休日は別の顔

シェラカップである。

やや薄暗い写りで恐縮。

カッターマットの方眼が1cmであることから、コレが小さなモノであるとお分かりいただけるだろうか。

そう。コレは100均の計量カップなのだ。

昨年の秋頃だったかセリアでコレを見つけた折、何も考えずに「カワイイじゃん」で即購入するも、自宅で眺めつつ「さて、コレをどう活用するか」と考え倦ねるコトしばし。

造りは非常に良くできており目盛りもある。
だが我が家のキッチンには既に複数の計量カップがあり、しかもこのカタチだと収納の仕方にもひと工夫が必要そう。

カフェで付け合せを入れるならオシャレなのかも、とは思うが、ウチではそんなオシャレ感も似合わず。

スカウティングでの野営ならどうか。

小さいのは魅力ながら、独特の形状から緻密な収納には合わせられそうもないし、やはり何を入れるのかが思い浮かばない。

あぁ、また「余計なモノを衝動買い」してしまったのかな。

実は私はシェラカップ自体に魅力を感じておらず、実物も持っていない。
シェラクラブの歴史的背景や、その形状の理屈などひと通りは知っているつもり。
だが現在はソレよりもっと機能的で優れた素材・アイテムが多くあるためである。

ならばなぜコレを買ってしまったのだろう。

それはひとえに「カワイイじゃん」だけだった。

と言うわけで、今もパソコンデスク周辺の一角にぶら下がり、いつか来るであろう出番を待っている状態。

思い返せばこれまで100均アイテムを衝動買いする時は、店頭で見つけた瞬間に使い道・活用法がリアルに思い描かれたっけ。

だけどコレに関しては「カワイイじゃん」がキッカケ。


しばらくは自分を戒めつつ、コレの使い道を探ってみる。

今までも同様に寝かした品は数しれず。

決して無駄遣いでは無かったと自分に言い訳できるよう、様々に思いを巡らすのみ。


時は2月も下旬に近づき、そろそろ春アイテムが出始めるタイミングである。

次なる100均アウトドアシリーズに期待しつつ、また同じ轍を踏むことを微かに楽しみにする今日此の頃なのだ。


全く懲りていない、ダメな性分だな。


一応、反省しておこう。