活動の「ねらい」を考える①

blue_serow

2021年01月29日 09:34

段ボール工作による海賊船である。

コレ、10年ほど前に私がビーバー隊長だった頃にプログラムとして隊員たちが作ったモノ。
詳しい様子はズーーーっと昔の記事をご参照いただきたい。

コメントでいただいた「隊集会のねらい」についてのアンサーである。

研修所のセッションでお伝えしているコトと、私がビーバー隊長として経験してきたコトを織り交ぜて記す。

まず、ねらいの捉え方、決め方は(誤解を恐れずに言うなら)如何にしてコジツケルか、だ。

そもそも「ねらい」とはナニか?

簡単に言えば、活動を通じてスカウトたちに味わって欲しいこと、達成して欲しいこと、感じて欲しいことであり、指導者や保護者の視点で見れば、味わわせたいこと、達成させたいこと、感じさせたいこと、である。

この辺り、研修所では「ニーズの集約と整理」などと表現している。

本来ならココからが年プロ作成のスタートなのだが、正面切ってアーダコーダ考えてもそうそう上手く行くことばかりではない。

だが、ボーイスカウトの部門の一つとして集会活動を行うのなら、ねらいが定まっていなければソレは成立しない。

ならば、どうやってねらいを決めれば良いか。

例えば、活動で行う(予定の)アクティビティと、もう一方で様々なねらいを書き出し、双方を1対1で結びつけてみてはいかがだろう。

ただし、これを行う上で大切なのは、アクティビティを出来るだけ具体的に記すこと。

漠然とした「工作」ではなく「紙ひこうき作り」とか「秘密基地作り」とする。同じく「料理」ではなく「クッキーを焼く」とか「うどんを作る」などなど。

ねらいも誰の目線でも良いので、出来るだけ細かな終着点を考えた方が結びつけやすい。
「協力することを経験する」「手順を考える」「達成感を味わう」「思いっきり大きな声を出す」とか。


それぞれの要素がソレナリに書き出せていれば、あとはスムーズなハズ。


と、申し訳ないがココでタイムアップ。

出勤時間が迫ってきた。

続きはまた次回。


お許しいただきたい…。



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