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2023年07月05日

ナニゴトもシンプルに

とある日の集会の様子である。

好天の中、食堂フライの下で班会議を行っている。

そして手前にはノボリ旗が。

場所を借りている都合上、その旨を知らせる必要があるためである。

以前、日本連盟からもPR用のノボリが配布されたが、カラフルかつ賑やかなモノで、私の印象では逆に「ボーイスカウト」が分かりにくいのでは?だった。

人に見てもらいたくてアレコレ追加すると、本題が見えなくなるのは「デザインあるある」だ。

なので当方のノボリは文字のみ。
これで十分だしちゃんと読んでもらえている。


コレ、活動そのものにも言えるコトで、アピールするために派手めなアクティビティを連発するのではなく、スカウトが確実に成長するプログラムを地道に展開することが肝要ではないか。

そうすればきっと、スカウト本人だけでなく保護者の方々やその周辺にも伝わるハズ。

基本を存分に理解し、それに則って実行する。

そんなシンプルなスカウティングが出来るとイイナァ、と、ノボリを眺めながら考える日々なのであった。

  


Posted by blue_serow at 08:28Comments(0)Scouting

2023年06月26日

BS隊長の心構え

実修所における1級旅行でのひとコマ。

踏跡が分かりづらい場所なのだが、これが正解のルート。
読図とルートファインディングのスキルが試され、密かに心踊っていた次第。


我がボーイ隊も夏キャンプに向け、読図のスキルアップを狙った隊集会を実施した。

が…

コレが思ったようには進まないものだ。


スカウトたちの性格は千差万別。
各自が地形図に座標方眼を入れて用意してきたのだが、まずソレが正確ではない。

線がズレていたり揺らいでいたり(鉛筆だから?)ムチャクチャ太かったり。

コチラができるだけ正確に6桁でポイントを示すも、受ける側の座標が正確でなければプロットのしようがないのてある。


練習ハイクのルートを伝えるべくポイントのリストを渡し、彼らが作業する様子を伺っていると、どーにも要領を得ない会話が続く。


離れて聞いているだけなので全てを聞いていた訳では無い。新入のスカウトたちは今回が初めてのコトなので、先輩たちに教えてもらいながら取り組んでいたのは良いカタチだ。

だが、やはり追っているポイントが「いやソコじゃないだろう」な場所で探っている感アリアリ。

教える側も教わりながら取り組む側もやっているコトは間違っていない。

問題はその基準となる座標そのものが各自でマチマチになっているコトであり、ソレに気づいていないコトなのである。


コレではどんなに時間をかけても正しいルートは見出だせない。

さて、隊長として私はどのタイミングでどのように指導をするが良いのか?


班長のメンツを保ちつつ、尚且つスカウトたち全員に正しい情報を伝える術は?


最初に示した手順通り、彼らは各自で「コレだろう」というルートを作成し班の中で共有。そしてソレを集約した上で班としてのルートを導き出した。もちろん、私が用意したルートとは全く違う。

今回は夏キャンプの登山を意識した練習用ルートを設定したため、ソコを外して歩いてもねらいは達成できない。

「オマエラ何やってんだよ」的な感情を抑えつつ、冷静に指摘。

ルートの要所を直接伝えることで、一応、練習ハイクは成立させた。


そして最後に一喝。

2センチ測って線を引くだけの作業ながら、適当にやっては意味がない。
2万5千分の1では、1ミリ違えば実測では25メートルの誤差となる。

次の活動までに、座標が正しく引かれているか今一度確認・点検し、必要であれば修正してくるように…と。


コレ、私がボーイ隊長になった当初に地形図を配布た時点で同じようなことを説明していたんたよね。

で、当時の班長たちはちゃんとソレに応えてくれていた気がする。

あれから3年。班長から班員たちにその要点が伝えられているだろうと、勝手に思い込み勝手に期待し、私自身が手を抜いていたのである。

やはり班長への訓練とコミュニケーションはとても大切なのだな。


今回の件を受け、実修所の第3教程の進め方へのヒントを得た。

これを通じて私も「隊長としての心構え」を今一度振り返り、より良い活動を提供出来るようになりたいものである。


道は長いなぁ…。

  


