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2024年04月26日

ユルリと新年度突入

コンパクトな野営本部である。

新年度早々、ようやく1級旅行に挑むスカウトがでた。

計画自体は昨年の秋頃から行っていたものの、諸事情が絡み合いナカナカ実施できず。
満を持しての…、という訳だ。

隊キャンプと異なり今回は仮泊の体のため、本部も出来るだけ小規模に。
お道具類も必要最小限の組合せとし、コンテナ&ツールバッグで計3個(3パック)。

持出しの都合でパックをバラすことはしなかったが、更に精査すればココから2パックは減らせたかな。

実際、昨年度の実修所参加時の装備はリュックに入りきったのだから。

で、普段の隊キャンプならプログラムの進行や生活安全面の管理など、細かなアレコレに気を払いつつ班の様子を見ているのだが、今回は少々異なる。

当該のスカウト&付添いのVSは「自分たちだけで」1泊旅行を行っているのだから、私の存在は無いものとしている。

そのため私は付かず離れず見守るのみ。

余程のことが無い限り、彼らに介入するコトはしない(出来ない)。

なので私自身は普段より少しだけ気軽なソロキャンプを満喫したのであった。

※ちなみにスカウトたちのサイトの様子はまた別の機会に…


さて、前置きが長くなったが新年度突入である。

前年度の中盤、当時中3だった班長が受験準備と併せてスカウトの道から去った。
それにより唯一の中2スカウトが班長となり、年度が変わった今期も班の体制はそのまま継続。

カブ隊から2名の上進を受け、8名の班1つで今年度の我がボーイ隊は活動する。

一時は班の対抗を促すため2班に分けるかも考えた。だがこれまでの経験・実績を踏まえると、4名では班の体制を維持しづらいことが分かっていたので却下。

8名いれば多少の欠席があっても班内の活動は可能だろう、との思いだ。


ボーイ隊長4年目にして、ようやく「それらしい」カタチが見えた感あり。

1班体制ではあるが、班の自治が機能するよう丁寧な指導を目指さねばと思っている。


遅れに遅れている進歩進級も弾みをつけたいし、やりたいコト満載の1年が始まった。

はたして年度末、その結果やイカに!?
である。


気持ちを込めて進めていこう。
  


Posted by blue_serow at 09:38Comments(0)BS

2024年04月05日

新年度だね

我がボーイ隊の装備品乾燥の様子である。

年度末キャンプで雨中撤営となったための後始末だ。

コレにより基本装備の全てが綺麗スッキリと整備できたのは幸い。
心新たに新年度を迎えられた次第。

と言う訳で進級課程も切り換わった。

もっとも、現在取組んでいる課程は、ソレをやり終えるまでは(今年度中に限り)継続して履修を行い、ステップアップの時点で新たな課程へとなる。

大きな改訂ではないものの、逆に細かな箇所の改訂だからこそ、我々隊指導者による観とフォロー察が欠かせない。

と、ココに来て再び「考査」ってどうするのがベストなのかが気になりだす。

個人的な過去の記憶に頼っても今は昔。

現在に即した「考査」の在り方を考え、指導しなければ。


一応のヒントは実修所の中にあった。
曰く、班や隊の活動で実際に触れ体験していればソレで良し、とのこと。

文字面だけで追えばカブ隊での履修と大して変わらないのである。

当然その内容は少々本格的・やや高度なモノにはなるのだが、取り敢えずは「やっていればOK」らしい。

ふーーん…、である。




「取り敢えずやっていればOK」なのであれば話は早い。

そんなコトを考えつつ今年度の年プロを組み立た折、ふと立ち止まる。


でもコレって私(或いはインストラクター)が「班長経由」で当該のスカウトたちに教える(伝える)んだよな。
で、基本的に「班長」が認めなければ履修のサインがされないんだよな。



ヤッパリ手強いジャン!

コレ即ち、私と班長が足並みを揃えて進級促進を目指さないと、班のスカウトたちは「やった(経験した)のにサインがもらえない」可能性が高くなってしまう。

ボーイ隊における班長の存在・役割がいかに重要か、と改めて感じる次第である。


今週末には上進式があり、我がボーイ隊も新たなスタートを切る。

第三教程の仕上げを早急に進めつつ、私も気持ちを入れ直して次なるフェーズに取り組むのである。


楽しく充実したスカウティングが出来るといいなぁ… と、願わずにはいられない。


がんばろう。


  


Posted by blue_serow at 09:27Comments(0)BS

2024年03月25日

年度の締め! 残務アリ

今年度の最終週である。

ナンダカンダと慌ただしく、有給休暇をフル活用しつつコトの処理にあたる日々。

そんな中でもスカウティングの停滞があってはならない。

と言う訳で先の週末、我がボーイ隊では年度の締めのキャンプを実施した。

久々にシッカリ雨が降る中での野営だ。

スカウトたちはテンションだだ下がりながらも、始まってしまえば「やるべきこと」をやらないと先に進まず。

今期の班メンバーの良いところはムードメーカーが複数いるところ。そして学年による横のつながりが強いところだと見ている。

僅かひと班の隊ながら、チャント「班」として構成が出来上がったのは隊長として嬉しいトコロである。(自画自賛)

一方、班長年代(最高学年)が1名しかいないのは仕方がないとは言え、次への引継ぎ方をどうするかが私と班長の課題だろう。

年度当初は1年後にカブ隊から相当数のくまスカウトが上進する可能性があったのだが、時が経った今では途中抜けや諸事情イロイロとあり、受入側(我がボーイ隊)として大きく心配する規模ではなくなった。

なので次年度は現状の班体制の中に上進スカウトを迎え入れ、人数優先で充実した班の構築を目指すこととした。

班長ももう1年(実質は半年)その役務を務めるため、さらなるリーダーシップの醸成に期待したい。


と、細かな点では当然私から厳しい指摘(その詳細は割愛)を行ったキャンプながら、一応は年度の締めとして意義あるものになった。
本当はココで美しく締めを行い、次年度への課題を与えて終える筈だった。しかし雨天で実施した野営では諸々の装備品が濡れたママだ。

次の週末に臨時の装備点検と乾燥作業を行わねばならない。

今期の我がボーイ隊としては、コレで本当の「年度の締め」。

自分たちの備品に責任と愛着が持てるよう、どうアプローチすればより強く伝わるだろうか。

次なるステップに向けて隊長としての取組はまだまだ続く。


第三教程も片付けなければだが、コレもナカナカ進まないのである…。



  


Posted by blue_serow at 09:19Comments(0)BS

2023年12月25日

実修所 第3教程、ひと段落?

