2023年07月21日
夏季キャンプを振り返る
梅雨明けである。
スカウトたちは夏休みに突入しいよいよ夏本番な訳だが、当団の夏季キャンプは終了。
この夏は隊活動に勤しもう。
4年ぶり、我がボーイ隊初の団キャンプ参加はどうだったか。
私がボーイ隊長を拝命した時から「いつかはやりたい」とイメージし、昨年度末のスカウトたちのアンケートにもあった登山をメインプログラムとした。
2泊3日の中日をソレに充てるため、初日と最終日に出来ることはたかが知れている。
スケジューリングの制約もドンドン厳しくなり、ボーイ隊が行うべき固定キャンプのスタイルは成立させにくい。
なので今回は根本的に考えを変え、登山に向けたベースキャンプのスタイルで実施することとした。
とは言えあまりに簡略化するのも芳しくない。なので泊まりはジャンテンを使用。
冒頭の写真は朝の乾燥作業の様子である。
で、時間の都合もあるため朝の点検は班内の自己点検とし、私はさり気なく観察をするのみ。
それでも一先ずは出来ていたので良しとした。
※でも写真を見ると奥の扉を開けていなかったね
炊事もこれまで拘ってきた薪炊事ではなくガソリンツーバーナーを使用。
コレで炊事の効率は飛躍的に上がるハズ… だったが、どーしても遅れてくるんだよねぇ。
ココは班長への突っ込みどころかな。
立ちカマドなどの工作物も求めず、とにかく効率よく生活出来るようにしたつもり。
スカウトたち(特にGB)はソレナリに工夫しキャンプ生活を構築しているように見えた。
ビーバー隊長、カブ隊長の時は細かなプログラムをシッカリ用意し、スカウトたちの動きをコントロールすることで安全管理を行ってきた。
しかしボーイ隊の運営はそうではない。
ある程度の課題を渡したらあとは班の中でソレを実施し、指導者は離れて見守るのみ。
当然ソレを進めるのに必要な情報やスキルは前もって与えておかねばならない。
4月の新体制から3ヶ月でソレが整ったとは言えないものの、直近に行ったGB訓練でどうにか間に合ったかな、と感じた次第。
1班だけながら、班員は7名である。
全員参加で人数的にはほぼ理想的な状態だ。
設営・撤営もこれまでの少人数で無理矢理複数班にしていた時よりずっと順調に出来た。
班長・次長の役割を明確にし、伝えるべきを伝えることでこんなに違うんだな、と実感した。
今回のキャンプが集大成ではなく、我がボーイ隊を次のステージに上げるためのステップと捉えれば、とても重要であり良き機会となった。
8月は更に地道な活動で地固めし、11月の班キャンプで彼らが存分に弾けれるようにしたい。
班長・次長の成長と班の自立を目指すに、この3日間の経験は、スカウトにも私にも意義深いものであった。
ただ最後にヒトコト愚痴るならば、やっぱり2泊3日では慌ただしいんだよねぇ。
次年度以降の大きな課題だな。
Posted by blue_serow at 10:07│Comments(0)
│BS