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2024年04月29日

ガッツリ隊集会

過日、隊集会の様子である。

前回が雨の中での半日だったため、思ったようにコトが進められず私としては不完全燃焼気味だった。

が、今回は好天の中での1日。

班の活動と隊の活動を盛込みガッツリ実施できた。

上進者2名も無事に初級認定し、コレで本格的に今年度の活動がスタートだ。

当面の課題はスカウトスキルの底上げである。


先輩たちは大凡のことは(取り敢えず)出来る。しかし熟練とまではイケておらず、未だに試行錯誤しながらナントカカントカ…な状態。

せめて年長のスカウトには自信を持って欲しい。
そのためには少しずつコツを伝授し、経験を重ねる中で自分のモノにできるような指導を目指す。

要はどこまで行っても班長・次長の育成なのだ。


ようやく年間の予定は組んだものの、やはりGB訓練が上手くハメられない。
私もスカウトたちもナニカと用事があり、コンスタントにGB会議・訓練を入れられないのだ。

実修所第3教程のレポートが頓挫しているのもココが理由のひとつ。

コレの突破口を見出だせればーー… などと言い訳しつつ、しばし考えに耽っている。


とは言え、いつまでも迷ってばかりもいられないのて、様々な試行をしながら自身の課題と隊の課題に向き合っていく所存。


今期は指導者構成も充実を図っていただけたので、コチラも良い方向を目指さねば。


スカウトたちのモチベーションを高めつつ、指導者も高みを目指せられるよう心して取り組みたい。

やればできる!  よね?


  


Posted by blue_serow at 09:34Comments(0)BS

2024年04月26日

ユルリと新年度突入

コンパクトな野営本部である。

新年度早々、ようやく1級旅行に挑むスカウトがでた。

計画自体は昨年の秋頃から行っていたものの、諸事情が絡み合いナカナカ実施できず。
満を持しての…、という訳だ。

隊キャンプと異なり今回は仮泊の体のため、本部も出来るだけ小規模に。
お道具類も必要最小限の組合せとし、コンテナ&ツールバッグで計3個(3パック)。

持出しの都合でパックをバラすことはしなかったが、更に精査すればココから2パックは減らせたかな。

実際、昨年度の実修所参加時の装備はリュックに入りきったのだから。

で、普段の隊キャンプならプログラムの進行や生活安全面の管理など、細かなアレコレに気を払いつつ班の様子を見ているのだが、今回は少々異なる。

当該のスカウト&付添いのVSは「自分たちだけで」1泊旅行を行っているのだから、私の存在は無いものとしている。

そのため私は付かず離れず見守るのみ。

余程のことが無い限り、彼らに介入するコトはしない(出来ない)。

なので私自身は普段より少しだけ気軽なソロキャンプを満喫したのであった。

※ちなみにスカウトたちのサイトの様子はまた別の機会に…


さて、前置きが長くなったが新年度突入である。

前年度の中盤、当時中3だった班長が受験準備と併せてスカウトの道から去った。
それにより唯一の中2スカウトが班長となり、年度が変わった今期も班の体制はそのまま継続。