Posted by blue_serow at 09:37Comments(0)BS

2023年06月21日

帽子の縁を補修

夏至の朝である。


写真は愛用のキャップを少し手入れした様。

2年前にツバ縁のホツレをバイアステープで覆って凌ぐも、やがて他の箇所も擦り切れてホツレが…。

スカウティングのみならず、普段の外出時にも着用してきたのだから無理もないか。

これからの季節、使用後に洗濯をする機会も増えるため、モノを更新するか補修するかを検討。

結果、更新の物色に時間をかけられないし、何となぁくコレをもうしばらく使いたかったため補修を実施。

2年ぶりにバイアステープのストックを引っ張り出し、アレヤコレヤ…。

本体の色褪せはあるものの、バイアステープとの色合いはまずまず。
丁寧にアイロンを押し当てて馴染ませる。

このテープのアイロン接着は予想以上にシッカリしたもので、以前ツバに施したテープは相変わらずキレイに覆ってくれている。


今回はメインの帽体縁ということで、ツバよりは形状、汗、擦れなど過酷な条件・場所となる。果たしてどれくらいの期間保ってくれるだろうか。

テープはまだ残りがあるので、もう2回ほどは使えると思う。

モノを大切に使いたい思い、即ち永らく使ってきた相棒への愛情みたいなものかな。


もうしばらくは、一緒に外遊びに出かけようゼ! なのである。  


Posted by blue_serow at 08:27Comments(0)工作

2023年06月13日

ペグ携行ポーチ

BS実修所用に設けたペグポーチである。

ソリッドステーク(20cm)12本とダイソーのアルミペグ(18cm)8本を収納。
ハンマーは入り切らなかったのはご愛嬌だ。

元々はデニム地の巾着に入れてと思っていたが、天候が芳しくない見込みがあったことから、多少濡れても扱いやすいモノをと検討を始めた。

ナンダカンダと考察を重ねた結果行き着いたのは、500mlのペットボトルを入れるヤツ。

私が望む内寸に合致し、形状、素材とも希望に近い。
店頭在庫の都合で色目に不満(フィールドで見失いそう)はあったが、出発までの日数を鑑みソコは妥協。
反射材を貼り付けて形だけ対処した次第。

底部分にウレタンクッションが充ててあったが、手元の在庫から金属カップを挿入し補強をした。

ハンマーは我が家で使っていた工作用である。
頭の重さに物足りなさはあるが、自分で背負って歩くことを考えるとこの程度にしておかなければ、である。

コチラもフィールドで見失わないよう派手なグリップテープを巻いた。


その使用感はと言えば…


いいんじゃない!?


である。



設営時、動きの拠点にコレの口を開いて置いておく。必要本数を手にとってアチラコチラへ。
自立するためペグの取り出しがスムーズだ。

また撤営でも、使い終わったペグをザラッと放り込み数回振れば勝手に収まってくれる。

反射材も案外効果的で、小雨が降りウスグライサイトで存在感をアピールしてくれた。


最後にハンマーも中に入れられれば言う事なしだったが、ソレはまた次への課題と言うことにしよう。


で、コレはこのまま私の持ち出しセットとなり、隊キャンプのお道具箱に仲間入りだ。

ちなみに、これらのペグは従来もお道具箱のペグケースに入っていたが、サイズの都合でどーしても物陰に隠れてしまい使い勝手が宜しく無かった。
だがこうして独立収納ができたため、今後出番が増えることを期待したい。



