2023年05月27日
下見登山してきた

今から40数年前、私がカブスカウトだった頃に登った山。
その後シニアスカウトの頃にも登ったことがあるため、どんなルートだったかは朧げながら覚えている。
運動嫌いな私が辛い思いを覚えていないと言うことは、それ程ハードなルートじゃ無かったのだろう、との美しい記憶。
で、コロナの制限が解除された今夏、我がボーイ隊にとって少しばかりマトモな登山経験になるかと思い、コチラのお山に登ることとした。
そうなれば現状の調査と下見・現地踏破は必須である。
単独行は認められないので、元指導者(現スカウト保護者)に同行をお願いしたところ快諾いただけたのは幸い。
さて、40年ぶりのアタック!
うーーん、体が重い。
脚が上がらない。
汗が止まらない。
荷物も重い。
BS実修所の「1級旅行」実習もなかなかハードな体験だったが、コチラも思っていた以上に体力が必要かも。
何と言っても勾配が急で、随所に木道階段、鎖場が設けられ、つづら折りが続く。
冒頭の写真では、左の鎖場が旧来のルートで、右の木道が現在の整備されたルート。
コリャァ「登山」と言うよりは「アスレチック」と言ったほうが伝わりやすいかな。
杖やトレッキングポールが有ったほうが良い場面もあるが、場所によっては両手を使いたいトコロもあり、そうなると補助道具は邪魔である。
そんな葛藤を感じつつ、それでもほぼ予測時間に山頂到着。
そこからの眺めや周囲の様子は以前と大きく変わった感はなく、当時の記憶を呼び覚ましてくれる。
大きな屋根が目立つ避難小屋やクマザサの海は正に私がかつて見た景色だ。
大休止の後に下山を開始すると、コチラもアスレチックが続く。
半世紀以上生きたオジサンの脚はもうガクガクである。
急がず無理せず、小休止を多めに取りながら無事に登山口まで戻ることができ、下見は完了。
山屋さん関連のWEBページにある登山レポートのコースタイムよりかなり緩めの設定にしたが、その読みでほぼ間違いなかった。
それより我がボーイ隊のスカウトたちには、どの程度の体力と気力があるのか。
実際の歩行距離は大したことないが、高低差がソレナリにあるし、エスケープルートを設定できないコース取りである。
途中で棄権するなら引返すことしかできないのだ。
そうなるとオトナのサポート体制をちゃんと構築しなければ、だ。
場所的に携帯電話が繋がらない所もあるため、その対策・対応も考える必要がある。
案外オオゴトになりそうな気配を感じつつも、いずれはやりたかったコトなので、この勢いで突っ走ってみるか、なんて思う今日このごろ。
そして、久しぶりにソコソコな「登山」が出来た喜びを噛みしめているのであった。
でも、もう1回登るのかと思うと、ソレはソレで複雑な心境でもある。
分かっちゃいるけど… なんだよねぇ。
実施に向けて準備を進めよう。
Posted by blue_serow at 11:29│Comments(0)
│BS