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2023年10月20日

やっはそうなるのかな

高坂野営場のサイトである。

本当に何もない原っぱ。
そしてやたらに広い。

だが、ソレが良い。

合同キャンプの計画を進めつつ、スカウトより私のほうがワクワクしている次第。


さて、隊長がそんな気持ちの高揚を味わっている一方、保護者から団委員になられた方の心持ちはいかがか。

ある時、団内の話合の中で聞こえた言葉が私の中で引っ掛かっている。

曰く「いずれ我が子がボーイスカウトを辞めたら私(団委員さん)のいる理由もなくなるでしょ」と。

え?そうなの?

私自身、息子はVS隊にいるが、決してソレが指導者を続けている理由ではない。

私がこの運動に関わり続けているのは別のモチベーションに依るもの。
もちろんソレを他の人へ押し付けるモノではないが、こーいった付き合い方があることも知っていただきたいとは感じている。

この辺りに関しては、団運営のお手伝いにリクルートする際の説明次第なのだろうか。
お子様と一緒に…となれば、そのお子様がいなくなるとそーなるわな。

もっと別の次元で、社会教育の一端を担うことを前面にし、お子様は横に置いてご自身のコトとして考えていただければ、また別の関わり方・思いができるような気がしている。

ただ、その次元に持っていくのはナカナカ難しい。

そのためにはスカウティングの何たるかを十分に伝え理解していたたかなければ始まらないから。

ソレを成長しきったオトナに対して成すのもコレマタ大変なことである。

(上手く行っていたら指導者不足になどなっていないワケで…)


では何が手っ取り早いのかというと、スカウト経験があるオトナを引っ張りこむのである。

団によって特徴は様々だろうが、チャントした活動を経験してきたお方なら、お子様が関わろうがそうでなかろうが、シッカリとお付き合いをしていただける実感がある。

視点を変えて検証すれば、県連盟の組織内でバリバリ活躍している方々の殆どがスカウト経験者。保護者から入った方はほんの僅かなのが現状である。

つまりはそーいうこと、なんだな。

でもコレが正解とは思っていない。

「保護者から」に限らず「スカウト経験が無い方」をもっと引っ張り込んで多様な意見を聴きつつ、スカウティングを推進していかないとなぁ、と思う今日この頃。


こんな大きなコトを考えている一方、それよりも目の前の諸々を片付けつつ進めていかないと、我がボーイ隊の充実は図れない。


少ないスカウトに対して隊長がワンオペで運営している現状を如何にして打開するか。

まずはソコをナントカせねば。


色々と難しいコトが続くねぇ… である。



  


