2022年11月07日
紅葉の1泊キャンプとデンコーチ派遣

やや手狭なエリアにタープを設営したため、サイドポールを内側にセットし縁は垂らす構成とした。ま、こんなもんだろうか。
不意に訪れた1泊キャンプのお誘い。
元々は名古屋まつりで小学生が奉仕参加出来なくなったことから、カブ隊長にデンコーチ(DC)の相談をしていた。
通常の集会日程だとなかなかスケジュールが合わず、そんな中で1泊舎営へのDC派遣要請をいただき、最終的には私にも支援参加の要請を頂いた次第。
場所は岐阜県恵那市にある隠れ家的なキャンプ施設。
舎営には十分なトコロなのだが、フリーのテントサイトは充実しておらず、ボーイ隊の野営には少々物足りないかな。
で、DCの件。
当団では以前からDC派遣の仕組みが上手く運用できておらず、私もドーシタモノカ考え続けてきた。
ソレはカブ隊長も同様で必要性は分かっていながらも、実際には何をどの程度、そして如何にしてDCに委ねるのが良いのか手探り状態。
などと隊長同士で迷っていても始まらないため、今年度から「とにかくやってみよう!」と強行した次第である。
夏前の集会で中学生スカウトを試行的に派遣してみて、微かな手応えはあった。しかしソレはボーイ隊でソコソコ経験してきたコトが活かせたからであり、上進から1年も経っていないスカウトにDCが務まるのか?と、私の中にも不安と疑問はあった。
とは言え、DCに関する項は2級章課目に含まれ、対象は自ずと小学生になる。そうであれば送り出す側の意識を変えて「課目のねらい」を自分(隊指導者)なりに落し込んで挑まねば、だった。
普段の組&隊集会ならまだしも、1泊プログラムとなるとDCの役どころを細かく設定し辛い。コチラも送り出す際に大雑把な話しか出来ず。スカウトには申し訳ないが、ディテールではなく意識の醸成をベースに役割を伝え、スカウトなりの考え・想いでDCの役目を担ってもらうことと相成った。
ココまで来たら後はカブ隊長&副長に全てを委ね、私は少し離れて様子をうかがうのみ。
細かな出来事やアレコレはここでは割愛するも、それなりに成果はあったと見ている。
本来の役割としてハントブックの類に書かれているコトはさておき、彼らの中に「自分はボーイ隊に上進した」という意識がハッキリした(或いは強く確認できた)のかな、と感じられたからである。
進級課目にあるように「DCとして3ヶ月以上の奉仕」を行うにはカブ隊と入念な調整が無ければ実現できない。
ソレはソレで重要なのだが、ようやく取り掛かり始めた当団におけるDC派遣。
今後も双方の様子を見つつ、定期的に実施できればイイナ…ではなく、実施していかねば、と心に決めたのであった。
で、現実的なトコロでもう少し記すと、中学生になると定期試験による影響(お休み)が顕著になることから、小学生の方がスケジュール的に融通が効くことも大きい。
上進直後ではさすがに難しいだろうが、夏を過ぎた頃からならチャンスなのかも知れない。
ボーイ隊長3年目にして、少し前に進めたかな、と感じた1泊2日であった。
そして、キャンプ中の私の細かなお話は、また別の機会に… である。
Posted by blue_serow at 09:34│Comments(0)
│BS