2020年11月30日
工作の秋。ポール袋補修

何かと気忙しくなる頃の早々、通勤電車が遅延。
皆さん大変だ。
当団が保有している食堂フライ。
私がスカウトの頃から使っている年代物である。
ソレのポール袋が数年前破損。内容としては、底の部分が擦り切れて穴が開いた、というモノ。
誰ともなく「直さなきゃねぇ」と言葉は上がっていたものの、実際には誰も手が出せず放置状態。
ひとまずロープで括ってみたり絞ってみたりしてしのいでは来たが、いよいよどうにも出来なくなった。
ある時からポールのみロープで束ね、底の貫通した袋は棚の隅に押し込まれるように…。
こんな状態でスカウトたちに「装備品の管理や手入れが云々」と語れるはずがない。
そんな思いから一念発起するに至る。
手元にあった「使いみちの見いだせない革(ただとっても安かった)」が活躍。
ペーパーバッグの底の折り方を参考にし、分厚い帆布製のポール袋にフィットする形へ加工。ソイツを一気に縫い付けて一体化させた。
普通の縫針では歯が立たないのは分かっていたし、ソレが他の方々も手が出せなかった理由であろう。
そこでレザークラフト用に持っていたステッチャーの登場だ。
幸い革の厚みは大したことなかったため、帆布&革をザクザクと縫製。縫目は荒く、決して見栄えの良いものではないが、太い糸と合わせて強度は十分有ると期待。
革の折返し部分には、ゴム系ボンドとカシメで更に補強。
2時間弱の工作で、ひとまずポール袋は復活(したハズ)。
さっそく土日の隊キャンプで使用したが、やはりポールは専用の袋に入れてこそ収まりが良いし管理も良い。
独り悦に入る至福の瞬間だった。
と言うことで、この土日に行った我がボーイ隊の隊キャンプ。
その成果と振り返りは明日以降に記したい。
焚き火台(簡易火床)の実際もお伝えしたい所存である。
Posted by blue_serow at 09:37│Comments(0)
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