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2012年06月14日

夜の隊活動

今朝の緑地公園である。

オオバコがびっしりと実をつけ、今にもこぼれそうになっている。ムクドリの軍団がコレを啄み来ており、やたら賑やかしい。
頭上で奴らのシャウトが響く。


昨夜、何とか定時に仕事を切り上げてそそくさとバイクで出発。週末に行う隊活動の下見である。

目論見どおり当日の集合時刻に現地着。日没直前でまだしっかりと明るい。
周囲の状況やトイレを確認し、集まる場所の見当もついた。それでもまだまだ闇にはならない。

観察会の開始は19:30。
することもなくゲートが開くまでしばし待つ。

ビーバーの隊活動を夜に行う機会はそうそうない。我が隊の実績としては宿泊行事である団キャンプの時だけ。

私の拠り所である隊長ハンドブックには記されていないところから考えると、恐らく想定外のことなのだろう。

ここで大切なのは「何故その活動を行うのか」である。ビーバーの活動目標に合致しているか、訓育活動に必要か、ただそれだけ。

その意図とねらいは立案者である副長から聞いており、私も納得した上でのこと。当然、団へも伝えてある。

それでもやはり何か引っかかるものがあると同時に、隊員の参加率がどうなるかという不安もある。
なので今回は正規の隊集会とは別の扱いとし、試験的な要素を盛り込んでみるつもりだ。


そんなこんなを考えていると、ようやく開始の時間。
照明設備はないがボランティアの人たちが大勢おられ、案内や説明をしてくれる。足元にはロウソクによるファイアーロードが敷かれて雰囲気はとても良い。
保存区として管理・保護されている場所なので通路の整備もしっかりされており、安全面には問題なさそうだ。

コチラが油断さえしなければではあるが。

ただ、本格的に楽しめるのはかなり遅い時間帯だとのこと。とっくに解散している頃である。

指導者仲間のブログで記されていたが、ビーバーの活動として行うならばココでは導入部分、いわゆる「さわり」だけで終えても十分なのかも知れない。


雨が降れば観察の会は開かれない。その確認の連絡先を聞いたりしていると、先週末にもボーイスカウトがマイクロバスをしたてて大勢来たらしい。しかも終了ギリギリまで見ていたとのこと。
どの部門かまでは聞かなかったが、そこまで行っている団があることは私にとって少なからず衝撃的であった。

私の持っている迷いはいったい何なのか。その団はどういった意向を持ってされているのか。
コトの善し悪しではなく、その思いが知りたくなった次第である。


下見を終えての帰路も、ずーっとその団のことが頭の中に残る。


我が隊としては初めてのプログラムなのだから、まずは安全無事に実施し、検証して我が隊なりの答えを導き出していきたい。


などと意気込んでいると、天気予報ではよからぬマークが出ているではないか。


相変わらず天気との相性は良くないようだ。





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Posted by blue_serow at 09:34│Comments(2)BVS
この記事へのコメント
こんにちは。
悩みますよね。
綿密に想像を働かせて対策を考えても予想外の行動に出る可能性はある。
また、そのつもりは無いのですが、
スカウトを実験に使うような感覚になる所もスッキリしない所です。

我が隊も来年度、実施するかもしれませんが、
その時は「見える化」として「ポキっと折ってボンヤリ光る100均のアレ」
を手首に巻いてもらう予定です。グループ別に色分けして。

>その団
土曜夜なら舎営でのカブの一泊キャンプで夜の活動と想像します。
ビーバーとすると夜遅すぎですし、
ボーイ・・ではないでしょうし。
この季節は施設が空いていますし。
コレの為にわざわざマイクロバス仕立てるとは考えづらいです。
それにしてもそれからキャンプ場に戻ってアレコレ・・
と考えると夜更かししすぎですね。
Posted by リュウT at 2012年06月14日 12:46
>リュウTさん
団内での前例がない活動は本当に悩みます。
他の団で実績があったとしても、アチラはアチラ、コチラはコチラですので。
リーダーとしてやってみたい活動であれば、やはり一度はチャレンジしておきたいと思ってます。そのためにはテストケースであっても訓育活動として成立させることが大前提ですよね。そこが指導者の腕の見せ所なのかもしれません。

ケミカルライトのマーカーは私も考えていましたが、下見の結果により却下しました。理由は敢えて差し控えます。ご了承ください。

>その団
訓練キャンプがアチコチで行われる時期ですので、その可能性も十分にあると思ってます。何といっても「マイクロバス」ってのがインパクト大でした。
Posted by blue_serowblue_serow at 2012年06月14日 17:52
 
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    コメント(2)