2023年09月06日
タープ設営への評価

当地はこの後、線状降水帯が発生する可能性アリとのこと。要注意だな。
写真は隊集会での様子。
班の食堂フライを設営したのだが、決して美しい出来栄えではない。
一先ずソレナリに建っているのでヨシとするか…。
ココで形良く張り直しを命ずるのも「指導」だとは思うも、この場では時間との兼ね合いによりスルーした。
もちろん班長へは要改善箇所を指摘し、次回に活かすよう伝えてある。
一方、周りからの声にも耳を傾ける。
ココは公共のデイキャンプ場のため、(ひと頃よりは落ち着いたが)多くの利用者がおられる。
私たちの背後では、若者グループがBBQのためのサイト設営を行っていた。
我々より少し早くから集まり、タープを建てるためアーダコーダと試行錯誤をしている様子。この場所ではよくある光景だ。
我がボーイ隊も手短にセレモニーを終えて設営開始。
私は本部を構えるべく、ミニタープを建て始める。
アチラのグループはまだタープと戦っている。
私は15分程で本部のミニタープを建て終えれた。モノが小さいのだからこんなモンだろう。
背後から「はや!あそこはもうたったよ」と聞こえ、内心ニンマリ。
彼らはまだポールを持ったままアレコレやっている。
スカウトたちもナンダカンダと分担しつつ、30分ほどで食堂フライが完成。
立ち姿は写真のとおりなのでアレなのだが、存在感は他のタープとは全く異なる。
するとまた背後から「あの子たち、あんな大きなのをたてたよ」「すごい。慣れてるね」と。
スカウトたちにこの声が聞こえたかどうかは分からないが、私は結構嬉しかった。
隊長として見ればまだまだ指導の余地があるとは言え、周りから見ればソレナリにいい線イケてるようだ。
その後、背後の若者グループも無事に建て終えたようで賑やかに楽しみ始めていた。
やはりこういった作業は経験値(回数)がモノを言う。そして大切なのはその都度の評価と改善策だろう。
漫然と同じコトを繰り返すのでは進歩がない。
少しでもより良くしようと考えさせ、実践させることが、スカウティングにおける教育だと思う。
我がボーイ隊においても、私が隊長になったばかりの頃は食堂フライ(当時はヘキサタープ)を建てるだけでも班員総掛かりで1時間以上かかっていた。
手順を知っておらず、分担もせず行き当たりばったり&ノープランでやっていたのだから当然だろう。
ソレが3年を過ぎた今は上記の通り。
建て方の指導をしたのは当然ながら、ソレも毎回するわけではない。
やればできる、やれば慣れる、なんだな。
その後の活動内容については前記事にて…。
ボーイスカウトのアピールまでには至らなかったが、少しはスカウトたちの姿を示せたかな?という、とある週末のお話であった。
Posted by blue_serow at 09:31│Comments(0)
│BS