慌てて間に合わせたペグポーチではあるが、十分にその役目を果たしてくれたし、今後にも良い道筋を見出してくれた。


切羽詰まると色々思いつくもんだな。



などと自画自賛しつつ、独り悦に入るのである。
  


Posted by blue_serow at 09:27Comments(0)道具

2023年06月06日

BS実修所の雑感

タイトルにおける班サイトである。

雨が降り実際はもっと薄暗かったのを明るく加工した状態。
ソロテントがカラフルに栄える。


自身が参加した、またスタッフとして奉仕したBVS実修所と今回のBS実修所では、まず参加者の基本的なスキルが大きく異なったのが第一の印象。

そりゃぁ向き合うスカウト、そして行う内容が異なるため、指導者としても「出来なきゃ」コトが進められない。

設営・撤営に限らず日々の炊事や改善作業においても、軽く分担を確認したら各々が自分から動き出す。

誠に頼もしい訳だが、それでも時間的にはタイトだった。

そして私にとって意外だったのは、班担当さんの関わり具合である。

私がBVSコースに奉仕した際は、セッション中は当然ながら、サイトでの生活タイミングも細かめに様子を見に行き、進捗によってアドバイスをしたり、或いは質問事項に答えたりした。しかし今回は班担当さんが班サイトへ来たのは設営・撤営の時ぐらいだったと思う。

朝一番も点検時も来られず朝礼時にご挨拶。

確かに野営スキルの心配や不安は(BVS参加者ほど)無いだろうし、セッションの質問があったとすればかなり深い内容に踏み込みそうなので…。

この様相は我々の班だけだったのか、全体的に同様だったのか、はたまた所長の方針に依るのか定かでない。
ただその分、班メンバー同士の会話は多くあり情報交換も進んだのは幸い。


工作物関連では竹材が結構な量(本数)支給され、使い道も自由だった。
(スカウトコースでは多くの場合テーブルセットなど工作の指定がされる)

そのため各班趣向を凝らした工作物に取り組んだ訳だが、先に記したようにとにかく時間がタイト。
構想通りに完成したモノ、途中で方針転換したモノなど色々あったようだ。

個人的テーマとして「工作物研究」をあげていた私は、日々チマチマと作業を続け、4日目の夜にようやく形にすることが出来た。

最終日の点検時に「ソレナリな」工作物が追加・完成していたため、めでたく表彰を受けられた。
ある意味作戦勝ちだった訳である。

ソレもコレも班の人数が充実していたからで、そうでなければ私も好き勝手に工作を出来なかっただろう。
つまりは「班の人数」が揃っていないと楽しい野営生活が出来ないのだ。

班の競争を優先するため少人数で班を分けてきた我がボーイ隊。班を分けること自体は悪ではないが、こうしてみると結構スカウトには負担だったんだろうな。

次年度はどのような編成にするか、今からイメージしておかないと、と思う次第。


さて、早いものでコースを終えてからひと月が過ぎた。

第3教程はほとんど手つかず。

もっとも、ソレについては「そーなるだろーなー」と予想していたので焦りはない。かと言っていつまでも放置しておけない。

先日の保護者会で説明と宣言も済んだし、いよいよ着手せねば。


我がボーイ隊が楽しく正しい活動を展開できるよう、色々な施策を試して行くのである。


  


Posted by blue_serow at 09:22Comments(2)ウッドバッジ

2023年06月05日

ソロクッカー、こんな感じで

コッヘル&シングルバーナー&風除けである。

BS実修所での報告が滞る中、取り敢えずお道具の話でお茶を濁す。


当初は各々を適当な袋に入れて隙間へ詰込む算段をしていた。
だが携行する品が案外多くなりそうなことと宿営での動きを考えるに、やはり使うモノは場面に応じて一気に取り出せた方が良いな、と。

特に1級キャンプへの出発は慌ただしくなり、そのための荷造りもあまり丁寧に考えながらとは行かなくなるだろう。

で、ソロクッカーのセットを確認しつつ手元にあるバッグやケースを物色。

いつどこで買ったかも忘れてしまったCORDURA製のバッグを発見。

形状はシューズバッグのようだが、微妙に小さく、またいかにも使いにくそうなポケットが設けてある。

自分自身何のためにこれを入手したのか覚えていないが、今回のツールを収めるには丁度よいサイズと形状だった。

シングルバーナーをそのまま放り込むとホースを傷めそうだったため、コチラも手元にあったハードケースっぽいダイソーのポーチへ。コレごとバッグに入れるとシンデレラフィット!