カブ隊から2名の上進を受け、8名の班1つで今年度の我がボーイ隊は活動する。

一時は班の対抗を促すため2班に分けるかも考えた。だがこれまでの経験・実績を踏まえると、4名では班の体制を維持しづらいことが分かっていたので却下。

8名いれば多少の欠席があっても班内の活動は可能だろう、との思いだ。


ボーイ隊長4年目にして、ようやく「それらしい」カタチが見えた感あり。

1班体制ではあるが、班の自治が機能するよう丁寧な指導を目指さねばと思っている。


遅れに遅れている進歩進級も弾みをつけたいし、やりたいコト満載の1年が始まった。

はたして年度末、その結果やイカに!?
である。


気持ちを込めて進めていこう。
  


Posted by blue_serow at 09:38Comments(0)BS

2024年04月05日

新年度だね

我がボーイ隊の装備品乾燥の様子である。

年度末キャンプで雨中撤営となったための後始末だ。

コレにより基本装備の全てが綺麗スッキリと整備できたのは幸い。
心新たに新年度を迎えられた次第。

と言う訳で進級課程も切り換わった。

もっとも、現在取組んでいる課程は、ソレをやり終えるまでは(今年度中に限り)継続して履修を行い、ステップアップの時点で新たな課程へとなる。

大きな改訂ではないものの、逆に細かな箇所の改訂だからこそ、我々隊指導者による観とフォロー察が欠かせない。

と、ココに来て再び「考査」ってどうするのがベストなのかが気になりだす。

個人的な過去の記憶に頼っても今は昔。

現在に即した「考査」の在り方を考え、指導しなければ。


一応のヒントは実修所の中にあった。
曰く、班や隊の活動で実際に触れ体験していればソレで良し、とのこと。

文字面だけで追えばカブ隊での履修と大して変わらないのである。

当然その内容は少々本格的・やや高度なモノにはなるのだが、取り敢えずは「やっていればOK」らしい。

ふーーん…、である。




「取り敢えずやっていればOK」なのであれば話は早い。

そんなコトを考えつつ今年度の年プロを組み立た折、ふと立ち止まる。


でもコレって私(或いはインストラクター)が「班長経由」で当該のスカウトたちに教える(伝える)んだよな。
で、基本的に「班長」が認めなければ履修のサインがされないんだよな。



ヤッパリ手強いジャン!

コレ即ち、私と班長が足並みを揃えて進級促進を目指さないと、班のスカウトたちは「やった(経験した)のにサインがもらえない」可能性が高くなってしまう。

ボーイ隊における班長の存在・役割がいかに重要か、と改めて感じる次第である。


今週末には上進式があり、我がボーイ隊も新たなスタートを切る。

第三教程の仕上げを早急に進めつつ、私も気持ちを入れ直して次なるフェーズに取り組むのである。


楽しく充実したスカウティングが出来るといいなぁ… と、願わずにはいられない。


がんばろう。


  


Posted by blue_serow at 09:27Comments(0)BS

2024年03月25日

年度の締め! 残務アリ

今年度の最終週である。

ナンダカンダと慌ただしく、有給休暇をフル活用しつつコトの処理にあたる日々。

そんな中でもスカウティングの停滞があってはならない。

と言う訳で先の週末、我がボーイ隊では年度の締めのキャンプを実施した。

久々にシッカリ雨が降る中での野営だ。

スカウトたちはテンションだだ下がりながらも、始まってしまえば「やるべきこと」をやらないと先に進まず。

今期の班メンバーの良いところはムードメーカーが複数いるところ。そして学年による横のつながりが強いところだと見ている。

僅かひと班の隊ながら、チャント「班」として構成が出来上がったのは隊長として嬉しいトコロである。(自画自賛)

一方、班長年代(最高学年)が1名しかいないのは仕方がないとは言え、次への引継ぎ方をどうするかが私と班長の課題だろう。

年度当初は1年後にカブ隊から相当数のくまスカウトが上進する可能性があったのだが、時が経った今では途中抜けや諸事情イロイロとあり、受入側(我がボーイ隊)として大きく心配する規模ではなくなった。

なので次年度は現状の班体制の中に上進スカウトを迎え入れ、人数優先で充実した班の構築を目指すこととした。

班長ももう1年(実質は半年)その役務を務めるため、さらなるリーダーシップの醸成に期待したい。


と、細かな点では当然私から厳しい指摘(その詳細は割愛)を行ったキャンプながら、一応は年度の締めとして意義あるものになった。
本当はココで美しく締めを行い、次年度への課題を与えて終える筈だった。しかし雨天で実施した野営では諸々の装備品が濡れたママだ。

次の週末に臨時の装備点検と乾燥作業を行わねばならない。

今期の我がボーイ隊としては、コレで本当の「年度の締め」。

自分たちの備品に責任と愛着が持てるよう、どうアプローチすればより強く伝わるだろうか。

次なるステップに向けて隊長としての取組はまだまだ続く。


第三教程も片付けなければだが、コレもナカナカ進まないのである…。



  


