2023年09月28日
雰囲気を楽しむ

期の変わり目を迎え、駆け込みの業務が次々と…。
片っ端から対応するも限度があり、休日の諸々は後回しにせざるを得ない。
方方にご迷惑をかけている状態だ。
さて、そんなお話と全く関係ない冒頭の写真。
ご存知Zippoライターオイル(の缶)である。
中身の純正オイルはとうに使い切り、ここ数年コイツの中にはホワイトガソリンが入っている。
そう。キャンプ用の燃料を移し替えて普段使いしているのだ。
理由は単純に「これでも割安になる」と「長期保管が心配」だから。
燃料用に流通しているホワイトガソリンは、洗浄用に売られているモノより割高感がある。だが基本的に同じ成分のライターオイルは更に割高だ。
そして一方、ランタンやツーバーナーでホワイトガソリンを使ったいても、毎度4リットル缶を使い切る訳では無い。
しかしながら中身が減った缶だけを持ってキャンプに向かうのも不安なため、更に4リットル缶を購入&持ち込むのを繰り返すこと数回。
ボーイ隊長となってキャンプでの使用頻度が増えたと言っても、劇的に使用量が増えてはいない。
自ずと中途半端に中身の残ったホワイトガソリンの缶が数個、常に道具置き場(室内)に並ぶ。
収納スペースの問題、見た目の問題だけでなく、万が一火災など起きたらどうなることやら… 洒落にならないではないか。
で、どうせならコイツを継続的に使い、できるだけ保管する量を減らしつつ、新しいモノを必要な量だけ保管しようと考えた。
そして燃料缶のままではZippoに入れにくいため、ライターオイル缶に移し替えた次第である。
ザックリ調べた範囲では、ホワイトガソリンもライターオイルも分類的には同じ。なみにベンジンも同類である。
より詳細な成分では異なる部分があるようだが、ライターで使う分には問題ないだろう。
使用感としては、純正のライターオイルに比べて揮発性が高いのか、給油のタイミングが早いように感ずる。
そして着火したときの香りが「野営時の夕刻」を想起させてくれる。
揮発云々はライター本体が、経年により隙間ができている可能性もあるが…。
缶の移し換える作業をしていると、我ながらケチくさいコトしているなぁ、なんて思う時も無きにしもあらず。
だがコレをしないとサラに中途半端な罪庫を増やしてしまう。
当面はコレを繰り返して少しでも使用サイクルを早めて、「部屋にガソリンを貯め込む」行為を健全性しなくては。
人様にオススメできるものではないが、私にとっては切実なコトなのだ。
で、最後に。
途中に記した通り、シゴトの合間に一服する際、仄かに立ち上がる香りを密かに楽しむ。
予想していなかったコレが、なんとも言えず嬉しい余録なのであった。
よいこはまねしないように。
Posted by blue_serow at 09:38│Comments(0)
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