Posted by blue_serow at 09:21Comments(0)Scouting

2023年10月09日

野営場探訪

写真はボーイスカウト愛知連盟の常滑・高坂野営場である。

11月に予定している隊キャンプで、いつもお借りしている神社が使えず、かと言って日程を変えるのも難しい。

そして同じ地区内で親交のあるBS隊長から「一緒に隊キャンプしよう」とのお声がけもあり、(私としては)初めてコチラを利用することに。

で、昨日慌しく現地下見をば。

吉川野営場と異なり、何にもない。
水道もトイレも自前ではなくお隣の施設のを使わせていただく形。

フィールドも3面の広場(サイト)が3段で設えてあるだけ。でもそれぞれの広場がナカナカの広さ。多少の起伏はあるものの、平らで伸びやかである。

うん。良いじゃないか。


入場してすぐの広場(サイト?)には掲揚柱があり、セレモニー用となっている。ちなみに写真の広場がココだ。

2段目、3段目と徐々に小さくなり、それぞれが野営用のサイト。

吉川のように班ごとのサイトを構えるには広すぎるため、自ずと広場内で複数の班が班サイトを作ることとなる。


今回は自隊だけではないため、我がボーイ隊のスカウトたちはどんな反応を示すだろう。

1班だけでのキャンプが悪いとは言わないし、仕方がないとも思っていた。
だがこうしてお声がけいただき、複数の班で2泊のキャンプができるのは有難く嬉しいコトである。

準備から当日の運営までクリアすべき課題はあるものの、心軽やかに向き合えそうだ。


それまでに片付けるべき用件をシッカリと片付けなければ、なんだけどね。


楽しみだ。
  


Posted by blue_serow at 09:24Comments(0)BS

2023年09月28日

雰囲気を楽しむ

何だか慌ただしい日々である。

期の変わり目を迎え、駆け込みの業務が次々と…。

片っ端から対応するも限度があり、休日の諸々は後回しにせざるを得ない。

方方にご迷惑をかけている状態だ。


さて、そんなお話と全く関係ない冒頭の写真。

ご存知Zippoライターオイル(の缶)である。

中身の純正オイルはとうに使い切り、ここ数年コイツの中にはホワイトガソリンが入っている。

そう。キャンプ用の燃料を移し替えて普段使いしているのだ。

理由は単純に「これでも割安になる」と「長期保管が心配」だから。

燃料用に流通しているホワイトガソリンは、洗浄用に売られているモノより割高感がある。だが基本的に同じ成分のライターオイルは更に割高だ。

そして一方、ランタンやツーバーナーでホワイトガソリンを使ったいても、毎度4リットル缶を使い切る訳では無い。
しかしながら中身が減った缶だけを持ってキャンプに向かうのも不安なため、更に4リットル缶を購入&持ち込むのを繰り返すこと数回。

ボーイ隊長となってキャンプでの使用頻度が増えたと言っても、劇的に使用量が増えてはいない。

自ずと中途半端に中身の残ったホワイトガソリンの缶が数個、常に道具置き場(室内)に並ぶ。

収納スペースの問題、見た目の問題だけでなく、万が一火災など起きたらどうなることやら… 洒落にならないではないか。


で、どうせならコイツを継続的に使い、できるだけ保管する量を減らしつつ、新しいモノを必要な量だけ保管しようと考えた。

そして燃料缶のままではZippoに入れにくいため、ライターオイル缶に移し替えた次第である。

ザックリ調べた範囲では、ホワイトガソリンもライターオイルも分類的には同じ。なみにベンジンも同類である。
より詳細な成分では異なる部分があるようだが、ライターで使う分には問題ないだろう。


使用感としては、純正のライターオイルに比べて揮発性が高いのか、給油のタイミングが早いように感ずる。
そして着火したときの香りが「野営時の夕刻」を想起させてくれる。