更にはバーナーの風除けとして、台所用のアルミパネルを適当なサイズにカットしソレらしいものを用意。
仮泊時には風もなく、使う必要は無かったが、モノとしてはあったほうが良いアイテムだろう。

このバッグはモノを収めた状態で縦長になり、上部に把手がある。
ザックに隙間を作り押し込むことが出来たし、逆に使用場面では把手を手繰りゴーバッグ宜しく一気に引出せたのは便利だった。

と、大した内容でないモノを自慢気に披露したところで、失敗した点も少々。

まずはガスボンベ(カセットガス)を別で収めなければならなかった点。
もうチョット頑張ればこのバッグに収められそうだったが、変に無理をするのも芳しくないと判断。
最終的にガスボンベを入れる場所を確保するのに余計な手間が掛かってしまった。

もうひとつはクッカーセットに武器を入れ忘れたこと。
普段使いの食器セットにあるので油断し、尚且つ1級キャンプではモノを減らすため食器セットを除いてしまったのだ。

結果、仮泊地で食事の準備に取りかかった際、呆然とする羽目になった。


実際には配給されたアルファ化米にスプーンも同包されていたため助かったのだか、コレは大きな反省点である。

今後に備え、クッカーセットにも箸やスプーンを入れておかねば。



ソンナコンナで愉しんだこちらのセットだが、今はもう「解散」させ元々の収納状態に戻してある。

通常の活動(我がボーイ隊のキャンプ)での持ち出し用としてある程度収納が完成していたためだ。

今後再び自力携行が必要になった時には、今回の経験を活かして再結成させれば良い。




それにつけても、あの黒いバッグはどこで買ったんだっけ?

ワークマンなのかホームセンターなのか。

そして本来は何を入れるためのモノだったのか。

衝動買いも程々にしないとだね。


我ながらナゾは深まるばかり、なのであった。




  


Posted by blue_serow at 09:28Comments(0)道具

2023年05月27日

下見登山してきた

とある「お山」の登山道である。

今から40数年前、私がカブスカウトだった頃に登った山。
その後シニアスカウトの頃にも登ったことがあるため、どんなルートだったかは朧げながら覚えている。

運動嫌いな私が辛い思いを覚えていないと言うことは、それ程ハードなルートじゃ無かったのだろう、との美しい記憶。


で、コロナの制限が解除された今夏、我がボーイ隊にとって少しばかりマトモな登山経験になるかと思い、コチラのお山に登ることとした。

そうなれば現状の調査と下見・現地踏破は必須である。

単独行は認められないので、元指導者(現スカウト保護者)に同行をお願いしたところ快諾いただけたのは幸い。

さて、40年ぶりのアタック!

うーーん、体が重い。

脚が上がらない。

汗が止まらない。

荷物も重い。



BS実修所の「1級旅行」実習もなかなかハードな体験だったが、コチラも思っていた以上に体力が必要かも。

何と言っても勾配が急で、随所に木道階段、鎖場が設けられ、つづら折りが続く。

冒頭の写真では、左の鎖場が旧来のルートで、右の木道が現在の整備されたルート。

コリャァ「登山」と言うよりは「アスレチック」と言ったほうが伝わりやすいかな。
杖やトレッキングポールが有ったほうが良い場面もあるが、場所によっては両手を使いたいトコロもあり、そうなると補助道具は邪魔である。

そんな葛藤を感じつつ、それでもほぼ予測時間に山頂到着。

そこからの眺めや周囲の様子は以前と大きく変わった感はなく、当時の記憶を呼び覚ましてくれる。

大きな屋根が目立つ避難小屋やクマザサの海は正に私がかつて見た景色だ。

大休止の後に下山を開始すると、コチラもアスレチックが続く。

半世紀以上生きたオジサンの脚はもうガクガクである。

急がず無理せず、小休止を多めに取りながら無事に登山口まで戻ることができ、下見は完了。

山屋さん関連のWEBページにある登山レポートのコースタイムよりかなり緩めの設定にしたが、その読みでほぼ間違いなかった。
それより我がボーイ隊のスカウトたちには、どの程度の体力と気力があるのか。