Posted by blue_serow at 09:19Comments(0)BS

2024年03月13日

イロイロとあって

久しぶりの更新である

正月早々の災害から先週末はアニメ・漫画のレジェンドの訃報、翻って週明けにはアカデミー賞関連。

目まぐるしく気になる情報が入ってきて心持ちの整理が追いつかない。

そんな中、個人的にもナカナカの状況に直面しており、今現在はコチラの処理に大きく時間を取られている。

スカウティング、地元の神社の役については無理せず本当に可能な範囲でのみ対応することで承諾をいただいた。

ホント、いつ何が起こるか分からないもんだ。
この辺りについてはひと通りのコトが片付いた時点で触れたい。

4月下旬まではこのドタバタ以上な状況が続くと思われるが、気分転換も兼ねてコチラに綴れれば良いなと思っている次第。


一応、挫けてはいないのでご心配なく。


スカウトは、いかなる苦境にあっても微笑み、口笛を吹く… のである。


  


Posted by blue_serow at 09:29Comments(0)野外

2024年02月23日

難題ゾクゾク

しばし前、我がボーイ隊のスキー訓育での1枚である。

小ぢんまりしたゲレンデながら、初級でチョット馴染んだレベルなら十分楽しめる。

以前はトニカク存分たっぷりと滑り、夜もアクティビティを盛込みたく泊りがけが当然と考えていた。だがコロナ禍以降、物価の高騰もありそんな「中身最優先」とも言っていられなくなり、昨年から方向転換した次第。

当面はこのスタイルかな。

ボーイスカウト界隈で2月といえばB.P祭と次年度登録がある。

で、当地区も登録審査を行い、副コミとして私も参席。

先だって地区内の団が友好団に合流する形で解散した。
だがかような問題を抱えているのは地区内の多くの団も同様。

どちら様もスカウト、指導者とも「標準」の人数には程遠く、加盟員の確保に苦慮している。

ソレは私の所属団でも同じ状況であり、入口となるビーバー&カブ部門の増員を図らなければ先々尻すぼみになるのは明らかだ。

ココ数年、盛大ではないものの継続的にビーバーの見学と入隊がナントカカントカ続いてくれた。しかし、積極的な募集行為を行ってこなかったこともあり、ある時からそれも途絶え、また年代の凸凹により、この春の上進式を過ぎるとビーバー隊のスカウトは1名になってしまう。

私がビーバー隊長だった時もスカウト1名という状況はあった。
その時も「その内見学・入隊希望はあるだろう」と呑気に構えていたが、内心はかなり焦っていたものだ。仮に見学があったとしても、スカウトとリーダーが1対1でやっているようではナントモ寂しげではないか。

当時は色々と事情もあり、程なく友好団のビーバー隊(アチラもスカウト1名だった)とジェイントして活動を行ったため形式的な体裁は保てた。

果して今回はどうなるか。

特別な募集行事として仕立てるのは体力が必要ではあるが、ソコに団の本気度合いが出ると私は見ている。

一方で個人的には、そんな「特別な活動」を展開する必要はなく、日々の活動をキチンと行っているのであれば、見学なり体験なりはソコに来てもらえば良いと考えるし、私も団へはそう伝えてきた。

ただ、もうそんなコトをカッコつけて言っている状況でも無さそうだ。

かと言って「特別な活動・行事」を準備し展開する余裕もないのは明らか。

ならば、その「日々の活動」を可能な限りアピール(広報)するのが第一歩なのではないか… と。



そしてスカウトが一定数いなければ大人の数も確保できず、新たな指導者も見通しが立たない。

私を含め団内の指導者の平均年齢は毎年少しずつ上がっているのが現状。

その内、よろこんで隊指導者を引受けているバカは私くらい。他の方々はキッカケさえあれば離れたいのがアリアリ。
そりゃそうだ。もう何年一緒にやってきたか、という方ばかりだし、コトあるごとに「お互い年取ったからねぇ」が出てくる。