隊集会で作った立ちカマドである。

コチラはデモンストレーションとしてリーダーサイドで作ったもの。

お手伝いいただいたインストラクターと協働し、1時間少々で完成。
火床の幅を最小限にしたのは御愛嬌ながら、軽めの打ち合わせでこれだけ出来れば十分だ。

当然スカウトたちより一足先に出来上がっため、オトナの余裕と共に見せびらかす(細部の参考用)。


今回の隊集会は、GWに参加したBS実修所の第3教程の課題として用意&実施したモノ。

ソレナリの成果を得て終えられたため、これからはレポートの取りまとめに着手するコトとなる。

当初の目論見通りタイミングとしては年末。あと数日過ごせば休暇である。

とは言え地元の神社の用件が多々あり、どこまで自分の時間が確保できるか… ではあるが、それでも数日は使えるハズ。

この辺りを十分活用して、さっさと済ませたい思いはある。


一方、県連TTのミッションも同じタイミングで片付けなければならず、全く予断を許さない。

はてさて、今期の年末年始休暇はどうなるのか?


家族との折り合いを上手く見出しつつ、くぐり抜けていこう。


まずは、今年最後の隊集会をスカウトともども楽しんで締められたコトに感謝! である。
  


Posted by blue_serow at 08:28Comments(0)BS

2023年11月16日

合同キャンプ、フィールドの評価

愛知連盟、常滑・高坂野営場の3段目サイトである。

「3段目」とは私が勝手に読んでいるだけ。入場すると現れるセレモニー用の広場が1段目で、そのすぐ上のサイトが2段目と考えている次第。

今回はその1段目と2段目を使わせていただいたのだが、2コ団のBS隊で合わせても2班。それに本部を構えても2段目のサイトだけで十分であった。

1段目の広場はセレモニーとプログラム実施のため構築物は設営せず。

下見で訪れたときと同じく、潔いほど何も無いが、ソレがイイ。

元々ミカン畑だったそうで、3つのサイトとなっている広場はソレナリに平坦であり、日当たりも良好である。

季節柄風の通りは意識しなかったが、夏場はけっこう蒸し暑いかもしれないし、敷地のすぐ横に農業用の池があるため、蚊の襲来は避けられない。
今回も11月だと言うのに朝夕には数か所刺された… コレが痒いのだ。

下見&設営時に地面が柔らかであることは認識した。元が果樹園であることからもソレは理解していた。

ならば水はけはどうか?

キャンプ期間中に雨は降ることもなく、その辺りの確認は出来ていない。

しかし水穴を掘った際、地表から40〜50cmほどで粘土の層にぶち当たった。

焼き物の産地なだけに、そういった地層で構成されているのだろうか、などと分析するも、そんな悠長なコトは言っていられない。

地表が柔らかな土でそのすぐ下に粘土質の層があるとなれば、まとまった雨が降ればグチャグチャになるのは想像がつく。

キチンと排水の側溝を掘っても、人が歩き回るサイト周りは相当ぬかるむこととなるだろう。
想像では朝霧でのジャンボリー並みになう可能性もあるのではないだろうか。


薪、或いは工作物の材となる伐採木は雑木林の所々にまとめてあった。
時期とタイミングによって異なる可能性は高いものの、あればあったで嬉しいし、日々伐採や草刈りをしてくれている知多地域の方々に感謝、である。

ちなみに今回我々は、基本的な工作用資材は持込み、薪として使いたい物のみ現地調達とした。

足場や許可の問題はあるとして、駐車場からのアプローチにある竹林から切り出せられれば更に可能性は高まるだろう。
勝手な妄想ではあるが。


水場とトイレは隣接する施設のものを使わせていただく形式。コレに関しては管理者同士で依頼と合意が取られているとのことで、使用後の清掃が使ったもののつとめである。


で、トイレについて少々。

当然トイレは無いよりも有ったほうが健全であるし、必須であると言えよう。

私がスカウトだった頃のお話を蒸し返すまでもなく、ココでは清潔な水洗トイレがあるのだからナニも文句はない、と思っていた。
だがとある親御さんからいただいた言葉に思うトコロあり。

それは「サイトからの距離があり、夜に一人での利用には不安がある」であった。

「何も無い」と記した通り、野営場には常設の照明設備がない。
スカウトたちのサイトからトイレまでも、ヘッデンの灯りを頼りに約200mほどを歩くこととなる。
そして件のトイレにも照明設備はあるものの、夜間に点灯する様子はなく、使用時も自前の灯りを使うしかない。

そしてその場所は野営場の敷地の外。恐らく夜の利用者はいないだろうが公共施設の部類であり、夜に閉鎖されるようなゲートもない。

全く無人の真っ暗な場所となるのだ。

その親御さんの仰るとおり、万が一の事態が起こったとしても、本部でソレに気付くことは非常に難しいと思われた。


コレが新城・吉川野営場であれば、サイトとトイレの位置関係はそれ程変わらないにしても、アチラはどちらも敷地内のこと。場所的にも外部からの侵入はまず考えられない。


街から近く、隣接する施設を使わせていただけるメリットの一方で、こういったリスクも考慮する必要があるのだなと改めて気付かされた次第である。

この件に関してすぐに対応策を設けるのも簡単ではないのは分かっているが、今後はその辺りも考慮しつつ計画しなければ、だな。


とは言え、スカウティングのフィールドとして申し分のない場所である。

これからも時と内容によっての選択肢が増えたことは、誠にありがたいのであった。

  


Posted by blue_serow at 09:44Comments(0)BS

2023年11月08日

回想、野営の協働運営

本日は立冬である。

確かに朝晩は冷えを感じるものの、今なお陽のあたる場所ではポカポカ陽気を超えて暑い。
ナントモ対応に苦慮する日々…。


写真は合同キャンプでの本部の様子。

諸事情あって少々隠し気味なのはご容赦いただきたい。

手前に見えるのは、遥か10年以上前に当ブログで触れた「100均の提灯」。
ビーバー隊長時代に購入し、1度か2度使って以来、誠に久しぶりに日の目を見た次第。

揺らめくLEDも健在で、夜通しの点灯も問題なかった。

他、諸々の備品も我がボーイ隊(と言うか大半は私の個人アイテム)から持ってきているため、ジャンテンのフライに目隠しのカモフラージュネットはいつも通りだ。


さて、キャンプの運営に関しては、前記事で記したように古ーーいお付き合いのBS隊長との協働だったため、運営について特段の問題もなく進めることが出来た(と思っている)。