実際の歩行距離は大したことないが、高低差がソレナリにあるし、エスケープルートを設定できないコース取りである。

途中で棄権するなら引返すことしかできないのだ。
そうなるとオトナのサポート体制をちゃんと構築しなければ、だ。

場所的に携帯電話が繋がらない所もあるため、その対策・対応も考える必要がある。


案外オオゴトになりそうな気配を感じつつも、いずれはやりたかったコトなので、この勢いで突っ走ってみるか、なんて思う今日このごろ。


そして、久しぶりにソコソコな「登山」が出来た喜びを噛みしめているのであった。

でも、もう1回登るのかと思うと、ソレはソレで複雑な心境でもある。



分かっちゃいるけど… なんだよねぇ。


実施に向けて準備を進めよう。


  


Posted by blue_serow at 11:29Comments(0)BS

2023年05月17日

班旗の布

休日の手仕事である。

少々出遅れ気味だが、我がボーイ隊の班旗(用の布)を作った。

約1年前の記事でも記した通り、ボーイ隊長就任時はスカウト用品として班旗の布があるとは知らず、手芸用品店で生地を購入。セッセと切り出し縁を縫い紐を付け…。

この3年は2班だったため、嫌いな作業ではないものの正直手間がかかるなぁと感じていた。

が、それも今年までかな。

まだまだあると思っていた生地も今回1枚分を取ったら半端を残して、これにて終了となった。

またコレ用にストックしていた紐も丁度終わり。

今年が1班になることを予想していたかのようで、なんとも不思議にして切ない。

班やスカウトに向けて手間を掛けるのはナンテコトナイ。しかし、そのための時間を捻出するのも簡単なことではない。

そうなると、優先順位と個人的な意地を天秤にかけ、より大切な方を選ぶのは当然だろう。

次年度からは公式純正品を(忘れずに)用意し、使うこととなる。


班旗は班のシンボルなのだから、班の仲間に愛着を持たれなくてはならない。

今年はどんなデザインが描かれるだろうか。


今はまだ単なる布切れだが無事に班旗として完成してからは、1年間シッカリと班を見守って欲しい。


頼んだよ、手作り班旗くん。

  


Posted by blue_serow at 11:15Comments(0)工作

2023年05月11日

BS実修所の持ち物点検

参加時の胸章である。

嘘ではないが真実でもない、余計な情報を省いた形にしてみた。

今回のコースで配布された携行品点リストをもとに、お道具の準備と実績を振り返ってみる。
※書式の都合で読みにくいレイアウトとなる可能性あり。ご容赦いただきたい


■ユニフォーム・衣類
・制服・制帽:これは当然。ハットケースは愛知連盟のソフトタイプを使用
・着替え(下着):最低枚数にした
・寝間着:今回は省略(自己責任)
・防寒着:アウター1枚。あとはインナーで調整
・作業着:最低枚数にした。また最終の帰り用は別袋で車へ保管
・作業帽:通常装備
・作業用手袋:中厚手の皮手袋
・雨具(セパレート上下):ワークマン製。2回目の使用ながら内側への滲みがあった
・トレッキング靴:ハイカット推奨とあったが、脱ぎ履きを考え普段使用のローカットで対応。1級旅行では確かにハイカットの方が安全だと感じた
・替え靴(雨靴を含む):筒の短い長靴で対応。必須

