2020年11月27日
工作の秋。メッシュホヤ

以前の記事で触れたように、我が家へ引き取ったキャプテンスタッグのガスランタン。ホヤが割れてはいたものの、内部機関が壊れた様子は無かった。
当初はパンチングメタルとかで簡単に済ませようと考えていたが、焚き火台の作成を実行するにあたり、コチラもステンレスメッシュにてホヤを作ることとした次第である。
先に焚き火台にて金属メッシュの加工を行ったため、小振りなホヤの作成に苦労はなかった。
モチロン、細かな工作での工夫は(妄想含め)予めイメトレ済み。
最大のポイントは、円柱に曲げた結果の接合部である。
先人たちの苦労を見ると、リベットやビスで止めていたり、針金で縫い合わせてあったりと、様々な工夫があった。
私も当初はリベットが最も簡単で信頼できるかな、と構想していた。
が、焚き火台用メッシュの穴あけでパンチをダメにしてしまったことから、(私としては)余りにも代償が大きいと判断。
とある職人さんのHPで見かけた「巻き込んで一緒に叩く」接合を試してみることに。
文章ではナカナカ表現し辛いのだが、端の折返しを外向きと内向きにし、ソレを相互に巻き込むようにして、一気に叩き合わせるというモノ。
長い期間でどうなるかは分からないが、ひとまずは良い具合にくっついた感アリ。
オマケ+念の為に3箇所を針金で止めてある。
マントルも新調し試運転したところ、ランタンは無事に復活。新たな仲間となったのであった。
購入した素材寸法の都合から、同じサイズでもう1個作成できたのも有難い。
元々所有している同モデルのランタンも、コレに仕様変更である。
キャプテンスタッグのコレ、ケースが有るにはアルが、緩衝材が無いためチョット強い衝撃を受けると簡単にホヤが割れてしまうのが難点だった。
しかしこれからは、そんな心配をせずに済む、誠に満足感の高い工作であった。
さっそく、明日からの隊キャンプで使うことにしたい。
昨日までの異様な温かさはひと区切り。今夜から冬の気温になるらしい。
スカウトたちの防寒対策や如何に!?
連休中に仕上げた3品の使用感を、次週お知らせできればと思う次第である。
ん?
3品??
ソレについても次週…。
Posted by blue_serow at 09:35│Comments(0)
│工作