揮発云々はライター本体が、経年により隙間ができている可能性もあるが…。


缶の移し換える作業をしていると、我ながらケチくさいコトしているなぁ、なんて思う時も無きにしもあらず。
だがコレをしないとサラに中途半端な罪庫を増やしてしまう。

当面はコレを繰り返して少しでも使用サイクルを早めて、「部屋にガソリンを貯め込む」行為を健全性しなくては。


人様にオススメできるものではないが、私にとっては切実なコトなのだ。


で、最後に。

途中に記した通り、シゴトの合間に一服する際、仄かに立ち上がる香りを密かに楽しむ。

予想していなかったコレが、なんとも言えず嬉しい余録なのであった。


よいこはまねしないように。
  


Posted by blue_serow at 09:38Comments(0)道具

2023年09月06日

タープ設営への評価

誠に蒸し暑い朝である。

当地はこの後、線状降水帯が発生する可能性アリとのこと。要注意だな。


写真は隊集会での様子。

班の食堂フライを設営したのだが、決して美しい出来栄えではない。

一先ずソレナリに建っているのでヨシとするか…。


ココで形良く張り直しを命ずるのも「指導」だとは思うも、この場では時間との兼ね合いによりスルーした。

もちろん班長へは要改善箇所を指摘し、次回に活かすよう伝えてある。


一方、周りからの声にも耳を傾ける。

ココは公共のデイキャンプ場のため、(ひと頃よりは落ち着いたが)多くの利用者がおられる。

私たちの背後では、若者グループがBBQのためのサイト設営を行っていた。

我々より少し早くから集まり、タープを建てるためアーダコーダと試行錯誤をしている様子。この場所ではよくある光景だ。


我がボーイ隊も手短にセレモニーを終えて設営開始。

私は本部を構えるべく、ミニタープを建て始める。

アチラのグループはまだタープと戦っている。

私は15分程で本部のミニタープを建て終えれた。モノが小さいのだからこんなモンだろう。


背後から「はや!あそこはもうたったよ」と聞こえ、内心ニンマリ。
彼らはまだポールを持ったままアレコレやっている。


スカウトたちもナンダカンダと分担しつつ、30分ほどで食堂フライが完成。
立ち姿は写真のとおりなのでアレなのだが、存在感は他のタープとは全く異なる。


するとまた背後から「あの子たち、あんな大きなのをたてたよ」「すごい。慣れてるね」と。

スカウトたちにこの声が聞こえたかどうかは分からないが、私は結構嬉しかった。

隊長として見ればまだまだ指導の余地があるとは言え、周りから見ればソレナリにいい線イケてるようだ。


その後、背後の若者グループも無事に建て終えたようで賑やかに楽しみ始めていた。


やはりこういった作業は経験値(回数)がモノを言う。そして大切なのはその都度の評価と改善策だろう。

漫然と同じコトを繰り返すのでは進歩がない。

少しでもより良くしようと考えさせ、実践させることが、スカウティングにおける教育だと思う。

我がボーイ隊においても、私が隊長になったばかりの頃は食堂フライ(当時はヘキサタープ)を建てるだけでも班員総掛かりで1時間以上かかっていた。

手順を知っておらず、分担もせず行き当たりばったり&ノープランでやっていたのだから当然だろう。

ソレが3年を過ぎた今は上記の通り。

建て方の指導をしたのは当然ながら、ソレも毎回するわけではない。

やればできる、やれば慣れる、なんだな。


その後の活動内容については前記事にて…。


ボーイスカウトのアピールまでには至らなかったが、少しはスカウトたちの姿を示せたかな?という、とある週末のお話であった。



  


Posted by blue_serow at 09:31Comments(0)BS

2023年08月28日

夏は過ぎたが

隊集会における本部テントである。

日のあたり具合を考慮し、南側を低くしてみた。

下草の緑と大きな青空。写真映えはするものの、どーにもこーにも暑い!

スカウトたちはいつもの食堂フライを設営し、シッカリと日陰を確保しつつ野外料理を実施。

結果はまあまあ…。

上手くは行かなかったが取り敢えず食えたので良しとする。


先週の後半、天候が不安定でチョイと心配したのが何だったのか、というほどの好天。

暦の上ではとうに秋なのに、だ。

しかしながら、吹いてくる風は時折ヒンヤリしたモノを感じるし、周りにはトンボが飛交う。

帰宅後の夕風もこれまでとはチョット異なる肌触りである。

季節は徐々に進んでいるんだねえ。


などと季節の移ろいを味わうのも一瞬のこと。

日中はまだまだ30℃代の中程だし最低気温も20℃代の後半。私が子供だった頃なら熱帯夜!と大騒ぎをしていた温度だ。


慣れというのは不思議なもので、朝方の30℃前のタイミングは「今日は涼しいな」なんて感じるようになってきている。

上記の活動中もしばらく風が吹き続けた時は「今日はいい感じの天気だな」なんて思う時もあった。

ま、その直後に「やっぱり暑いジャン」となるのだが…。

気付けばTシャツは汗で色が変わり、それが乾くことも無かった。常に汗をかき続けた訳で、水分だけでなく他の必要養分も補給し続けないと危ない。

メニューに冷たいスイーツを設け、調理のついでに氷水に触れられるようにした。

こうして高温環境への対策をしつつ、塩分も補えるメニューを考え、夏休みの締めくくりとなる活動を行うことが出来た…かな?