■野営・生活用品
・個人用テント(1~2人用):mont-bellムーンライト2型の旧モデル。だいぶ撥水が弱ってきた。本体コーナーのフライが届かない箇所は張り方で対応できたため、雨でも内部への浸水はなかった。ペグは付属品ではなくソリステ20cmにて。ハンマーも持参したことで、さほど地面状態を気にせずスムーズに設営できた。
・寝袋:通常装備のダウンにて。徐々に羽毛の抜けが気になり始めた
・ロールマット:ダイソーの550円マットで対応。十分だった。また予備的に保温シート(ペラペラの銀マットみたいなヤツ)も追加。
・ロープ(6m)2本:使ったのは1本のみ
・麻ひも(野営工作用):中太を1巻き持参したが、他の方が持ってきた大きな巻きを使った
・キャンピングナイフ:2本持参。プーッコナイフは切れ味が落ちてきた感あり。雨の撤営ではステンレスブレードを使用した
・シングルバーナー(燃料含む):かなり前に買ったユニフレームのUSトレイルオートを持参。念のためガスは2本持って行ったが、1本で十分だった
・水筒:ペットボトルでも対応できたかな
・一人用コッフェルセット:それなりのセットで臨んだが、使ったのは湯沸かしの1つだけ。バーナーと一緒にパッキング出来たのは幸い
・携帯折りたたみ椅子:三脚型を持参。サイトでガッツリ寛ぐことも無くコレで十分だった
・手旗:通常装備
・雑巾:私は使わなかったが、撤営の状況によっては必須だろう
・布巾:食器の後始末で必須
・洗面具・タオル:入浴時は手拭いも併用。バスタオルは持参せず
・ハバザックまたはデイパック:少し小振りなモノでと考えていたが、結局普段使いのデイパックに。様々な小物をそのまま持っていけたのは精神的に安心感があった
・プレートコンパス:意外と使う機会が多かった印象
・ホイッスル:通常装備
・懐中電灯(予備電池含む):通常装備。予備電池までは使わず。LEDは長持ちするね
・個人用食器:通常装備。実際使用したのは大と蓋のみ
・マイカップ:教室でのブレイクタイムに必須
・裁縫用具:使わなかったが必須(私は洗面道具と一緒に携行)
・マッチ:私は使わなかったが必須だろう(簡易防水もね)
・新聞紙(多めに):通常装備
・救急用品(虫よけ、虫さされ含む):通常装備
・アルコール等の消毒液:一応用意したが、使ったのは現地到着時の1回だけ
・不織布マスク(必要な方のみ):行き来の時のみ。コース中は結局着用しなかった
・体温計:今や通常装備
・持薬(必要な方のみ):アミノサプリ…忘れた

■学習用品
・筆記具:通常装備にして必須。黒ペンを複数用意し、アチコチに忍ばせてみた
・ファイル(A4サイズ2穴 厚さ3cm以上):必須。紙製より樹脂製をお勧めする
・ノート:必須。セレモニー時のメモなども考えると、個人的にはA5,B6あたりが使いやすい
・室内履き:最終日の置忘れを考慮し100均にて購入。吉川野営場では必須
・1/25,000地形図(三河富岡):今回は1級旅行で必須。座標&磁北線もね

■書類等
・指導者手帳(スキルトレーニング別冊含む):必須。受付で提出するため素早く出せる場所に入れるべし
・登録証:無くても何とかなるかな。私は指導者手帳に挟んでいる
・健康保険証:必須
・事前送付書類一式:上記ファイルに綴じておけばOK。個人装備点検表は素早く出せる場所に入れるべし
・健康管理、行動記録シート:今回は配布されず

■参考資料・書籍類
・ボーイスカウト隊リーダーハンドブック:我々にとっての教科書なので必須。そろそろ現状に即した改訂が必要ではないか?
・ボーイスカウト歌集:通常装備にして必須
・スカウトハンドブック(ベーシック):通常装備にして必須
・日本連盟規程集(令和4年版):通常装備にして必須
・自隊(自団)の年間プログラム:セッションでは使わなかったが、情報交換時の話題で活用
・プログラム立案に必要と思われる書類・資料:今回私は「スカウトスキル・コレクション」を持参。内容確認で1回開いたのみ。これこそ個人の判断となる


■上記以外で個人的に用意しモノ
・ミニタープセット:3m四方の幕と衝動的に購入したポール2本、ペグ8本。雨が長引きそうだったらソロテントに被せる形での設営を考えていたが、結果として使わず。1級旅行でも携行したが重量・嵩とも案外負担にはならなかった