当然、場面によっては都度都度の対応が必要になるのだが、ソレも互いに「こんな時はどうしてる?」と確認して想いを統一した上で対処を行った。

今回の基本事項は「時間厳守」と「班の生活には介入しない」とした。

班員の出入があり班長不在のタイミングもあったりして、何事も思ったようには進まない。しかし、ソレに流されて予定を変更していてはキリがないし、各々のBS隊でそういった事象への対応は異なる。ならば原点に立ち返り、プログラムは予定した時刻で開始する。それまでに済ませられなかったコトは一旦打切り。

ソレだけのことだ。

また班の生活は彼らの時間だ。そのためたとえ隊長といえどもチョロチョロ入り込んでアレコレ言うものではない。



これまで我がボーイ隊でも私なりにその辺りは厳守してきた(つもり)。

ただコレはお借りしている神社のスペースに依る。

班サイトと本部はソレナリに距離を保てたが、班同士のサイトは距離を離せられない。

今回も広大なサイト1つをお借りしたため、本部は離すことができたが、やはり班同士は隣り合う配置となった。

ま、相手の団との交流も必要なので、その辺りは緩やかにした訳ではあるが…。



で、我々オジサン隊長2人は点検時以外は本部から遠くの班サイトを眺めるのみ。

と言いつつも気になるのは間違いなく、時には写真撮影も兼ねて様子を見に行くのは避けられなかった次第。

フォローやサポートは副長さんに依頼して実施したので、全く放置したわけではないし、必要に応じて班長を呼出しての指示も行っている。


私としては、これまで一事が万事独りで考え対応してきたため、今回のように迷った時、対応に苦慮した際に相談できる相手がいて本当に良かったし学びもあった。

また副長(及び女性指導者)の必要性も改めて実感した。


合同キャンプの全てが無問題で万全に終えられた訳では無いが、指導者・スカウトとも「他のBS隊」を間近に触れられ交流できたことはナニモノにも代え難い。

コレを糧に、今後の活動と班長教育を如何にしていくかを考えたい。


ではフィールドはどうだったのか。

ソレについてはまた次の機会に… である。
  


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2023年11月06日

合同キャンプ終了〜

合同隊キャンプでの1枚である。

早朝の班サイトを本部側から見た様子。
地理的な要因か、朝霞が深い。


友団のBS隊長であり、私がスカウト時代の先輩であり、年に数回の飲み仲間。

そんな2人で行った2泊3日のキャンプを昨日終えた。


事前の出欠確認では、我がボーイ隊全員から「全日程参加」との回答だったが、直前にアレヤコレヤで欠席や遅参があり、オマケに体調不良で早退まで発生。

フルメンバー6名でようやく班らしい活動ができている中、少しでも人数が減ると、炊事もプログラムも予定通りには進まなくなる不安があった。

一方の友団BS隊も諸事情ありフルメンバーで終えられず、状況的には似たような感じ。


本部サイドの指導者構成としては、コチラは例の如く隊長私一人に加え、元指導者だった保護者の方が全日程支援していただけての2名体制。

アチラは隊長と女性副長で同じく2名体制。
ナントカ体制を保てたのは幸いである。

私自身が隊活動を合同で行ったのは、10年ほど前だろうか。ビーバー隊長としてスカウト1名、指導者1名でやっていた頃、スカウト1名のビーバー隊としばらく一緒に活動した時期があったが、それ以来か。

2つの団、隊とのジョイントは色々と学びが多いのは分かっているものの、細かな確認や調整ごとが多岐にわたる。
団の特性や考え方の違いから、双方の方向性や意思確認が欠かせず、時にソレが面倒くさく思えることもまあまああるのが実際のトコロ。

そんな中、今回はその辺りを微かには感じつつも「面倒くささ」はなかった。

と言うのも、相手(友団のBS隊長)は先に記した通りスカウト時代の先輩であり、同じ場面で同じ体験(経験)を同じ隊長&先輩スカウトたちの下で過ごしてきたから。
そして予てから「現代のスカウティングの善し悪し」を語り合ってきたから。

つまり二人とも(団の諸々で多少は違いがあるにせよ)目標とするスカウティング、今回で言えば「やりたい隊キャンプ」のベースメントは同じなのである。

なので進め方の微調整も少しの会話で確認するだけ。
遠慮も気兼ねもない。逆に言えば「やってみたかった」くらいの活動が実現したのだ。

1班で無理矢理体裁を整えながらコジンマリやってきた今期を思えば、別々にやってきた他のBS隊と競い合う機会はナカナカ得られるモノではない。

果たしてその成果は!?


ソレはまた次の機会に記すとして、「一緒にやろうゼ」と声を掛けてくれた先輩に感謝!である。


  


Posted by blue_serow at 09:25Comments(1)BS

2023年10月25日

秋になったけど



夏の終わりに行ったGBトレーニングの様子である。

相も変わらずロープワークの練習をする班長と次長。
私の指導が芳しくないのか? 縛りがキッチリ締め込めないとのこと。

「上手くなりたい」との心意気を大切にし、また後輩の指導に生かしてくれることを期待しつつ見守っている。


さて、季節はすっかり秋となり、昼間も1枚羽織りたくなる今日この頃。

先日行った名古屋まつりの沿道奉仕でも、日陰にいるときはジャンパーが欲しくなる気候だった。

我がボーイ隊は11月のキャンプに向け、次回は工作資材の調達を行う。

場所はいつもの神社の森。

普段使っているフィールドなので特別な準備は不要ながら、昨今の情報に触れて少しばかり気になることが…。

どうやらこの秋はスズメバチの活動が活発化しているらしい。

もともと夏の終わりから秋がスズメバチの活動シーズンらしいのだが、今年は特に猛暑で夏の間に動けなかったためか、今の時期にやたらと動き回っており、さらに狂暴化しているとの報道を見かける。

当該の神社でも時折スズメバチが飛んでいるのを確認しているし、以前はお社にも大きな巣が作られたこともあった。

そりゃぁ古くからある雑木林なのでスズメバチがいて当然ともいえるだろう。
でも、我々としてはソレを歓迎する訳でもなく、悩ましい問題だ。

木の枝に巣を形成しているならまだ発見することは難しくないものの、地面の下に巣があるとなるとソレに気づくのは簡単ではない。
ウッカリ踏み込んだ先に巣があったとすれば、一気に大群が攻めてくることになり、直面した人間はおそらくパニックになるだろう。

スカウトたちをそんな目に合わせる訳にはいかない。しかし工作用の資材はソノ雑木林の中。





うん。どうする?





