ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2021年01月29日

活動の「ねらい」を考える①

段ボール工作による海賊船である。

コレ、10年ほど前に私がビーバー隊長だった頃にプログラムとして隊員たちが作ったモノ。
詳しい様子はズーーーっと昔の記事をご参照いただきたい。

コメントでいただいた「隊集会のねらい」についてのアンサーである。

研修所のセッションでお伝えしているコトと、私がビーバー隊長として経験してきたコトを織り交ぜて記す。

まず、ねらいの捉え方、決め方は(誤解を恐れずに言うなら)如何にしてコジツケルか、だ。

そもそも「ねらい」とはナニか?

簡単に言えば、活動を通じてスカウトたちに味わって欲しいこと、達成して欲しいこと、感じて欲しいことであり、指導者や保護者の視点で見れば、味わわせたいこと、達成させたいこと、感じさせたいこと、である。

この辺り、研修所では「ニーズの集約と整理」などと表現している。

本来ならココからが年プロ作成のスタートなのだが、正面切ってアーダコーダ考えてもそうそう上手く行くことばかりではない。

だが、ボーイスカウトの部門の一つとして集会活動を行うのなら、ねらいが定まっていなければソレは成立しない。

ならば、どうやってねらいを決めれば良いか。

例えば、活動で行う(予定の)アクティビティと、もう一方で様々なねらいを書き出し、双方を1対1で結びつけてみてはいかがだろう。

ただし、これを行う上で大切なのは、アクティビティを出来るだけ具体的に記すこと。

漠然とした「工作」ではなく「紙ひこうき作り」とか「秘密基地作り」とする。同じく「料理」ではなく「クッキーを焼く」とか「うどんを作る」などなど。

ねらいも誰の目線でも良いので、出来るだけ細かな終着点を考えた方が結びつけやすい。
「協力することを経験する」「手順を考える」「達成感を味わう」「思いっきり大きな声を出す」とか。


それぞれの要素がソレナリに書き出せていれば、あとはスムーズなハズ。


と、申し訳ないがココでタイムアップ。

出勤時間が迫ってきた。

続きはまた次回。


お許しいただきたい…。





このブログの人気記事
テントの管理、メンテ、確認…
テントの管理、メンテ、確認…

コレはヤバイ兆候
コレはヤバイ兆候

結局、買ってしまった…
結局、買ってしまった…

刃物の手入れ。ナタとオノ
刃物の手入れ。ナタとオノ

食堂フライと言うか、タープと言うか…
食堂フライと言うか、タープと言うか…

同じカテゴリー(BVS)の記事画像
活動の「ねらい」を考える②
新版?ビーバースカウト歌集
コレはイイモノだ
どう伝えるか
私が心掛けたコト
一区切りついて…
同じカテゴリー(BVS)の記事
 活動の「ねらい」を考える③ (2021-02-05 09:53)
 活動の「ねらい」を考える② (2021-02-01 09:38)
 ビーバーとカブのスカウティング考 (2018-11-07 09:51)
 思いが届いた(のかな?) (2018-10-11 09:35)
 新版?ビーバースカウト歌集 (2018-06-21 09:20)
 「ビーバースカウト」という部門を考えてみる (2018-03-01 09:42)

Posted by blue_serow at 09:34│Comments(0)BVS
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
活動の「ねらい」を考える①
    コメント(0)