2021年10月22日
やっぱり足りないのでは…

初めて訪れた時に比べると、風格を増したと言うか、傷んできたと言うか、13年の月日を実感する。
実修所の奉仕をしながら、参加者の皆さんが学習に取組まれている姿を見て、何となぁく羨ましかった。
コースを終えれば第三教程が待っている。
取り組む側にしてみれば、ソレはソレで大変なことかも知れないが、結果として「良い活動」へ変わっていくのだ。
その機会が与えられるコトの尊さに気付くのはまだまだ先なのだが、コレでヒトカワ剥けていただければ、実修所に参加した意義があると言うもの。
私はと言えば自隊のアレコレと、自身が参加した課程別研修のコトを思い出していた。
現行の研修所に含まれる課程別研修。7時間で当該部門の運営に関して(大急ぎで)ひと通り勉強する。
本当にザザザーっと舐める程度。自分のノートを見返しても、あまり大したことは書き残されていなかった。
あまり言い過ぎると、今月末には課程別研修の講師を務める自分自身の首を絞めてしまうので自重…。
でも実際そーなんだよな。
課程別の後は地区や県連で相当手厚くサポートや学びの継続をしないと、路頭に迷う隊長さんが多数出てくるのではないだろうか。
で、その代わりと言うか、課程別でやり切れなかった内容を実修所で補っているようにも見えた(個人の感想)。
自分の経験を美化する訳ではないが、私が実修所へ入門した当時は「自隊の活動をマジで何とかしたい」熱意が同朋(参加者)に溢れていたと感じている。
日程もカリキュラムも当時とは異なる所から、既に「実修所」の位置付けすら変わってしまっているのかも知れない。
さて、前置きが長くなったが、コロナ禍突入と同時にボーイ隊長となり2年目。
今年の春に研修所を修了したものの、いまだに自隊の活動に関してスッキリしないモノを感じているのが正直なトコロ。
指導者訓練のせいにしてばかりでは宜しくない。
これまでの学びや、奉仕を通じて経験したアレコレを踏まえて自隊と向き合わねば。
そしてやっぱり足りないと感じるのであれば、BS実修所の門を叩くしかないかな、と思っている。
お役目的には実修所での講師を行う可能性もあるモノではあるが、ソコは自己研さんではなく教えを請うて学びを得たいではないか。
そんなワガママを思い描きつつ、次の集会と課程別研修の担当セッションの準備を進めるのである。
Posted by blue_serow at 09:25│Comments(0)
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