未だ答えは見いだせていないが、何らかの対策をもってクリアしなければならない。

気温が上がっていない午前中の早い時間にコトを済ませるのか、蜂用の殺虫剤を周囲に振り撒きながら作業を行うのか、あるいは…。

現在、スズメバチの行動特性についてアレコレ調査中。しかし、シロウトの浅はかな知識で対処しきれるものなのか否か。

何もしないよりはした方が良いし、必要な活動を少々の因子のために中止するのは本意ではない。


ビーバーやカブとは異なる「野外活動」のリスクに向き合う機会と捉えて、私なりの対処を考えている。



そして最終的にはGBを通じてスカウトたちへ、こういった事象への対処・対応を伝えていけれれば、と思う次第なのである。


暑さでバテルことに比べれば、まだ気持ちの上ではポジティブになれるのが幸い、だな。

  


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2023年10月09日

野営場探訪

写真はボーイスカウト愛知連盟の常滑・高坂野営場である。

11月に予定している隊キャンプで、いつもお借りしている神社が使えず、かと言って日程を変えるのも難しい。

そして同じ地区内で親交のあるBS隊長から「一緒に隊キャンプしよう」とのお声がけもあり、(私としては)初めてコチラを利用することに。

で、昨日慌しく現地下見をば。

吉川野営場と異なり、何にもない。
水道もトイレも自前ではなくお隣の施設のを使わせていただく形。

フィールドも3面の広場(サイト)が3段で設えてあるだけ。でもそれぞれの広場がナカナカの広さ。多少の起伏はあるものの、平らで伸びやかである。

うん。良いじゃないか。


入場してすぐの広場(サイト?)には掲揚柱があり、セレモニー用となっている。ちなみに写真の広場がココだ。

2段目、3段目と徐々に小さくなり、それぞれが野営用のサイト。

吉川のように班ごとのサイトを構えるには広すぎるため、自ずと広場内で複数の班が班サイトを作ることとなる。


今回は自隊だけではないため、我がボーイ隊のスカウトたちはどんな反応を示すだろう。

1班だけでのキャンプが悪いとは言わないし、仕方がないとも思っていた。
だがこうしてお声がけいただき、複数の班で2泊のキャンプができるのは有難く嬉しいコトである。

準備から当日の運営までクリアすべき課題はあるものの、心軽やかに向き合えそうだ。


それまでに片付けるべき用件をシッカリと片付けなければ、なんだけどね。


楽しみだ。
  


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2023年09月06日

タープ設営への評価

誠に蒸し暑い朝である。

当地はこの後、線状降水帯が発生する可能性アリとのこと。要注意だな。


写真は隊集会での様子。

班の食堂フライを設営したのだが、決して美しい出来栄えではない。

一先ずソレナリに建っているのでヨシとするか…。


ココで形良く張り直しを命ずるのも「指導」だとは思うも、この場では時間との兼ね合いによりスルーした。

もちろん班長へは要改善箇所を指摘し、次回に活かすよう伝えてある。


一方、周りからの声にも耳を傾ける。

ココは公共のデイキャンプ場のため、(ひと頃よりは落ち着いたが)多くの利用者がおられる。

私たちの背後では、若者グループがBBQのためのサイト設営を行っていた。

我々より少し早くから集まり、タープを建てるためアーダコーダと試行錯誤をしている様子。この場所ではよくある光景だ。


我がボーイ隊も手短にセレモニーを終えて設営開始。

私は本部を構えるべく、ミニタープを建て始める。

アチラのグループはまだタープと戦っている。

私は15分程で本部のミニタープを建て終えれた。モノが小さいのだからこんなモンだろう。


背後から「はや!あそこはもうたったよ」と聞こえ、内心ニンマリ。
彼らはまだポールを持ったままアレコレやっている。


スカウトたちもナンダカンダと分担しつつ、30分ほどで食堂フライが完成。
立ち姿は写真のとおりなのでアレなのだが、存在感は他のタープとは全く異なる。


するとまた背後から「あの子たち、あんな大きなのをたてたよ」「すごい。慣れてるね」と。

スカウトたちにこの声が聞こえたかどうかは分からないが、私は結構嬉しかった。

隊長として見ればまだまだ指導の余地があるとは言え、周りから見ればソレナリにいい線イケてるようだ。


その後、背後の若者グループも無事に建て終えたようで賑やかに楽しみ始めていた。


やはりこういった作業は経験値(回数)がモノを言う。そして大切なのはその都度の評価と改善策だろう。

漫然と同じコトを繰り返すのでは進歩がない。

少しでもより良くしようと考えさせ、実践させることが、スカウティングにおける教育だと思う。

我がボーイ隊においても、私が隊長になったばかりの頃は食堂フライ(当時はヘキサタープ)を建てるだけでも班員総掛かりで1時間以上かかっていた。

手順を知っておらず、分担もせず行き当たりばったり&ノープランでやっていたのだから当然だろう。

ソレが3年を過ぎた今は上記の通り。

建て方の指導をしたのは当然ながら、ソレも毎回するわけではない。

やればできる、やれば慣れる、なんだな。


その後の活動内容については前記事にて…。


ボーイスカウトのアピールまでには至らなかったが、少しはスカウトたちの姿を示せたかな?という、とある週末のお話であった。



  


