休日は別の顔

梅雨が明け、大暑も過ぎた。
夏本番の緑地公園である。

当団の夏キャンプは奇しくも北京オリンピックと同じ日に始まる。

そのおかげで、どーでも良い所でプレッシャーを受けることとなった。
「さあ、あと○○日で始まります！」

ようやく合宿を終え、これから最終準備に取りかかろう、というタイミングでテレビやラジオから聞こえてくるカウントダウンに、やや焦りを感じたりもする。


今年は友団との合同開催ではあるが、以前記したように全面的に当団の取り仕切りであり、特に意見の摺り合わせなどは必要とされていない。

なのでビーバーのプログラムに関しては私の一存で決めることも変えることもできる。
しかし、それが曲者なのだ。

私はいつまでも考え、迷い続けるのでなかなか結論に達しない。

保護者への案内や説明は既に終わっているし、「キャンプのしおり」も出来ている。

それでも「決まっていない」とはどういうことなのか？


実は今週末の隊集会との関連付けがしっくり来ていないのだ。

ビーバーの隊集会は「一話完結」なので、「続き」や「それから」は必要とされない。
しかし、やはり連動はさせたい。

そのため、隊集会でやってきたことをアレンジ＆レベルアップして夏キャンプのプログラムに盛り込みたいのだ。

そしてその隊集会。

コースも実施計画も仕上がっているのに、「獲得ポイント」のまとめ方で頓挫している。
最後にひとひねりして隊員たちに考えさせたい、と思いついてしまったのだ。

そしてその手法を夏キャンプにも持っていきたいと考えている。


ちなみに「ひとひねり」とは如何なるイメージなのか？

ポイントで出された課題やゲームの結果を隊員が持つ「カード」に記入していく。
そして最終ポイントで全て記入し終えると、そのカードには新たな「メッセージ」が出てくる…


今、私の胸の上までアイデアが上がってきている。
あと少しだけもがけば、喉を過ぎて飛び出してくれるだろう。



「創る歓び」と「産みの苦しみ」を味わう毎日である。