ソレナリに対処をしていても、個々の体調でどーなるかはやってみないと分からない。

ほんと、無理して(各種対策や工夫をして)でも野外活動にこだわるのか、或いは別の進め方を考えるのか。

この先9月になったてしても、まだまだ30℃を超える日は続く可能性があるし、30℃をきったとしても25℃以上なら「真夏日」である。


お外での活動が中心であるがゆえ、まだまた気を許してはイケナイな、と。


悩ましさの種は尽きることがないのであった。


  


Posted by blue_serow at 09:36Comments(0)Scouting

2023年08月23日

オシャレなスリムライターだって


タイトルの通りである。

過日、100均巡りの際に見かけ、例のごとく何も考えずに購入したモノ。

形状は非常にシンプルで機構もシンプル。CRも火力調整もついていない。
それでいてガス充填が可能で、2年保証まで備わっている。


改めていじった感想としては…


普通のライター。

そして私にとっては特に心躍るポイントもないかな、だ。


ただ、色が最近よく見かける「くすみカラー(って言うの?)」で、シンプルな形状と相まって可愛らしさはある。

でもそれだけ。

スリムとは言え太さが1.5cmもありWGランタンの点火には使えないし、ターボ方式でもないためチョットした焚火や蚊取り線香の着火も力不足。

せいぜいキャンドルや2バーナーでの使用が相応しいか… それならすでに持っているチャッカマン系で十分だし。



と、好き勝手に感想を述べつつも一応WEBで世間の評価を確認してみた。


どうやら数年前からリリースされていた商品のようだ。そして今年の春に現行の色目で再リリースされると女子の間で人気となり一時は欠品状態に。

それが8月になって再び店頭へ並び、爆発的ではないがまあまあ売れているらしい。
・・・という記事が散見され、そのどれもが女性向けライフスタイルのサイトばかりだった。 ←イマココ


一方、アウトドア系のサイトをいくつか探ってみても一向にこれに関する記事は見られず。

つまりはそういうモノだった訳だ。


とは言え(衝動買いではあるが)自分の琴線に触れて購入した品である。今後どこかの場面でちゃんと使ってあげなきゃ、だ。


シンプルな形状のおかげで収納は問題なさそう。
火力は推して知るべし。
くすみカラーは目には優しいがフィールドでの視認性は少々気になる。

この辺りを上手い具合に調整して、必要なら少しばかり手を加え、お気に入りのアイテムに育てていけたら楽しいだろう。


細かな個所では物足りないながら、なんとなぁく可能性を感じるライターのご紹介であった。

以上。
  


Posted by blue_serow at 09:23Comments(0)道具

2023年08月14日

いつもと違う夏

Happy Bon Vacation!

若かりし頃、ラジオから聞こえたフレーズである。

お盆休みの時期と言えば、私にとって久しくは夏キャンプの準備に明け暮れるのが常だった。

だが今年は異なる。

既に年度最大の行事は済んでおり、月末の隊集会をこなせば8月も終わる。

ナンダカ調子が狂うよね…。


などとノンキに暇を味わっている場合ではないのだけれど。


で、忘れちゃならない「もうひとつの大きなプロジェクト」を進めねば。

そう。実修所の第3教程だ。


冒頭の写真はとある行事で作成されたモンキーブリッジ。
行事の都合上、コレは指導者チームが主体となって作り、スカウトは周辺の手伝いだけだった。

でも本来であればスカウトたちが主体となって作りたいモノ。

私の目指すところはココである。

壮大なパイオニアリングまでは(人員的、資材的に)無理だとしても、せめてこの位のスケールなら我がボーイ隊でやってみたいではないか。

そのために必要なのは、スキルとチームワークだと思う。

そしてそのチームワークを醸成する仕組みこそが班であり、班長の存在だ。

つまり、目指すゴールへ辿り着くためにやるべきコトはもう明確になっている。

あとはソレを隊長として実践するのみ。


この盆休み期間ドタバタする用件が無いのだから、ソレに向けてアレコレやれば(やらねば)、な訳だ。


などとココでは威勢よく書き連ねているが、どーもイマイチ気持ちが向かわない。

追い込まれないと本気でスタートできない悪いクセ(性分)なんだよね…。


ま、後悔するのも自分なわけで。

ここまで分かっているのだから、せいぜいアタマの中でイメージを膨らませ、筋道を整えておき、「その時」を待つとする。

それまでは、いつもと違う夏のダラダラとした時を噛み締めておこう。


ホントに良いのか?