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2023年07月21日

夏季キャンプを振り返る


梅雨明けである。

スカウトたちは夏休みに突入しいよいよ夏本番な訳だが、当団の夏季キャンプは終了。

この夏は隊活動に勤しもう。


4年ぶり、我がボーイ隊初の団キャンプ参加はどうだったか。

私がボーイ隊長を拝命した時から「いつかはやりたい」とイメージし、昨年度末のスカウトたちのアンケートにもあった登山をメインプログラムとした。

2泊3日の中日をソレに充てるため、初日と最終日に出来ることはたかが知れている。

スケジューリングの制約もドンドン厳しくなり、ボーイ隊が行うべき固定キャンプのスタイルは成立させにくい。

なので今回は根本的に考えを変え、登山に向けたベースキャンプのスタイルで実施することとした。

とは言えあまりに簡略化するのも芳しくない。なので泊まりはジャンテンを使用。
冒頭の写真は朝の乾燥作業の様子である。

で、時間の都合もあるため朝の点検は班内の自己点検とし、私はさり気なく観察をするのみ。
それでも一先ずは出来ていたので良しとした。

※でも写真を見ると奥の扉を開けていなかったね

炊事もこれまで拘ってきた薪炊事ではなくガソリンツーバーナーを使用。
コレで炊事の効率は飛躍的に上がるハズ… だったが、どーしても遅れてくるんだよねぇ。

ココは班長への突っ込みどころかな。

立ちカマドなどの工作物も求めず、とにかく効率よく生活出来るようにしたつもり。
スカウトたち(特にGB)はソレナリに工夫しキャンプ生活を構築しているように見えた。


ビーバー隊長、カブ隊長の時は細かなプログラムをシッカリ用意し、スカウトたちの動きをコントロールすることで安全管理を行ってきた。

しかしボーイ隊の運営はそうではない。

ある程度の課題を渡したらあとは班の中でソレを実施し、指導者は離れて見守るのみ。

当然ソレを進めるのに必要な情報やスキルは前もって与えておかねばならない。

4月の新体制から3ヶ月でソレが整ったとは言えないものの、直近に行ったGB訓練でどうにか間に合ったかな、と感じた次第。

1班だけながら、班員は7名である。
全員参加で人数的にはほぼ理想的な状態だ。

設営・撤営もこれまでの少人数で無理矢理複数班にしていた時よりずっと順調に出来た。

班長・次長の役割を明確にし、伝えるべきを伝えることでこんなに違うんだな、と実感した。

今回のキャンプが集大成ではなく、我がボーイ隊を次のステージに上げるためのステップと捉えれば、とても重要であり良き機会となった。

8月は更に地道な活動で地固めし、11月の班キャンプで彼らが存分に弾けれるようにしたい。


班長・次長の成長と班の自立を目指すに、この3日間の経験は、スカウトにも私にも意義深いものであった。



ただ最後にヒトコト愚痴るならば、やっぱり2泊3日では慌ただしいんだよねぇ。



次年度以降の大きな課題だな。


  


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2023年07月18日

夏キャンプ報告

実に4年ぶりである。

制限が解除され、当団もようやく団行事として夏のキャンプが実施された。

今回、我がボーイ隊は昨年度計画しつつも感染拡大で実施できなかったメインのプログラムを再構築し、晴れて実施。

隊長独りでは到底展開できない内容ながら、保護者の皆さんから様々なご支援を頂けたおかげで無事に実施できた。コレはもう感謝しかない。

その内容は、しばし前に下見報告の記事であげた通りの山登りである。

ベースのキャンプ場がまあまあの標高にあり、ソコからまあまあの高さの山に登る。

ルートの総距離は6kmソコソコだが等高線が密に並んだ地形を一気に上がるため、ハシゴ状の木道や鎖場が設定(整備)されたナカナカ登りごたえのあるルートだ。


趣味の登山と異なりスカウティングの一環として行うためには、ソレナリに多くの対策が必要となる。

安全面、健康面、そして全体の情報共有ナドナド。

安全教育としては事前の集会から足慣らしを始め登山時のマナーや注意点を伝えてきたし、水分補給や小休止の取り方はGB訓練で教えた。

携帯電話がまともに使えないフィールドであることから、カブ隊と協同してデジ簡をレンタル。野営本部やビーバー隊も含めて全隊で会話を共聴することで、各隊の位置や状況が共有出来るようにした。

登山メンバーは掛け捨ての山岳保険に加入… と言ってもWEBで必要事項と参加者氏名を入力しコンビニでお金を払えば完了。

登山届もスマホのアプリで地図上のルートをなぞり、予定の時刻や登山メンバーの氏名を入力。出発時に提出(送信)して完了。

どちらも誠に手軽であり便利である。

入力の手間は僅かにあるものの、コレで必要最低限の手続きは出来るのだから、今やこれらは欠かせない。



プログラム実施の結果として、当初の予定より下山時刻が1時間以上遅れた。
理由はスカウトたちのペースが思った以上にゆっくりだったため。

体力的な問題ではなく、トリッキーな登山道に慣れておらずペース配分が上手く行かなかったのだ。

バテたり足を痛めたりしたためではないため私的にはソコまで心配はしなかったし、それこそ無線で状況が把握できていたからではある。

一方、予定より下山が遅れたことにより登山届を出したスマホアプリから「下山時刻を過ぎているが大丈夫か?」とか「あと◯時間で緊急連絡を出すが良いか?」とかのメッセージが入ってきたのには驚いた。

ある意味至れり尽くせりだな、なんて感心した次第である。

その他の諸々はまた機会を改めてお伝えできれば、と思う。

4年ぶりにしてボーイ隊長初の団キャンプ。

まずは我がボーイ隊全員が山のピークを踏み、無事に帰宅できたことを歓びたい。


スカウトたちに弥栄!である。
  


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2023年06月26日

BS隊長の心構え

実修所における1級旅行でのひとコマ。

踏跡が分かりづらい場所なのだが、これが正解のルート。
読図とルートファインディングのスキルが試され、密かに心踊っていた次第。


我がボーイ隊も夏キャンプに向け、読図のスキルアップを狙った隊集会を実施した。

が…

コレが思ったようには進まないものだ。


スカウトたちの性格は千差万別。
各自が地形図に座標方眼を入れて用意してきたのだが、まずソレが正確ではない。

線がズレていたり揺らいでいたり(鉛筆だから?)ムチャクチャ太かったり。

コチラができるだけ正確に6桁でポイントを示すも、受ける側の座標が正確でなければプロットのしようがないのてある。


練習ハイクのルートを伝えるべくポイントのリストを渡し、彼らが作業する様子を伺っていると、どーにも要領を得ない会話が続く。


離れて聞いているだけなので全てを聞いていた訳では無い。新入のスカウトたちは今回が初めてのコトなので、先輩たちに教えてもらいながら取り組んでいたのは良いカタチだ。

だが、やはり追っているポイントが「いやソコじゃないだろう」な場所で探っている感アリアリ。

教える側も教わりながら取り組む側もやっているコトは間違っていない。

問題はその基準となる座標そのものが各自でマチマチになっているコトであり、ソレに気づいていないコトなのである。


コレではどんなに時間をかけても正しいルートは見出だせない。

さて、隊長として私はどのタイミングでどのように指導をするが良いのか?


班長のメンツを保ちつつ、尚且つスカウトたち全員に正しい情報を伝える術は?