と、愚痴を含めてこんなコト書き続けていると、余計な話までぶちまけそうなのでコレくらいで止めておく。


まずは今年度の活動をシッカリやり切って、次年度への弾みを付けなければ。


地区も団も問題・課題が山盛りだが、ナントカして明るい気持ちで次の年度を迎えられるようにしよう。


カラゲンキだけならどれだけでも出来るのだから。



…なんてね。
  


Posted by blue_serow at 09:54Comments(2)Scouting

2024年02月01日

ナタの鞘、ひとまず完成

正月休みから手掛けてきたナタの鞘である。

先日、ようやく留具の造作がまとまりひとまずの完成となった。


鞘本体も留具の革も全て手元のストックにて。

永年溜め込んだ素材が日の目を見るのは嬉しい。そしてコレで班の備品が安全に管理され、必要な場面で正しく使われることを願うのみ。


と、改めて眺めるとさすがに「思いつきと勢い」で取りかかったのが丸わかり。

表面の研ぎ出しが甘くニスによる艶はあるものの、凹凸が見られ平滑ではない。
革も間に合せで仕立てたことからコバの処理など一切しておらず、堅牢な感じに乏しいし、実際問題として何年保つだろうか。

唯一は、ナタを留める革の幅を広く取ったことで刃を完全に覆うように出来たことか。


しばらく様子を見て、必要であれば改修なり作り直しなり考えれば良い。

また今後、私自身が使っているナタの鞘を作る時が来たら大いに参考になるだろう。


期間は随分掛かってしまったが、正味の時間は大した事ない。

次なる工作に向け、またアレコレ考える「楽しい時間」が待っているのである。




ナンダカンダ書いたが、コレはコレで気に入っている。
  


Posted by blue_serow at 09:28Comments(0)工作

2024年01月26日

新たになる。いや、戻る?

