やりたいこと、させたいこと
今朝の緑地公園である。
GWにふさわしい青空。
今週前半に比べて、目の前の景色が急に賑やかになったような気がするから不思議だ。
夏キャンプの詳細と次期の年プロを考えている。
今年からは副長にも考案をお願いしており、既にいくつかの提案をいただいた。
今まで私ひとりが頭の中でいじくり回していたことを思えば、隊としては健全な運営に近づきつつある。
ただ、それまでに私が副長に伝えてきたことは、ビーバー隊がどんな活動を目指していて、目の前の隊集会を無事に進めるためにはどんなことがあるのかという断片的な物ばかりだった。
そこで、いくつかの書籍資料を副長へ渡したのだった。
スカウティング・フォア・ボーイズ、隊長の手引き、BV隊長ハンドブック。そして過去の夏キャンプのしおり&マニュアル…。
本当はもっと早くに触れて欲しかったが、就任していきなりこれら書籍の束を渡されると抵抗感があるのでは、と感じたため時期を選んでいたのだ。
指導者向けの定型訓練をいくつか受けていただけば話は早い。だがそう簡単に各種講習を受けまくってもらえるものでもない。
なので時間はかかっても隊の活動を展開しながら、少しずつ知っていってもらうしかないと今は考えている。
ビーバーの隊集会は楽しいこと、面白いことが大前提である。そして楽しく面白いだけで終わらせてはならない。
活動の目標を元に、何をどのような形で隊員たちに伝えるのか。それが隊集会なのだと私は理解している。
本来は先にこれらを副長に知ってもらい、それからプログラムの考案をお願いするのが順番だったかも知れない。
そして本を渡したから全てを知ってもらえるというものでも無い。
いくらかの情報を知識として蓄えていただき、これからプログラムを考える際の指針にしていただければと考えているのだ。
「隊集会でやりたいこと」とは即ち「隊集会で隊員にさせたいこと」であり、「させたいこと」とは「伝えたいこと」なのだと理解している。
複数の頭で考えれば、今まで以上の広がりが期待できるはず。そのためには知識を通して意識の統一が大切になってくるのだと考えているのである。
関連記事