最初に示した手順通り、彼らは各自で「コレだろう」というルートを作成し班の中で共有。そしてソレを集約した上で班としてのルートを導き出した。もちろん、私が用意したルートとは全く違う。

今回は夏キャンプの登山を意識した練習用ルートを設定したため、ソコを外して歩いてもねらいは達成できない。

「オマエラ何やってんだよ」的な感情を抑えつつ、冷静に指摘。

ルートの要所を直接伝えることで、一応、練習ハイクは成立させた。


そして最後に一喝。

2センチ測って線を引くだけの作業ながら、適当にやっては意味がない。
2万5千分の1では、1ミリ違えば実測では25メートルの誤差となる。

次の活動までに、座標が正しく引かれているか今一度確認・点検し、必要であれば修正してくるように…と。


コレ、私がボーイ隊長になった当初に地形図を配布た時点で同じようなことを説明していたんたよね。

で、当時の班長たちはちゃんとソレに応えてくれていた気がする。

あれから3年。班長から班員たちにその要点が伝えられているだろうと、勝手に思い込み勝手に期待し、私自身が手を抜いていたのである。

やはり班長への訓練とコミュニケーションはとても大切なのだな。


今回の件を受け、実修所の第3教程の進め方へのヒントを得た。

これを通じて私も「隊長としての心構え」を今一度振り返り、より良い活動を提供出来るようになりたいものである。


道は長いなぁ…。

  


Posted by blue_serow at 09:37Comments(0)BS

2023年05月27日

下見登山してきた

とある「お山」の登山道である。

今から40数年前、私がカブスカウトだった頃に登った山。
その後シニアスカウトの頃にも登ったことがあるため、どんなルートだったかは朧げながら覚えている。

運動嫌いな私が辛い思いを覚えていないと言うことは、それ程ハードなルートじゃ無かったのだろう、との美しい記憶。


で、コロナの制限が解除された今夏、我がボーイ隊にとって少しばかりマトモな登山経験になるかと思い、コチラのお山に登ることとした。

そうなれば現状の調査と下見・現地踏破は必須である。

単独行は認められないので、元指導者(現スカウト保護者)に同行をお願いしたところ快諾いただけたのは幸い。

さて、40年ぶりのアタック!

うーーん、体が重い。

脚が上がらない。

汗が止まらない。

荷物も重い。



BS実修所の「1級旅行」実習もなかなかハードな体験だったが、コチラも思っていた以上に体力が必要かも。

何と言っても勾配が急で、随所に木道階段、鎖場が設けられ、つづら折りが続く。

冒頭の写真では、左の鎖場が旧来のルートで、右の木道が現在の整備されたルート。

コリャァ「登山」と言うよりは「アスレチック」と言ったほうが伝わりやすいかな。
杖やトレッキングポールが有ったほうが良い場面もあるが、場所によっては両手を使いたいトコロもあり、そうなると補助道具は邪魔である。

そんな葛藤を感じつつ、それでもほぼ予測時間に山頂到着。

そこからの眺めや周囲の様子は以前と大きく変わった感はなく、当時の記憶を呼び覚ましてくれる。

大きな屋根が目立つ避難小屋やクマザサの海は正に私がかつて見た景色だ。

大休止の後に下山を開始すると、コチラもアスレチックが続く。

半世紀以上生きたオジサンの脚はもうガクガクである。

急がず無理せず、小休止を多めに取りながら無事に登山口まで戻ることができ、下見は完了。

山屋さん関連のWEBページにある登山レポートのコースタイムよりかなり緩めの設定にしたが、その読みでほぼ間違いなかった。
それより我がボーイ隊のスカウトたちには、どの程度の体力と気力があるのか。

実際の歩行距離は大したことないが、高低差がソレナリにあるし、エスケープルートを設定できないコース取りである。

途中で棄権するなら引返すことしかできないのだ。
そうなるとオトナのサポート体制をちゃんと構築しなければ、だ。

場所的に携帯電話が繋がらない所もあるため、その対策・対応も考える必要がある。


案外オオゴトになりそうな気配を感じつつも、いずれはやりたかったコトなので、この勢いで突っ走ってみるか、なんて思う今日このごろ。


そして、久しぶりにソコソコな「登山」が出来た喜びを噛みしめているのであった。

でも、もう1回登るのかと思うと、ソレはソレで複雑な心境でもある。



分かっちゃいるけど… なんだよねぇ。


実施に向けて準備を進めよう。


  


Posted by blue_serow at 11:29Comments(0)BS

2023年04月24日

新生「我がボーイ隊」始動!

隊キャンプの班サイトである。

場所の都合もあり、3年前から随時お見せしてきている様子と大差はない。

だが今年度からは小さな変化が続く。

前記事でも記したように、今期のスカウトは全員私がボーイ隊長になってから上進してきた。

一方、昨年度で上進していったスカウトは私がビーバー隊長の頃からの顔ぶれ。

付合いの長短は関係ないのかも知れないが、何となぁくコチラもキャラクターを把握する上で役立っていたのも事実。

今はまだカブ隊長時のスカウトもいるが、あと2年もすればスッカリ入れ替わる。
そうなると、年度始まりの1,2ヶ月で出来るだけ性格や特性を把握しなければならないのが今後の課題となるだろう。


次なる変化は、実修所での気付きを如何に活かしていくか。
課題研究でもいくつかのコトを記した。しかし得たいのはソレだけではない。
勿論全てが「教えてもらえる」訳では無いし、答えが見つかるとも限らない。

実修所での学びはセッションだけではなく、コースで編成された班のメンバーから得られるコトの方が、より実践的、或いは身近で参考になるのではないかと期待している。

マニュアル(リーダーハンドブック)を深読みすればひとまずはある程度の隊運営は出来るだろう。
でも、実際の現場で様々なキャラのスカウトたちに向き合い、それぞれに合わせたチューニングをするには、ソレナリの経験が必要だし、それぞれに対応できる知識(情報)も必要となる。