製作途中の木鞘である。

前回の写真アップから形を整え、少しだけ目止めを行い着色。

趣味の範囲なら渋い木目調にしたかったが、今回は視認性を考えニンジン色に。
今は1回目のニスを吹いて軽く研いだ段階。近々2回目のニスをかける予定だ。

本当は平日の夜にでもベランダでと思っていたものの、この気温低下のため断念。この週末は県連のコミ会議@泊りがけなのでいつ実行できることやら…。

その分お楽しみが続くと思うようにしよう。


さて、関係の皆様には次年度からBS,VSの進級課程が改訂されるのをご存知の方も多いと思われる。

お役目柄、当然私も具体的な改訂内容を含めて知ってはいる。が、ソレは資料が廻ってきただけで、その本当の意図や実施展開の詳細までは知らされていない。

ソレに関しては、年明けに行われた日連理事会承認と先週の全国コミ会議を経て正式にリリースされる段取りのためである。

なので当地では上記した県連コミ会議で諸々が明らかになるはず。

振り返れば7年ほど前に大改革が行われ、現場はソレナリに大変だった。
当時私はカブ隊長ながらVS担当コミとして直面し、説明とかナンダカンダ対応たのは記憶に新しい。

で、ソレの移行期間が終わりスカウトも一周りしてようやく全体的に落ち着き馴染んできたかなぁ、などと感じていたタイミングだ。

BS,VSをブチ抜き初級から富士までひと繋がりのプログラムは、ソレはソレで理解できた。ただあまりにも理想を追い求めすぎではとも感じた。

ボーイ隊でキチンと進めていかないとベンチャー隊にシワ寄せが行くためである。

ソレは時を経ずとも即座に現実となり、またコロナ禍もあって地区内には多くの「菊未満」のVSを生んだ。

その救済方法云々はココでは触れないが、団によってはもう行き詰まった感アリアリ… ドーシヨーモナイ状況だ。


そこで今回の改訂である。

「新たな進級課程」とは表現しているものの、率直に言ってしまえば「以前のカタチに戻る」に他ならない。

その是非を論ずるつもりはないし、個人的には何だかホッっとする心持ちもある。

まずはその詳細な説明をシッカリ聞いて、ボーイ隊長てしては自隊の活動、副コミとしては地区内各団のベンチャー隊に正しくリリースし運用していきたい。


ゲタを履かせて表面を取り繕うのではなく、真の意味での進級を目指してスカウティングを進められればと思う次第。


さて、どーなることやら。

久しぶりにコミ会議が楽しみなのである。
  


Posted by blue_serow at 09:45Comments(0)Scouting

2024年01月16日

ナタの鞘を簡易に作る

作成中の鞘である。

我がボーイ隊の班備品である両刃のナタ。
永年放置していたため刃はボロボロ、鞘も無くなり新聞紙で包まれていた。

コレでは安全に使えないばかりか、そもそも使う気にもなれないだろう。

ソレナリのコンディションならスカウトたちに手入れを促すのだが、欠けた刃の補修はさすがに簡単ではない。
鞘、或いはシースをどうするかもしかり。

と言う訳で、一旦私の手元に置き、タイミングを図っていた。

先の連休、やらなきゃならないことに手を付けるモチベーションに至らず、ケトルの煤落としと並行して着手。

以前の片刃ナタでの反省の元、今回は刃の研ぎ直しでグライダーは使用せず、砥石と小型のリューターにて実施。

大きく欠けた箇所まで削り込むことは出来なかったが、我々程度の使用なら問題ないレベルまで治すことが出来た(ハズ)。

鞘については腰から下げるわけでもなく、安全に収納できれば良いので適当な板でチャチャっと形作る。

今は箱状に組んだ所までで、今後形状を整えて塗装し、留具の細工をする予定。

鞘上部に切り欠きがあるのは、本体(刀身)に対して口金(輪金)に角度がついており、ソレをシッカリと入れ込むため。
内側のクリアランスはやや緩めにしてある。

留具は革にホックを打ってまかなう予定だが、向きをどうするかは現在思案中。

こういったアレコレどーするかを考えるのがとても楽しく、この先の休日が待ち遠しくなる。

一方では今月末に締切りの案件があり、コチラもさっさと済ませないと自らの首を絞める事態に…。

その辺の兼ね合いと言うか、案件のとりまとめのイメージングと言うか、コイツの工作をしながら考えれば良いなぁ、などと悠長なことをのたまうのであった。

昨年は思ったほど手仕事に勤しめなかったので、今年はもう少し色々と手を動かしていきたいと思っている。

実際はどれくらいのコトが出来るか定かでないし、特にコレ!といった目標があるわけでもない。

諸々の課題に向き合う中で、現実逃避とか気分転換のために良いネタがあれば、てな感じかなと。


まずは春までにコレの慣性を目指す次第。




楽しい工作を目指そう。

  


Posted by blue_serow at 09:20Comments(0)工作

2024年01月10日

楽々煤落とし

年末の集会で使ったケトル(パーコレーター)である。

湯沸しのためコーティングもせず直火にかけたためすっかり『煤まるけ(名古屋弁)』となったモノを、年始の休日にお掃除。

写真はその途中の様子で、表面の煤を落としている最中。なんとなぁく擦った名残が見えるだろうか。

当初はクレンザーかメラミンスポンジでひたすら擦るつもりだったが、アレコレ調べていたらどうやら裏技があるらしいコトを知る。

①クエン酸液で煮て煤を浮かす

②アルコールを吹きかけて擦る

へぇ… 色々とあるもんだ。

スカウトだった頃はクレンザーか砂を軽く水で練ったモノを手で擦って磨いたもんだ。
そのため終わる頃には爪の隙間まで真っ黒になったにも関わらず、完璧に落とし切るには至らず薄っすらと煤が残っていたような気がする。

そのため炊具の鍋(アルミ製)はキレイに洗ってあるのに重厚な黒い被膜が形成され、年代物の渋さを醸している。




…などと思い出はさておき、ケトルの掃除だ。

クエン酸で煮るのを試そうにも、このサイズのモノをスッポリ入れ込む鍋が必要となるが、私が(こういった目的で)自由に使える鍋は無い。


と言う訳でアルコールを試す。

メタノールもエタノールもそれなりにストックはあるものの、スプレーしてジャカジャカ使うのは気が引ける。

一方で最近はとんと使わなくなった濃度75%の手指消毒用がソコソコの量で残っている。

諸々の添加物はあるが主成分はエタノールなので、コレでやってみるか、となった次第。


で、表面にスプレーしてウエスで拭き取ってみる…


おお!


