休日は別の顔

手入れをした鉈である。

鞘の止め帯が劣化していたため、ストックの革材でリニューアル。
年末の忙しい休日にチョチョイと作ったのだが、僅かに寸法が長く、シッカリ保持してくれない結果に…。
ただ、本来の寸法通りに作るとホックの厚みが悪さをし、コレまた止められなくなってしまう。
手元にあったからと使った「ジャンパーホック」自体がココへの使用に適していないんだな。

無いよりはマシ、と今回は開き直ることとした。

さて、今年もあと３日。私の平日は今日までである。

振り返れば、年始から冬の終わり頃まではまだ「普通」だったような気がする。

だが３月には状況が一転、自粛だなんだと身動きが取れなくなり、平日も休日も様相が一変した。

GW中の出勤時には、名古屋駅出ること自体が何だか悪いことをしているような気もしたなぁ。

スカウティングもさることながら、オシゴトでも新しいスタイルが次々と導入され、自宅待機とか在宅勤務とか、逆に刺激的だった。

それでも現在の様子から見れば当時はマダマダだったと気付く。

来年には少しでも好転してくれれば良いのだが、有効な手立てが普及するには年単位の時間が必要とも言われているし。

これまで好んで使うことがなかったマスク着用も今では当り前のコト。
日々マスクを手洗いするのがルーティンとなったし、状態を見て定期的に買い換えることも普段の行動ひとつである。

幸いにして身近な方が感染したとか陽性反応が云々と聞かないのは良いものの、いつそんなコトがあるのか、或いは自らがそんなコトになる可能性だって無い訳ではない。

一方、例年猛威を振るうインフルエンザが全くと言っていいほど話題に上がってこないコトを考えると、現状の生活様式はソレナリに感染予防の効果があるのだと感じている。

この年末年始は、過度な抑制はせずとも、着実な予防策を保持したい。


皆々様におかれましても、油断することなくオウチ時間を楽しまれることを願ってやみませぬ。

ネズミのごとくセカセカと心配した１年はこれにて終了。
来年はウシのようにドッシリと構え、ゆったりと進んでいきたいと思います。

来年が明るい話題で包まれることを願いつつ、本年の記事はコレにて締めとさせていただきます。


皆さま良いお年をお迎え下さい…



…である。