2024年01月10日
楽々煤落とし
年末の集会で使ったケトル(パーコレーター)である。
湯沸しのためコーティングもせず直火にかけたためすっかり『煤まるけ(名古屋弁)』となったモノを、年始の休日にお掃除。
写真はその途中の様子で、表面の煤を落としている最中。なんとなぁく擦った名残が見えるだろうか。
当初はクレンザーかメラミンスポンジでひたすら擦るつもりだったが、アレコレ調べていたらどうやら裏技があるらしいコトを知る。
①クエン酸液で煮て煤を浮かす
②アルコールを吹きかけて擦る
へぇ… 色々とあるもんだ。
スカウトだった頃はクレンザーか砂を軽く水で練ったモノを手で擦って磨いたもんだ。
そのため終わる頃には爪の隙間まで真っ黒になったにも関わらず、完璧に落とし切るには至らず薄っすらと煤が残っていたような気がする。
そのため炊具の鍋(アルミ製)はキレイに洗ってあるのに重厚な黒い被膜が形成され、年代物の渋さを醸している。
…などと思い出はさておき、ケトルの掃除だ。
クエン酸で煮るのを試そうにも、このサイズのモノをスッポリ入れ込む鍋が必要となるが、私が(こういった目的で)自由に使える鍋は無い。
と言う訳でアルコールを試す。
メタノールもエタノールもそれなりにストックはあるものの、スプレーしてジャカジャカ使うのは気が引ける。
一方で最近はとんと使わなくなった濃度75%の手指消毒用がソコソコの量で残っている。
諸々の添加物はあるが主成分はエタノールなので、コレでやってみるか、となった次第。
で、表面にスプレーしてウエスで拭き取ってみる…
おお!
ツルンと剥けるように煤が取れるではないかい!
コレはイイ!&面白い!
添加物のおかげか蒸発(揮発)の速度も早すぎず作業しやすい。
注ぎ口の継目など入組んだ箇所はメラミンスポンジで擦る。
この時もチカラは必要なく隙間にあてて拭き取る感じで十分だ。
当初は30分ほど格闘する覚悟でいたのだが、ひと通りの煤落としは10分もかからず完了。
後は表面に残った添加物(主にグリセリンらしい)を食器用洗剤で洗い流して終わり。
実に簡単でスマートである。
終わってみれば使用前より一皮剥けて一層美しくなったようにも見える。
スカウト時代にコレを知っていたら楽だったのになぁ などと感慨にふけるのであった。
いやコレ素晴らしいではないか。
コレならコーティングなどせずともガンガン焚き火にかけて、その後はササッと拭い取ることができそうだ。
勿論、可燃性の液体を大量に吹き付けるため周囲の状況に注意は必要。
純粋なアルコールだと揮発性も高いから使う量も増えるかも。
斯様な注意は多々あるが、クエン酸で煮るよりは短時間&手軽な方法だと実感したのであった。
ちなみにこの後、気を良くした私は同時に使った焚火グリルも同様にお掃除をした。
その効果は全く同じでアッという間にクリーンナップ完了。
使い切れずどうなることかと思っていた消毒液に使い道がひらけた感あり。
我がボーイ隊のスカウトたちに教えるか否か迷うところだが、本部作業の中では活用できそうだ。
ナニカと慌ただしく過ぎていった年末年始の中、自らの作業に没頭できたひと時(の1つ)であった。
他の作業についてはまた別の機会に…。
追記:使用時の様子はコチラ
湯沸しのためコーティングもせず直火にかけたためすっかり『煤まるけ(名古屋弁)』となったモノを、年始の休日にお掃除。
写真はその途中の様子で、表面の煤を落としている最中。なんとなぁく擦った名残が見えるだろうか。
当初はクレンザーかメラミンスポンジでひたすら擦るつもりだったが、アレコレ調べていたらどうやら裏技があるらしいコトを知る。
①クエン酸液で煮て煤を浮かす
②アルコールを吹きかけて擦る
へぇ… 色々とあるもんだ。
スカウトだった頃はクレンザーか砂を軽く水で練ったモノを手で擦って磨いたもんだ。
そのため終わる頃には爪の隙間まで真っ黒になったにも関わらず、完璧に落とし切るには至らず薄っすらと煤が残っていたような気がする。
そのため炊具の鍋(アルミ製)はキレイに洗ってあるのに重厚な黒い被膜が形成され、年代物の渋さを醸している。
…などと思い出はさておき、ケトルの掃除だ。
クエン酸で煮るのを試そうにも、このサイズのモノをスッポリ入れ込む鍋が必要となるが、私が(こういった目的で)自由に使える鍋は無い。
と言う訳でアルコールを試す。
メタノールもエタノールもそれなりにストックはあるものの、スプレーしてジャカジャカ使うのは気が引ける。
一方で最近はとんと使わなくなった濃度75%の手指消毒用がソコソコの量で残っている。
諸々の添加物はあるが主成分はエタノールなので、コレでやってみるか、となった次第。
で、表面にスプレーしてウエスで拭き取ってみる…
おお!
ツルンと剥けるように煤が取れるではないかい!
コレはイイ!&面白い!
添加物のおかげか蒸発(揮発)の速度も早すぎず作業しやすい。
注ぎ口の継目など入組んだ箇所はメラミンスポンジで擦る。
この時もチカラは必要なく隙間にあてて拭き取る感じで十分だ。
当初は30分ほど格闘する覚悟でいたのだが、ひと通りの煤落としは10分もかからず完了。
後は表面に残った添加物(主にグリセリンらしい)を食器用洗剤で洗い流して終わり。
実に簡単でスマートである。
終わってみれば使用前より一皮剥けて一層美しくなったようにも見える。
スカウト時代にコレを知っていたら楽だったのになぁ などと感慨にふけるのであった。
いやコレ素晴らしいではないか。
コレならコーティングなどせずともガンガン焚き火にかけて、その後はササッと拭い取ることができそうだ。
勿論、可燃性の液体を大量に吹き付けるため周囲の状況に注意は必要。
純粋なアルコールだと揮発性も高いから使う量も増えるかも。
斯様な注意は多々あるが、クエン酸で煮るよりは短時間&手軽な方法だと実感したのであった。
ちなみにこの後、気を良くした私は同時に使った焚火グリルも同様にお掃除をした。
その効果は全く同じでアッという間にクリーンナップ完了。
使い切れずどうなることかと思っていた消毒液に使い道がひらけた感あり。
我がボーイ隊のスカウトたちに教えるか否か迷うところだが、本部作業の中では活用できそうだ。
ナニカと慌ただしく過ぎていった年末年始の中、自らの作業に没頭できたひと時(の1つ)であった。
他の作業についてはまた別の機会に…。
追記:使用時の様子はコチラ
Posted by blue_serow at 09:29│Comments(0)
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