その答えは、秋が深まる頃には明確になるだろう。




良くも悪くも楽しみである。
  


Posted by blue_serow at 09:10Comments(0)Scouting

2023年08月05日

なんだか… ねえ…

8年前の写真である。

場所は山口県のきらら浜。
ビジターは入場制限のため、散策できたのはこの程度だった。

当時も確かに暑かった記憶がある。
会場は造成した埋立地で、強い陽射しを遮るモノはない。

実際、ISTの救護所は熱中症で運び込まれる参加者が多くいたと聞く。

そうは言っても8年前だ。
現在ほどの猛暑・酷暑よりは多少マシだったのかな。


後に参加された人に聞けば、日中はドーシヨーモ無く暑かったが、夕方からは風が吹き続け快適で、明け方は寒く感じるコトもあったらしい。


さて、25WSJが開催中である。

どういう流れからなのかはともかく、ネットのニュースの片隅で連日現地の状況が「記事」として取り上げられている。

これまで、スカウティングに関してこれほどの密度・頻度で「記事」を目にしたことは無かっただけに、誠に不思議な感じを覚える。


参加スカウトたちには少しでも多くの貴重な体験を得て欲しい一方、無事に帰ってきてくれよ、との願いが強くなっていく。


この先は台風の進路も気になるため、まだまだWSJの記事からは目が離せない。


アンナコンナのコトで取り上げられるというのも、なんだか…ねえ… ではあるが。



ハテサテどーなることやら。。
  


Posted by blue_serow at 10:59Comments(0)Scouting

2023年08月02日

ピックケース発見!

100均ネタである。

写真の右端は20年ほど愛用している楊枝入れ。
中仙道は木曽ルート、その北端にある奈良井宿で購入したモノ。

永らく使い続けたため蓋の軸が緩んできており、気づけば中身が放出されてしまうコトもしばしば。

予てより代わりになるモノを探していた。

そして今年の春、セリアで見つけたのが写真の真ん中にあるスパイスケース。

中が2気室構造で両端の蓋がそれぞれ粉用と顆粒用となっている。
コレを見つけた時、中を貫通させれば楊枝入れに良さそうだと直感。

早速購入したものの、その後加工するタイミングを見出だせないまま季節は夏へ。

団のキャンプも早々に済み、改めてセリアを巡回すると…。



あるジャン。


ベースは全く同じながら1気室で顆粒用の蓋のモノが。

コレなら加工せずとも期待した通りの楊枝入れとして使える。ソレが写真左のモノ。


で、さっそく購入&試行。

これまでの楊枝入れの倍は容量があり、サイズ感もバッチリ。

コンベックスポーチを転用している煙草入れのペン差しにピッタリと収められる。

唯一の難点は素材の特性上、スベリが良すぎることか。

不意にスルリと落ちそうな感触なので、何らかの工夫を施してスベリ止めをしたほうが良さげだ。

で、そうすると楊枝の取出しがスムーズではなくなりそうなので、従来のモノと併用するか? 或いは更に一工夫を愉しむか?


一先ず見通しがたっただけでもヨシとする。

歯並びが宜しくなく食後の手入れが欠かせない私にとって、爪楊枝は常に手元にあって欲しい。

これでフィールドでのストレスが減るなら安いもんだ。


気に入った使い心地を得られるまで、もうしばらくアレコレやってみて楽しもうではないか。


こんな出会いがあるから、100均パトロールはやめられないのである。



嬉しくも、困ったもんだ。

  


Posted by blue_serow at 09:11Comments(0)道具

2023年07月27日

良かったけど良くないコトも

夏季キャンプで行った登山での、頂上部からの眺めである。

連日の猛暑から、早くもココでの爽やかな風が懐かしい。


今回のプログラムを実施するにあたり、私なりに調べ考察した支援体制を実現でき、それによって無事にコトを完遂出来たことは誠に喜ばしく、またいただいた支援に感謝している。

