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2024年11月27日

班の野営実態

高坂野営場での班サイトである。

広ーーいフィールドに1班だけ。
撮影しているコチラ側に本部があるとは言え、さすがに広すぎて持て余し気味か。


普段が神社の限られたスペースを遠慮しながら使っているだけに、こうした場所の活用法をナカナカ考えつかないようだ。


前記事では現状からの課題を記した。今回は素直に当キャンプでの生活を残してみる。


初日、最もスカウト数が多かったこともあり設営は楽勝か?と、楽観したのが良くなかった。

毎回設営のがイダスで「役割分担と順番をよく話し合う」と伝え、ある程度の手順も示している。最初こそソレを意識しているようだが、次第になし崩し的な流れになりペースダウン。

今回同様出入りが激しく常時少人数だった9月の隊キャンプではまあまあ順調に進められていたのに、何故ゆえ??

やがて雨が降り出し更に動きが鈍くなる。

今年度も雨中の野営は経験しており、装備を濡らさない手法と濡れた際の対処は知っている(はず)。

それなのに…。

そこで副長たちを投入。

様相を確認したところ、いわゆる「指示待ち」の状態があり、一方で司令塔(班長)不在であることが原因と判明。

次長のキャラもあり効果的に班をコントロール出来ていなかったのだ。


オトナの考えだと「それなら各自が次に必要なことを考え、次長の承認を得ながら云々」となるがソレは望みすぎである。

副長が優しく次長を指導しつつ、同時にスカウトへ指示を出すことで設営を進めた。


同じ状況が夕食調理でもおこり、本来18時台に済ませるはずの晩ご飯にありつけたのは随分と後。

コレもオールドスカウティングなら容赦なく時間で区切って夜のプログラムに移行するのだろうが、今のご時世あまりそういったコトを強行すると色々あるわけで…。

火の扱いに多少馴染んでいるスカウトがいたはずなのだが、コチラの想定通りに行かないのも常。

それでもナンダカンダ時間はかかったが初日は終了。

天気が回復した2日目からは指導方法を改めガンガン副長たちに活躍していただいた。

プログラムにおいても本来ならコレまで培ったスキルを組合せて応用・発揮するトコロなのだが、午前中を班集会的な時間とし、午後のゲーム突入し直後にも試行の時間を設け、更に実践したゲームでも振り返りと再チャレンジまでやってみた。

そこまでやってようやくスカウトたちにも「やった」、「できた」、そして「なるほど」を得られた様子。

しかしコレで上手く行ったと言うわけではなく、夕食準備でまた進行が停滞。

着火と炊事の進み具合がどーも一致していない。

ここでようやく気付いた。


スカウトたちの中で各作業(工程)と全体の流れが組み合わさっておらず、また「これまでの経験を活かす」という考えが無いのであった。つまり年度を通じて様々な経験を積み重ねていけるようにしていたつもりなのに、彼らは毎度の集会が「ソレはその時限り」で「毎回が初めて」の心持ち?だったのだ。


コレでは2年目3年目のスカウトであってもコチラが想定した練度で活躍してくれないワケだ。




ふぅ・・・・。




そのことに文句を言っても始まらない。


最終日、朝礼での訓示でスカウトたちへ上記の気付きをできるだけ優しく指摘し、気持ちを引き締めて臨むよう伝えた。


撤営は公共交通機関の時間もあるため遅れるわけに行かず、直接指導と指示を強化。

なんだかスカウトの動きが違う気がする?

集中力が途切れる瞬間もあったが、初日とは明らかにペースが異なるではないか。


もちろん、副長たちによるコントロールのお陰もあるのだが、そこまでアレコレ言を多発しているわけでもない。


やれば出来るじゃん! である。


コレをきっかけに「自分ごと」と捉えてもらえればソレが成果である。

あとは彼らが忘れないようコトあるごとに具体的に伝えていければ、かな。


で、この感触が得られたことで実修所の第三教程がまとめられそうな予感。


髄分時間がかかってしまったが、もういい加減進めないと、なので…。


アッチとコッチで忙しいのは相変わらず。

そう言いながらも春の隊キャンプが楽しみでもある。







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Posted by blue_serow at 09:44│Comments(0)BS
 
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