ダムリーダーさんの心意気
週末の隊集会、メニューの相談をしていたダムリーダーさんから返事が来た。
夏キャンプの巨大ホットケーキに衝撃を受け、簡単なメニューながら少し手をかけて作ってみたいので、クレープをやりたいとのこと。
「少し手をかけて」というのは、事前に家で仕込んでくるのではなく、調理のほぼ全てを現地(デイキャンプ場)でやりたいということである。
今まで野外での調理と言えば、材料は事前に切ったり味付けを済ませて持ち寄り、現地では「加熱をするだけ」のイメージが強かったらしい。
勿論、野外での活動では「何に重点を置くか」によって事前の仕込をどれだけやるのかが変わるのだが、我がビーバー隊で「野外料理」と言えば「それ自体」が目的になるので、その多くを現地でやることは当然と言えば当然で、あとは隊員に任せるパートを検討するだけとなる。
さらに、ダムリーダーさんは趣味でお菓子作りをされており、我がビーバー隊の活動をやっている中で「かなりイロイロなことが野外でも可能なんだ」と気が付いたとのこと。
そういうことならば、と今回の提案には私も大きく同意し、必要な装備品の選択にとりかかった。
考えて考えて迷いながら(モヤモヤとした)アイデアを放り投げると、それが具体的な姿に変わって帰ってくる。
ギリギリの線で準備を進めていることは決して良い事ではないが、今までの「ギリギリ」とは全く様相が違ってきている。
ダムリーダーさんの心に「火がついた」と信じたい。ただ、焦って「その先」を期待してもいけない。ここからが大切になってくるような気がしている。
少し嬉しい「ギリギリでの準備」になってきたのである。
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