団の中でもソレナリに良い評価をいただき、ヨカッタヨカッタな雰囲気で溢れた。


でも本当にコレで良いのかな?との思いが私には残っている。

我がボーイ隊にいただいた支援者の多く、特に登山プログラムの要となる同伴者は全て保護者の方々だった。

その中には元隊指導者、支援者が含まれるので純粋に「保護者だけ」とは言い切れない。が、隊長独りの隊において団(団委員)による支援は麓での後方支援に限られた。

もちろん当団の現状から登山プログラムに充てられる人材がいなかったのは重々理解しており、ソコを理由に突っ込んだりゴネたりするつもりは無い。
どーにも出来ないのが現実だったのである。

また団キャンプであることから他部門の指導者に支援を請うことも出来なかった。コレもイタシカタナイ。


翻って、一昨年頃だったか新城・吉川野営場で行った隊キャンプ(3泊4日)では、他部門の指導者や団委員による支援が日替りながら得られ、何とか実施できた。

この時は、団全体でバックアップできたことで良い活動が実現できたとの評価がなされた。


どんな形であれ、支援体制が組めれば良いプログラム(活動)をスカウトに提供出来ることが実証されたと言えるだろう。


もう一度。


でも本当にコレで良いのかな?


これらのプログラム実施に向けての準備や指導者としての工夫、クリアした課題などのノウハウは私の中にしか残っていない。

良くて事前の団内の会議や打合せでされた会話が、同席された方の記憶の中に残っているかどうか。


次年度以降、私としては再び(本当の)長期野営を行いたいと思っている。

その時、ナンダカンダで支援体制を組むことは出来るかも知れないが、その実績・ノウハウが団としてその先に残せるか否か。

私の次にボーイ隊を担ってくれる人材の確保が、何にも増して大きな課題だなぁ、と、改めて感じた次第。



ちなみに今から40年ほど前のコト。

当時のボーイ隊長から次への移り変わりが上手くできなかった時から、当団のボーイ隊が迷走を始めたと私は見ている。

同じ轍を踏まないためにも、コレはナントカしなければ、との思いなのである。



とても難しい問題なのは分かっているけどね…。



  


