2020年12月02日
簡易火床の使用感

我がボーイ隊の隊キャンプにおいて、タチカマドを作らず薪炊事が進められるようするためのアイテム。
作成から1週間。今回デビューをしたので、その使用結果をば。
とは言え、私自身が使った訳ではなく、また私の「隊長としての立ち居振る舞い」から、スカウトたちが使用しているのを間近で眺めていたわけではないコトを先に確認しておく。
まずは組立てについて。
分解収納状で態持ち込み、完成の様子を示すための写真を1枚付けた。
が、副長に見てもらったところ、コレだけでスカウトに組立てさせると相当時間がかかるだろう、とのこと。
ならばコチラでセットして渡すか、となり、副長に組立ててもらった。
作成者である私にとって「当り前」と思っていたアレコレが尽く「不明箇所」となり、細かな点を一つひとつ確認しながらの作業。
ナルホド。コレだと丁寧に1ステップずつ説明していかないと、初見では(案外)難しかったかもな、と反省。
構造は単純なのだが、逆に同じようなパーツが多く、また自由度もソレナリに持たせたことが仇となり、ひとまずどんな形に仕上げれば良いかが把握し辛いようだ。
そんなこんなで、それでも20分かからず2セット組み上げられた。
各班に渡し、薪炊事開始。
前記事に上げたように、私は少し離れた本部から班のサイトの様子を伺う。
焚付の具合も良かったようで、前回のキャンプとは比べものにならない程早いタイミングで楽しげな炊煙が立ち昇る。
緩やかな風があったこともあり、炎の状態も程良く、ステンレスメッシュ火床は誠に効率よく燃焼を続けていたようだ。
ただ、あまりによく燃えたため、調理が追い付かず無駄に薪を消費している時間もあったとのこと。
コレは班内の分担と連携に依るトコロもあるため、次回以降の改善点である。
夜のプログラム中、それとなく班サイトで火床を確認したところ、メッシュの上に残っているのは僅かな消炭だけ。灰受けとして下に敷いたアルミのバットに若干の灰が落ちていたが、その多くは風で飛ばされたようだ。
ホント、キレイに燃えてくれたのだな。
筐体が焦げたり傷んだりした様子は見られず、メッシュの変色も無い。
2日目の朝食でも同様に薪炊事をし、結果は同様。
鍋2個を相手できるサイズで設定したため、鍋1個を世話するだけなら両横の余裕も十分ある。
ひとまずはコレを使う意義があったなと自画自賛。
今後もカマド作成の優先順位と折り合いをつけながら、キャンプの標準装備としたい。
満足感のある工作だった。うん。ヨカッタヨカッタ。
何て感慨に耽っていたら、ムクムクと湧き上がるモノあり。
自分用にも、もう少し小さい「焚き火台」が作れないかな?
キャンプ中の班長会議に際し、小さな炎が見られるとイイなぁ…などと。
新たな構想が頭の中で動き始めるのであった。
Posted by blue_serow at 09:49│Comments(1)
│道具
この記事へのコメント
上手くいってよかったですね!
Posted by 穂の国ASM at 2020年12月02日 14:04