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2021年09月14日

コースでの感染予防アレコレ

野営工作の例である。

作品としては大型の部類。シンプルな構造のため作る苦労は大したことない。
それよりも、材料の確保が大仕事となる。


コースの開設前には何度かの所員会議が行われる。


昨今はその最中に度々「感染予防策」がキーワードとして登場。その都度現行のままで行くか、変更するかを検討。

日本連盟からのガイドラインはもとより、各々の経験や各所からの知見を踏まえてコースごとの方針を明確にしていく。

写真にあるようなテーブル&ベンチも、平時であれば工作の課題として作成を促すところながら、今のご時世では使用時に個々の距離が保てないため「さて、とうするか」を考えることとなる。

これまで私が関わったコースでは、このような工作は欠かせない、との考えから、コレはコレとして作成してもらい、別途組立式のテーブルを提供。
使用の際には相互に距離を保ち使用人数を少なくすることにした。

同様に指導者用テント(ジャンテン)も設営と撤営の経験は必須と考え、倉庫用として1張り建ててもらっている。(宿泊は各自のソロテント)


調味料の提供も、一時はロスを減らすため一箇所から取分けて行く「ドリンクバー形式」があったが、最近は完全に班単位で渡すように戻った。

そもそもメニュー自体が調理を減らす方向となっており、レトルトやパック物が増えている。

味気ないし容器ゴミも増えるのだが、調理による感染リスクを考えるとコレも仕方ないか。


ちなみに那須の野営場では、入浴によるリスクを回避するため簡易のシャワーブースを導入したようだ。

確かに那須野営場の風呂場は決して広くない。
大人が5名も向かえば脱衣所からして密集してしまうから、コレマタ仕方ない。

そんなこんなの対策をすることで、今のところ研修所や実修所を発端とする発症例は無い(らしい)。



連泊で生活を共にし学習をする方式のため、様々な場面を想定しつつの対策である。

コースでの経験がその後隊活動の場面でも活用されることを願うのは毎度のことながら、このような予防策もヒントの一つとして持ち帰っていただければ、と思うのであった。






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