トレーナーの端くれとして「部門に関係なく」トレーニングに対応することと自隊の活動に向き合うのは全く異なると感じている訳で…。

この件は後日、コースが明けてからまた。


もうひとつの変化は隊の支援体制の構築である。

モロモロの事情により我がボーイ隊は私一人のワンオペが続いている。

これまでは団の支援により何とかやって来られたが、今期はソレもそう簡単ではなくなる様相。
コレはコレで問題なのだが、そう言いつつも隊活動は続けねばならぬ。

そうなれば、まずは保護者の皆様にお手伝いいただくことが第一歩か。

保険や責任の面で課題はあるが、個人的な伝手で外部の方に頼るよりは理解が得られやすいのかなと思うし、いずれは副長、後任へとつながる期待も持ちつつ、と。

今週はオシゴトもGW前の進行となり慌ただしさを増す一方で、個人装備の吟味に明け暮れる(楽しむ)日々。

コレを乗り越えたらいよいよコースイン。

望むことは唯一つ。

天候に恵まれたらイイナァ。



ハテサテどうなることやら、である。
  


Posted by blue_serow at 09:27Comments(0)BS

2023年04月12日

年プロ、相変わらず迷っている

随分前の旗手の様子である。

実際のセレモニーではなく、手順の練習時のモノ。

この時から3年。改めて基本動作の確認が必要かな。


実修所の参加決定をいただき、持ち物のチェックを行った。

で、自隊の年プロとある。

… まだ完成していない。



理由はシンプルで、スカウトが通う中学校の予定が出揃っていないため、日程を決めかねているのだ。

私の予定がボーイ隊長としてだけならまだやりようはある。しかし、地区だトレーニングチームだ地元の神社だとアレコレあるため、各中学校の定期試験の重なり具合やバラけ具合によっては、月に2回の活動すら組めない場合もある。

そのため、これまでは一旦草案・暫定版としてリリースはするも、決定版が出せるのは5月の下旬だった。

今期もソレならソレで良いのかも知れないが、何にせよ実修所である。

学びの中でこの体が良いのか正しいのかも含めて検証したい。
そうであればやはり完成形でなければ、正確な検証や評価を出来ないよなぁ、と思う次第。

そうなると隊集会で何をねらうか考えつつ、ソレを実現するための班集会、ひいては班長訓練の内容まで一気に考えなければならず…。

うーむ、その辺りを学ぶために実修所へ参加するのに、なのである。

月によっては大規模な奉仕活動への参加要請のためまとまった隊活動が出来ないこともあり、スケジューリングは難航を極める。

そんな中、今後は進級課目だけでなく技能章課目も効果的にリンクさせて行きたいと思っているだけに、ややこしさが更に深まる訳で…。

各級の課目はようやく頭に入ってきた気がしているが、技能章課目となると未だサッパリ。コンナンでは芳しくないなと反省しつつ、年プロの空欄を虚しく眺める日々。

理想を詰め込んだ「絵に描いた餅」とするか、実行可能な範囲で現実的なモノとするか。

これまでの3年間で(イロイロ事情はあれど)全てのプログラムを完遂できたことがない。

理由も言い訳もあれど、やはりソレは良くないよね。


そうは言いながらも今年度は始まっているし、月末には隊キャンプを行うことが決まっている。

やはりココは、一旦希望も含めてやるべきコトを網羅した年プロを仕上げて実修所へ持ち込み、学びの成果を反映させて修正・リリースするのが正解か?


うん。ウジウジ考えつつも、ひとまず方向性が見えた気がする。


これから入門までの半月は、こんな感じで「自己研鑽」に励むのだろう。


しばしお付き合いの程を…、である。
  


Posted by blue_serow at 09:24Comments(0)BS

2023年04月04日

ユルリと新年度へ

雨中の野営本部である。

奥に見える垂れたフライは目隠し。ガイラインの都合で敢えて少し離した位置に。


月始めが週末と重なり、実質昨日からが新年度のスタートとなった。

とは言えスカウティングに於いては次の週末が上進式のため、コチラはソコからが新たなスタートだ。

コロナ禍で制限ばかりだった新任隊長から早3年が経ち、年数だけ見れば中堅どころと見られかねないが、自分の中では全くそんなトコロは無し。

かつて描いた我がボーイ隊の再生計画でも、5年かけて「本来あるべき姿」に持っていく構想だったので、正にこの2年が正念場だと考えている。

この3年間で(ひとまず)出来てきたのはスカウトたちの活動への向き合い方と班の自治。進級に向けてスキルを上げたり経験を積んだり、そして後輩スカウトへ教えたりを班の中で常に行うことを伝えてきた(つもり)。

一応、そんな流れは形になってきたのだが、年度替りで顔ぶれが変わるとソレもどうなることか、不安はある。
が、新しい班長にソコを改めて指導するのが隊長である私の役目なので気合を入れねば、だ。

今年度の目標はグリンバーへの徹底した訓練と主導の委任。

班集会が本当の「班集会」として実施されるようにしていきたい。
もっとも、私がスカウトだった頃のような状況・環境ではなく現在のスカウトたちはとても忙しい。
自分たちでスケジュールを組んで自分たちで集まるのはナカナカ難しいと思われるため、そこは隊長が調整とフォローをしなければならないだろう。

それでも体としては彼らが自分たちで開催する形が必要なので、その辺りの塩梅はコチラの腕の見せ所か。


ちなみに上記の目標を班長ではなくグリンバーにしたのは、新年度の体制が1班編成になったからである。

「班の対抗」を徹底するなら無理をしてでも2班以上にしたいところではある。しかし残念ながらそこまで人数がいないのが現実。

3名の上進を受入れてもスカウト7名の隊となるため、それならば充実した班体制にしたほうがより良い活動ができる。
実際、先の年度末キャンプでも同等の人数規模を1班で行った結果、作業分担がシッカリできたしプログラムへの取組みも良くできていた。


この先も感染状況に翻弄されるかも知れないが、世間ももう「明けた」感じであるし、ようやく存分に活動を展開できそうな風潮である。

今後実修所で瑞からの理想を求め、ソレに取組みつつ「本来の姿」を取り戻していきたい。


班長たちがどこまでついてきてくれるか。そこだけが不安であり、私の向き合い方次第なのだろうと思う。

頼みの綱は送り出したスカウトたち。

上手くコラボできないかなぁ…と、密かに画策を練る次第である。


  