・ステンレストレー:1級旅行時の簡易テーブルを検討した結果として、A4位のサイズを100均にて購入。無いよりはあったほうが便利かな

・70リットルのビニール袋:雨中撤営を考慮した際、テント類を放り込む、ザックに被せるなどで用意した。ある意味必須&便利

・細引きロープ数本:ナニカと使うかと思い用意したが、サイトでは他の方々が先に提供してくれたため出番なし



以上、アレコレ雑多に記したが、全く不要だったモノは予備の電池&ガスボンベ程度。コレも使用状況では必要になるため、全体としては過不足なく順当だったということか。

で、これらの全てが大振りな(75L)リュックとデイパック(35L)にスッポリ収まったのだから、まあ良かったのかなと。

かつてBVS実修所では、那須での入門時に持上げるのもやっとな状態だったことを思えば、少しは進歩・成長したのかも、なんてね。

これでもまだ「念のため」な装備品があるわけだから、まだまだ検討の余地はある。


装備品の準備は誠に奥が深いコトを改めて実感した次第であった。
  


Posted by blue_serow at 10:56Comments(0)道具

2023年05月08日

コース参加終了!

BS実修所期間中のひとコマである。

その詳細は一旦横に置き、さて何から書いていこうか…。

BVS研修所から実修所へ参加した頃はまだSNSもそれほど広まっておらず、開設側からの要請なぞなかった。だが昨今は色々とクギをさされることもあり、紹介するにも気を使う。


とは言え当ブログは私の記録でもあるため、必要以上に煽ったりディスったりしないよう注意しながら、断片的に記していきたい。

参加人数は43名、所員12名だったとのこと。
愛知県からの参加が半数以上だと思うが、このGWに実施されたBS実修所は今コースだけだったと思うので、各県からの参加もあり大所帯になった模様。

7〜8名の構成で6コ班が集まった時は壮観である。
私も1回だけ集散の指揮をとる機会があり、緊張と感動で脚が震えた。

4泊5日の日程の内、途中に場外への1泊実習があったため、BVSコースの時ほどサイト改善は進められなかった。

実は自分の中で「工作物の充実と研究」を隠しテーマとしていたため、ココに関してある程度は試してみたものの、やり切ることは叶わなかった。チョット残念である。

そして学びの面に於いては、前半でかなり迷いに振り回されるも、後半で一気に腑に落ち充実した心持ちで終えることができた。

本当ならその詳細を記してこその「当ブログ」なのだろうが、それこそ要請事項やガイドラインに抵触しそうな部分も出てきそうなため、この辺りは今後様子を見ながらとしたい。

一方ではトレーナーの端くれでもあるため、班担当所員の領域に踏み込まない程度で、同じ班のメンバーの支援も少しばかりお手伝いをば。

自分の学び・研さんが優先ではあるが、変な方向に進まないよう軌道修正は随時必要だと感じたためだ。

スカウトコースへ参加した時も自ら自分の研修歴や役務をあかすことは避けた。

理由は明快で、道心門をくぐる前の所長のお言葉にもあった通り、フラットな立場、関係で研修に向き合うためである。


班の仲間とともに学ぶのではあるが、抱えてきたモノは千差万別。各自がそれぞれの目指す先に向かうべく、それぞれの答えを探した5日間。

まずは無事に履修できた充実感に浸りつつも、実際にはこれからが本番。

我がボーイ隊をより良くしていくための、第三教程がスタート!である。

  