ツルンと剥けるように煤が取れるではないかい!


コレはイイ!&面白い!

添加物のおかげか蒸発(揮発)の速度も早すぎず作業しやすい。

注ぎ口の継目など入組んだ箇所はメラミンスポンジで擦る。
この時もチカラは必要なく隙間にあてて拭き取る感じで十分だ。

当初は30分ほど格闘する覚悟でいたのだが、ひと通りの煤落としは10分もかからず完了。
後は表面に残った添加物(主にグリセリンらしい)を食器用洗剤で洗い流して終わり。

実に簡単でスマートである。

終わってみれば使用前より一皮剥けて一層美しくなったようにも見える。

スカウト時代にコレを知っていたら楽だったのになぁ などと感慨にふけるのであった。


いやコレ素晴らしいではないか。

コレならコーティングなどせずともガンガン焚き火にかけて、その後はササッと拭い取ることができそうだ。

勿論、可燃性の液体を大量に吹き付けるため周囲の状況に注意は必要。

純粋なアルコールだと揮発性も高いから使う量も増えるかも。

斯様な注意は多々あるが、クエン酸で煮るよりは短時間&手軽な方法だと実感したのであった。


ちなみにこの後、気を良くした私は同時に使った焚火グリルも同様にお掃除をした。

その効果は全く同じでアッという間にクリーンナップ完了。


使い切れずどうなることかと思っていた消毒液に使い道がひらけた感あり。

我がボーイ隊のスカウトたちに教えるか否か迷うところだが、本部作業の中では活用できそうだ。


ナニカと慌ただしく過ぎていった年末年始の中、自らの作業に没頭できたひと時(の1つ)であった。


他の作業についてはまた別の機会に…。


追記:使用時の様子はコチラ


  


