2021年04月26日
新年度の活動開始!

爽やかに晴れ渡った名古屋の空。鮮やかな新緑に包まれた地元の神社にて、我がボーイ隊は今年度の活動を始めた。
と言っても、特に目新しいコトはせず。
昨年度は新任隊長であり、コロナ禍でイロイロ制限があったため、少々時間をとってガイダンスから行ったが、今年度は班の体制もそのママ。新入スカウトへは班の中で伝えてもらう。
これまで便利に利用してきたデイキャンプ場は、昨今のアウトドアブームの影響なのか混雑が激しく、落ち着いて活動ができる状況ではなくなって来たため利用を断念。
訓練キャンプで場所をお借りしている神社に泣きついた格好となった。
今期の班内での諸々話し合うのが中心ながら、多少はスキルの確認もしたかったので、ロープワークを絡めたゲームも実施。
なんてコトない簡単なルールながら、私からのメッセージを込めつつ、である。
それは、広場の端にある杭から指定位置に打ったペグまで、指定した結び方で繋いだロープをしっかり張る。
ただし、所持品の訓練ロープ使用本数を制限し、それ以外に使えるのは各班が共通で装備しているモノに限る、と言うもの。
杭からペグまで、訓練ロープだけでは僅かに届かない距離で設定したため、どんなに結び方を工夫しても長さは足りないのだ。
そこでスカウトたちは考え、アレヤコレヤを試しだす…。
今回は制限時間をかなり緩くしたが、次に同じような機会があればもっと厳しくしても面白いかな。
また、距離を伸ばしたり結び方のバリエーションを増やしたりと自由度も高い。
そんなこんなでアッという間に午前の集会は終了。班内の役務分担など決まりきらなかった事項は若干あったが、ソレは次回に持ち越す。
午後からは2級ハイクに挑戦するスカウトがいた。
コチラはVSにも支援してもらい、完璧ではない結果となりながらも、無事に完了。
自らが地図を眺めて設定したルートを実際に歩くコトの、難しさと楽しさを経験できたのではなかろうか。
コレが出来るようになれば、今後の活動でもプログラムの幅が広がる。
飛び抜けたアクティビティに頼らず、地道に進級課題からプログラムを作り、実践する。昨年度は社会的状況からソレを十分には実施できなかった。
今期も現時点でイロイロと不自由ではあるが、引続き模索していく所存。
GWが明けたらこの場所で1泊キャンプだ。
進級だけが全てではないが、少しでもスカウトたちが高いモチベーションを持ってくれればと願う。
過去の「悪しき伝統」を打ち砕くべく、2年目隊長は策を練り続けるのである。
Posted by blue_serow at 09:14│Comments(0)
│BS