Posted by blue_serow at 09:34Comments(3)ウッドバッジ

2023年05月02日

明日から山籠り

三河富岡の地形図である。

これまでも座標方眼は書き入れていたが、磁北線は久しぶりだ。
老眼にはナカナカ厳しい作業となった。

新任ボーイ隊長となり、スカウトコースを受けて以降、早く実修所で学ばねばと思い続けていた。

ソレがようやく叶う。

気持ちの部分では結構前のめりなのも確か。

もう一方、携行品については毎度の如く迷い、アーダコーダと「遊んで」いる次第。

ボーイスカウトの指導者研修は、とにかく荷物が増えがち。いや、必要と言えばそうなのだが減らせるモノが限られるのだ。

これまでの経験とアレやコレやを踏まえ、今回はソレナリに携行品の工夫をしたハズなのに、総重量はこれまでとあまり変わらない。

いや、実はかなりヨイカタチにまとまっているのだが、それ以上に追加の品目が幅を利かせていると見た。

着替えや洗面系は開き直ることでぐっと減らせる。が、重量換算では大した量ではない。

道具類も軽量コンパクトな品が出ているため、ソチラにすればかなりパッキングに貢献できる。

長靴もワークマンの簡易なモノへ変更(更新)。これだけでもかなりの軽量化されたはず。

しかし、教材や書籍類はそうは行かない。

指定の書籍は必須であり、ソレがまた複数あることでズッシリとのしかかってくる。

またスカウトコースでもソロテント持参だったが、入所退所の際に括り付けただけ。
しかしBS実修所では途中で「1級旅行」を実習するため、ソレもパッキングに含めなければならない。
そして食器セットとは別にシングルバーナーとクッカーが追加されている。

更に今回は個人的な発想(天候との兼合い)で、指示されていないモノまで加えてしまった。

その結果が従前と同等なのだから、まぁ私としては頑張った方ではないか… なんて諦めにも似た開き直り状態。

ま、おかげで大きなリュックとデイパックに収めることができたのだから、ひとまずはコレで良しとしたい。




などと自分に言い聞かせてはいるが、どちらも隙間なくパンパン。
これでは全くスマートではなく、研修に入った途端お勉強道具がはみ出てしまうだろう。

ナントカせねば。

無理して小振りなデイパックに押し込んでいるのをやめ、元々のサイズに戻せばソレナリに余裕は生まれるだろう。
だがそうすれは恐らく「余計なモノ」を再び入れ込む可能性が高く、元の木阿弥にならないか。

今日一日そんなコトを考えシミュレーションしつつ、夜には判断しないと、だ。


明日はGWの渋滞を回避するため普段より1時間早く出る予定。
睡眠不足だけは避けたいので、何にしてもさっさと諦めて就寝しないとね。


と、その前に忘れ物だけはしないよう、改めて持ち物の最終確認は行わねば。

それでまた余計なモノを増やしたり迷ったりと、時間が過ぎていくのだろうか。

いつになってもやっているコトは変わらない。ホント、成長してないんだよねぇ。


困ったもんである。


  


Posted by blue_serow at 09:27Comments(0)ウッドバッジ

2023年05月01日

ホラまた買っちゃったじゃン

タープ用のポールである。

半端品を集めたバラを持っているのに、イロイロと準備をしながらアレコレ考えていたら、軽量小ぶりなモノが有ったほうが良いのでは、と。

で、例によってWebで「どんなモノが有るかな?」と調べて比較なんぞしていた。

朝の通勤途中であったため、今ポチれば最速その日の夜には届く。

限られた残り時間。迷っている暇は無い!などとまた訳の分からぬ理屈(言い訳)を自分の中で通し、購入に至った次第である。


43cm✕5本継ぎが2セット。
アルミ製なのでソコソコ軽く、サイズの割に携行しやすい。ゴムが通っていないため、つなぐ本数で高さを調整出来ることが選択の理由。


気になるのは、実際コレを使う場面があるかどうか。

使えば快適だろう。ただ設営撤営の手間と時間が発生する。

天候によって使うか否かの判断をするとして、自力で運ぶことはしなけれはならない。

ウルトラライトなバックパッキングを目指すなら、もっと軽量でコンパクトなモノもあるのだが、今の私ができる用意はこの辺りが精一杯。



同様に食事(調理)に関する道具類も使用場面を考えれば考える程、「その時」にしか使わない、でも有ったほうがより快適に過ごせそう、と思い浮かぶモノの何と多いことか。

イチイチそんなモノを持っていったらキリがない。

そんな葛藤とジレンマでモヤモヤアタフタした先週末であった。


そして今日明日で一旦決断をし、その考えが正しかったのかどうかは来週の月曜に行う予定。

現在はベタつく75リットルのザックを応急処置し、とにかくモノを詰め込んでいる。


さて、コレで良いのか?

などと独り脳内検証をしつつ、楽しくも悩ましい時間を過す日々であった。


残された時間、更にモノが増えるか、或いは減らせられるか。


何をしに行くかも忘れずに、ギリギリまで考え続けよう。

  


Posted by blue_serow at 09:12Comments(0)道具