Posted by blue_serow at 09:24Comments(0)BS

2023年03月01日

年度末の隊キャンプ

一気に春突入か?と思わせる陽気である。
迷った末、今日はコートの下にフリースを着るのをやめた。夜がどうなるか…。


我がボーイ隊では3月末の週末に1泊の隊キャンプを行ってきた。
年度の締めくくりであり、進歩進級を進めるモノとしてである。

が、今年度は県連の行事へ駆り出された都合により、3月末のソレは実施が難しいかな、日程を遅らせるしかないかな、と考えざるを得ない状況でいた。

夏前からそんなコトをモヤモヤ考え続け、結論を先送りしてここまで来たのだが、中学卒業を控えたスカウトの保護者からとあるメールをいただき、迷いは吹き飛んだ。

曰く、遠方の高校に進むことが決まったため、3月にいっぱいでスカウティングから離れる。そのため3月末のキャンプが最後の機会となる、とのこと。

今の中3スカウトたちは私がビーバー隊長として向き合った最後の年代。

その後カブ隊長を経てボーイ隊まで、互いに学びながら活動を共にしてきた関係である。

こりゃぁもう「日程を遅らせて」なんて言ってられないではないか。

県連行事に対しては誠に申し訳ない思いもある。しかし様々に考えを巡らせても、やはり自隊の活動あってのコト。

アチラはひとり抜けても行事は進むが、コチラは私がいなければ…なのだから。

永らくモヤッていた頭の中もスッキリ晴れ、先日行事運営側へその旨を表明した次第である。

これでようやくキャンプの準備に気持ちを込めて取り組める。


マスクだソーシャルディスタンスだと不自由な中で行ってきた3年間。
それらを全て外すことは出来ないかも知れないが、今期の年度末隊キャンプはノビノビと活動できる内容にしたいと考える。

この成果が次年度の活動への大きな布石になって欲しいし、上進・卒業するスカウトたちへのエールにもなって欲しいと願う。


やっぱり年度末は何かと慌ただしいものなんだよな。




  


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2023年01月26日

嬉しい知らせがボチボチと

まことに寒い朝である。

中に着込むと職場で暑いが、そうしないと通勤途中で凍えてしまう。
片道1.2kmの徒歩区間をどう対処するかが肝となる。防寒の方法に苦慮する時期だ。


さて、写真は2020年9月の隊キャンプでの様子。緊急事態宣言第1弾が明け、ボーイ隊長として初めてフィールドでの隊活動を展開した時である。

この時点で中1だったスカウトたちは、昨年の秋頃から受験準備で活動には来なくなっていた。もちろん団内の所定の手続きを経てのことである。

この間、我がボーイ隊は実動スカウト4名でほそぼそと、そして地道に活動を続けてきた。

で、年が明けての1月下旬。

嬉しい知らせがポツリポツリと届くようになった。

受験が終わった、或いは目処がたった、とのことで活動復帰するという連絡だ。

このタイミングは推薦で通ったということなので、これまた凄いことではないか。
私はスカウトたちの中学での成績など一切知ることなく過ごしてきたため驚く一方、あぁ、あのスカウトなら不思議ではないな、との感じるものもあった。

後は一般入試に挑むスカウトたちを心の中で応援するのみ。

2月からは少し人数が戻り、3月には元通りの賑やかな体制で年度を締めくくりたいと願う。


唯一の懸念は、私が年度末に体を空けられるか否か。

その理由はまた別の機会に記すつもり。


まずは一足先に「合格」を手にしたスカウトへエールを贈りたい。


おめでとう!弥栄!




  


Posted by blue_serow at 09:14Comments(0)BS

2023年01月19日

考査の基準て?

過去の活動中の様子である。

詳細は割愛するとして、スカウトたちはやや大きめの工作物作成に悪戦苦闘。

そして完成した時の達成感は十分にあったようだ。


スカウティングは野外活動を中心に様々な体験・経験をすることで、青少年の成長に寄与することを目標としている。

そしてソレを推進する(モチベーションを上げる・保つ)仕組みの1つが進歩制度だ。

単に体験・経験して過ぎていくのではなく、その成果として身についたか、次に活かせるかの確認事項を進級課目として設定している。

ならばその課目(課題)の達成度はどのレベルが求められているのか。

植物の見分けに関する知識、いくつかの道具を使いこなすスキル、儀礼・信仰に向き合う心構え、そして奉仕の精神…。

一つひとつに対して相当なレベルを求めるとすれば、通り一遍の体験・経験だけで「良し」とは出来ないだろう。が、ソレでは一向に先へ進められないし、クリアの判断もシビアになってしまう。

そしてクリアの判断を班長に委ねる構造であるから、自ずと班長はそれぞれに対しソレナリに高度なモノが身についていなければならない、となる。


カタチとしては誠に良くできている仕組みなのだが、現実はそんなに美しくまとまっていない。
班長自身がそのレベルに届いていない(届くように指導しきれない)のである。


過日、地区の偉い方からは「無理は求めず緩やかに進めれば良い」とのお言葉があった。
そうしないと進歩進級が進まないことを分かっておられるからだ。

そこで本題。

「やった、できた」のレベルで良ければビーバーやカブと同じで済んでしまう。
いやソレはソレでは良いのかも、と最近感じ始めた。

ではボーイ隊ではドコが(ナニが)変わるのか。
それは「考査」として自分から履修のサインを求める行為。
もう一つは班長が班員に対して「コレやったじゃん」と声をかけ認める行為ではないか、と。

様々な課目内容を体験・経験させるのは隊長のシゴトなので、年間の活動にそれらが網羅できるようにする。そして実行しスカウトたちに体験・経験させる。

完璧に身に着けさせるのが目的ではなく、「ひとまず実際にやったことがある」レベル、内容で良いのではないか。

さすがに一度もやったこともない課目を認める訳には行かないが、本人の記憶に残り、スカウトハンドブックに書かれていたのを思い出せる程度で十分なのかも。

仮に同じプログラムを2年・3年続ければ、繰り返し経験するスカウトは少しはスキルアップしてくれるのではないだろうか。



なので表題に対する自らの答え。

「考査の基準」とは、スカウトが確実に体験・経験し、ソレを班長に申告出来ればOKであり、班長はそれを受け入れ認めることを理解していればOK…なのかな。


私が若かりし頃はもっと厳しく考査をされた、などとの給うてもソレはただの回顧録。

記憶をほじくり返せば確かに厳しいものであった一方、課目をクリアするためだけに「一夜漬け」ならぬ「浅漬け」状態で考査を受けた(受けさせられた)こともあったよなぁ…。

で、その重責を担う班長の考査は誰が見るのかと言えば、本来は上級班長なのだろうが、我がボーイ隊に(今は)いないので私が見るしかない。

そこで必要となるのが班長訓練なる機会なのかな、と、腑に落ちる。


5月に予定されているWB実修所に向け、我がボーイ隊と私自身のスカウティングを振り返りつつ、我が隊が抱えている課題を一つひとつ考察していこうと思いこんな記事にしてみた。


今後も思いついたら書き留めていくつもりなのでご了承いただきいた。

  


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