Posted by blue_serow at 09:29Comments(0)道具

2024年01月05日

珠洲での思い出

2024年、最初の記事である。

今から40年近く前、ローバースカウトだった私は白石市での第9回日本ジャンボリーに地区スタッフとして参加さていた。

細かなシゴトは覚えていないが、ソコで知り合った同地区内の指導者となんとなぁく意気投合。

その方の夏の過ごし方に興味を抱いた。

曰く、毎年のように能登半島の突端で1週間ほどキャンプをしているのだとか。
メンバーはスカウト関係ではなく仕事の仲間。

半島の本当に先っぽで、野営地は郵便局横の小道から入った海沿いの松林。ソコには小さな井戸があり、毎回それの掃除からキャンプが始まるのだそうだ。

場所が奥まっているため他に訪れる人は僅かで、とてもノビノビ&ノンビリしたキャンプができるんだぞ、と聞いた。

で、その年はジャンボリーが終わった後、お盆休みの頃に行く予定だとのこと。

お話を聞いただけで情景が浮かび、私はどうしてもその場所へ行ってみたくなった。

そのお方も「来てくれたら歓迎するよ」と言ってくれた。ま、半分以上は社交辞令なのだろうが…。


学生の夏休みは暇だ。

当時は初期型の赤いserowでアチコチ走り回るのを楽しみとしていたので、迷うことなく能登へのツーリングを心に決めた。

そしてお盆に入った時期、本当に実行。

どこをとう走ったかまでは覚えていないものの、輪島を通過し珠洲市の先にある狼煙へ。

古い造りの家が建ち並ぶ町で郵便局を探す。

人も車も少ない静かな町だったと記憶している。

話で聞いた通り本当に能登半島の突端に郵便局があり、その横に道があった。

そのままserowで松林に入ると、井戸らしき囲いがあり、松林と砂浜の境界に複数のテントが。


バイクを降りて歩み寄ると、あのお方の姿があった。

お互い顔を見合わせて
「本当にいた!」
「本当に来た!」

大笑いしての再会である。

薄曇りの天候ながら、美しい景色の中で本当にノビノビ&ノンビリした時間を過ごした。

私は1泊して次の地へ走り出したが、あの方はもう数泊して行くとのことだった。


若気のいたりで突然お邪魔したにも関わらず、おおらかに迎えていただけたのは(年齢は大きく違えど)スカウティングをする者同士だったからか。

楽しくもチョットお恥ずかしい思い出である



その地が今は…。



直接行って何ができると言うものではないため、今いる場所から出来るコトを模索し行うのみ。


被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、早く安心した生活に戻れるよう願うばかり。


何とも言い難い年のはじめである。

  


Posted by blue_serow at 09:40Comments(0)野外

2023年12月26日

もういくつ寝ると…

先日行った隊集会における私の装備である。

写真では分かりにくくて恐縮だが、背負子にコンテナケースを置き、その上に普段使いのデイパックを乗せた変型歩荷スタイル。

自宅から会場まで徒歩移動を強いられるコトとなり、また階段をソレナリに登るための選択。

微妙に荷物が増えた折にはコレもありか?なんて思いつつも、イマイチスマートさに劣る見た目。
デイパックのショルダベルトを外してしまえばスッキリ美しく合体するかも。だがそのためには連結パーツの合致が必要なので、背負子ではなく米軍装備のバックパック用フレームでなければならない…。


などと個人装備のお遊びでまあまあの文章となってしまった。


今年を振り返ると、3年続いた行動制限が解除されスカウティングも元のカタチに戻せるか!?となったことがまずある。

が、カタチは戻せてもスカウトたちは丸々3年様々な行動制限の中でしか経験しておらず、進歩進級も大きく遅れていた。

そのため「元のカタチ」へも徐々に戻すしかなく、一気に巻き返すには至らず。

「崩すのは簡単、戻すのは大変」を実感した1年だった。

そんな中BS実修所への参加が叶い、BS隊におけるスカウティングの諸々について学び考える機会がを得られたのは良かった。

コチラは第3教程の実績としてレポート作成をすることで、改めて自らの取り組みを噛み締めたい。


一方ALTとしての活動では、初めてBS講習会の主任講師を担当した。ま、コレについては特別な事項はなかったが、地本以外の地区にお邪魔して(派遣されて)講習会を開催する点では新鮮な経験であった。

そしてBVS課程別研修や県連定型外訓練での奉仕を通じ、ビーバー隊におけるスカウティングへのアレコレを見つめ直しつつアップデートも。

ビーバー隊長という役務からは離れて久しいが、やはりビーバーのスカウティングは奥が深い。
そのほとんどが指導者の誘導のもとに行わるれだけに、隊指導者が正しく理解をし、正しくスカウトたちに提供・実施していかないとねらった成果に至らない可能性が高いのである。

この辺りは年明けの数カ月間で、新たなミッションに取組むこととなっている。


こうしてみると、今年は「元に戻すぞ!」と意気込みイロイロ振り返り見直す機会が多々あった。
個人的にはソレ自体大切なステップではあったのだが、スカウトたちはどうか?


コチラは悠長に「振り返って次に活かそう」などと言っていられるが、彼ら彼女らはアッという間に過ぎてゆく時間の中の貴重な1年である。

果して十分な経験、学びが出来たか否か。

コチラが自信を持って語れないトコロに申し訳無さもある。

ソレを挽回する訳では無いが、次の1年は改めて「元に戻す」作業を続けつつ、シッカリ成長できるように活動を組んでいく所存。




今年も残すところ1週間を切った。

マイペースで続けている当ブログ、本年の記事はひとまずココまで。

お立ち寄りいただいた皆様、コメントをいただいた皆様には心から感謝します。

来年ものんびりマイペースで思うがままの戯言を記していくことになると思います。

お気に召すまま、気が向いたらお越し下さいませ。

皆様の御多幸と御健勝を祈念しつつ、私としては年末年始のドタバタへと突入してまいります。



ではでは、良い年をお迎えください… である。

弥栄  


Posted by blue_serow at 09:28Comments(0)Scouting