたが、そう簡単に行かないのがコノ手の行事だ。


麦茶が飲めない、好まない、飲んだことがないなど、想定していた水分補給のオペレーションを根底から拒否される件が発生。

参加スカウトの総数から見ればそう多い訳では無いものの、それでも数名確認され放置することはできない。

麦茶でなければ「何」が飲めるのかを確認し、個々の対応が行われた。

事前の調べが甘かったと言われればそうなのかも知れない。しかし現場での聞き取りと考察によると、全員が「麦茶全般がダメ」と言う訳でもないようだ。

香りや味に敏感なのか「金気(金属臭・味)」や「カルキ臭」「プラスチック臭」を感じたため飲めない、との話があり、また家で飲む水はミネラルウォーター(ペットボトル、ウォーターサーバー)による、基本的にはジュース類を飲んでいるなどなど、様々な背景が見えてくる。


野営場の水道環境と薪炊事で湯を沸かしていた状況が相まって、自宅や市販の麦茶とは異なる風味になったのも一因だろう。


本部としては、取り敢えずドタバタしながらもペットボトルの緑茶や保冷用に使ったパック氷が溶けた水など「とにかく飲めるモノ」で対処した。



これまで短期の隊キャンプでは市販のペットボトル麦茶を配給し、なんの問題もなく過ごしてきた。その中で「麦茶は飲めない」との話は出ていなかったが、実は上記の件の中に我が隊のスカウトもいたことが判明。



これはどーする?

長くなりそうなのでこのお話の続きは次回に…。







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