Posted by blue_serow at 09:28Comments(0)Scouting

2023年07月21日

夏季キャンプを振り返る


梅雨明けである。

スカウトたちは夏休みに突入しいよいよ夏本番な訳だが、当団の夏季キャンプは終了。

この夏は隊活動に勤しもう。


4年ぶり、我がボーイ隊初の団キャンプ参加はどうだったか。

私がボーイ隊長を拝命した時から「いつかはやりたい」とイメージし、昨年度末のスカウトたちのアンケートにもあった登山をメインプログラムとした。

2泊3日の中日をソレに充てるため、初日と最終日に出来ることはたかが知れている。

スケジューリングの制約もドンドン厳しくなり、ボーイ隊が行うべき固定キャンプのスタイルは成立させにくい。

なので今回は根本的に考えを変え、登山に向けたベースキャンプのスタイルで実施することとした。

とは言えあまりに簡略化するのも芳しくない。なので泊まりはジャンテンを使用。
冒頭の写真は朝の乾燥作業の様子である。

で、時間の都合もあるため朝の点検は班内の自己点検とし、私はさり気なく観察をするのみ。
それでも一先ずは出来ていたので良しとした。

※でも写真を見ると奥の扉を開けていなかったね

炊事もこれまで拘ってきた薪炊事ではなくガソリンツーバーナーを使用。
コレで炊事の効率は飛躍的に上がるハズ… だったが、どーしても遅れてくるんだよねぇ。

ココは班長への突っ込みどころかな。

立ちカマドなどの工作物も求めず、とにかく効率よく生活出来るようにしたつもり。
スカウトたち(特にGB)はソレナリに工夫しキャンプ生活を構築しているように見えた。


ビーバー隊長、カブ隊長の時は細かなプログラムをシッカリ用意し、スカウトたちの動きをコントロールすることで安全管理を行ってきた。

しかしボーイ隊の運営はそうではない。

ある程度の課題を渡したらあとは班の中でソレを実施し、指導者は離れて見守るのみ。

当然ソレを進めるのに必要な情報やスキルは前もって与えておかねばならない。

4月の新体制から3ヶ月でソレが整ったとは言えないものの、直近に行ったGB訓練でどうにか間に合ったかな、と感じた次第。

1班だけながら、班員は7名である。
全員参加で人数的にはほぼ理想的な状態だ。

設営・撤営もこれまでの少人数で無理矢理複数班にしていた時よりずっと順調に出来た。

班長・次長の役割を明確にし、伝えるべきを伝えることでこんなに違うんだな、と実感した。

今回のキャンプが集大成ではなく、我がボーイ隊を次のステージに上げるためのステップと捉えれば、とても重要であり良き機会となった。

8月は更に地道な活動で地固めし、11月の班キャンプで彼らが存分に弾けれるようにしたい。


班長・次長の成長と班の自立を目指すに、この3日間の経験は、スカウトにも私にも意義深いものであった。



ただ最後にヒトコト愚痴るならば、やっぱり2泊3日では慌ただしいんだよねぇ。



次年度以降の大きな課題だな。


  


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2023年07月18日

夏キャンプ報告

実に4年ぶりである。

制限が解除され、当団もようやく団行事として夏のキャンプが実施された。

今回、我がボーイ隊は昨年度計画しつつも感染拡大で実施できなかったメインのプログラムを再構築し、晴れて実施。

隊長独りでは到底展開できない内容ながら、保護者の皆さんから様々なご支援を頂けたおかげで無事に実施できた。コレはもう感謝しかない。

その内容は、しばし前に下見報告の記事であげた通りの山登りである。

ベースのキャンプ場がまあまあの標高にあり、ソコからまあまあの高さの山に登る。

ルートの総距離は6kmソコソコだが等高線が密に並んだ地形を一気に上がるため、ハシゴ状の木道や鎖場が設定(整備)されたナカナカ登りごたえのあるルートだ。


趣味の登山と異なりスカウティングの一環として行うためには、ソレナリに多くの対策が必要となる。

安全面、健康面、そして全体の情報共有ナドナド。

安全教育としては事前の集会から足慣らしを始め登山時のマナーや注意点を伝えてきたし、水分補給や小休止の取り方はGB訓練で教えた。

携帯電話がまともに使えないフィールドであることから、カブ隊と協同してデジ簡をレンタル。野営本部やビーバー隊も含めて全隊で会話を共聴することで、各隊の位置や状況が共有出来るようにした。

登山メンバーは掛け捨ての山岳保険に加入… と言ってもWEBで必要事項と参加者氏名を入力しコンビニでお金を払えば完了。

登山届もスマホのアプリで地図上のルートをなぞり、予定の時刻や登山メンバーの氏名を入力。出発時に提出(送信)して完了。

どちらも誠に手軽であり便利である。

入力の手間は僅かにあるものの、コレで必要最低限の手続きは出来るのだから、今やこれらは欠かせない。



プログラム実施の結果として、当初の予定より下山時刻が1時間以上遅れた。
理由はスカウトたちのペースが思った以上にゆっくりだったため。

体力的な問題ではなく、トリッキーな登山道に慣れておらずペース配分が上手く行かなかったのだ。

バテたり足を痛めたりしたためではないため私的にはソコまで心配はしなかったし、それこそ無線で状況が把握できていたからではある。

一方、予定より下山が遅れたことにより登山届を出したスマホアプリから「下山時刻を過ぎているが大丈夫か?」とか「あと◯時間で緊急連絡を出すが良いか?」とかのメッセージが入ってきたのには驚いた。

ある意味至れり尽くせりだな、なんて感心した次第である。

その他の諸々はまた機会を改めてお伝えできれば、と思う。

4年ぶりにしてボーイ隊長初の団キャンプ。

まずは我がボーイ隊全員が山のピークを踏み、無事に帰宅できたことを歓びたい。


スカウトたちに弥栄!である。
  


Posted by blue_serow at 09:30Comments(0)BS